12月19日の「した」で、新(?)企画「通好み80年代ソコキタ紅白歌合戦」が放送されました。
わたしは非常に心配性な人間でして、前週の予告で紅白の学ランを着たとんねるずの映像がちらりと映ったとき「えっだいじょうぶかな」の危惧の念がまず頭をよぎりました。よくある「なつかし伝説再現」的なことを、ついにとんねるずもやってしまうの?と・・・
でも、いつものとおりその心配は杞憂に終わり、番組は、も . . . 本文を読む
偶然なんですけど、「夢にとんねるずが出て来る話」を書こうとしたら、「萌えろ!とんねるず」さんの最新エントリーにも同じ話題が。これぞまさしくユング言うところの共時性(シンクロニシティ)ってやつですか!?
そこで、とりあえずこのアングルは、もうすこし後にとっておくとして・・・
今日は「とんねるずと熱湯風呂」について考えてみたいと思います。
「夢」の話題からえらい飛躍ですけど(笑)
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たったいま放映されていた「クローズアップ現代」での、「パロディ」の語の用法にはなはだしく違和感をかんじたので、とりあえずの感想を書いておくことにします。
番組は、吉本興業が発売している“パロディ商品”「面白い恋人」が、“オリジナル商品”「白い恋人」の発売元から訴えられた裁判をとりあげ、「パロディとは何か」というテーマを追うかたちで構成されていました。
番組全体を通して、「パロディ」と . . . 本文を読む
「いいをさん、“シュール”ってどういう意味だと思う?」
大阪なんばのお好み焼き屋の2階で、ある知り合いの版画家の女性にこう聞かれたことがあります。
わたしはぐっとことばにつまって答えられず、黙って豚玉の欠片を口におしこみ、生ビールを飲むしかなかった。
「シュール」ということばを日頃なんとなく使っていても、いざその意味はと聞かれると答えられない。そういう人はけっこう多いかもしれない。
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「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」の初回放送、みなさんごらんになったでしょうか(28日夕方に一部地域で再放送があるようです。お住まいの地域の放送予定をご確認ください)。
思うところはいっっっっっっっっっっぱいありますが、どうもこの番組は初回のみでは判断しきれない、判断しちゃいけない番組のような気がするので、感想を述べるのはとりあえず保留させていただきます。
タカさんとたけしさんの . . . 本文を読む
昨日(5月24日)の「おかげでした」は、きたなトランと食わず嫌いの2コーナー構成でした。どちらも安定感のある企画で、正直言って見る前は、普段通りのおもしろさだろう、サプライズな笑いも特にないだろう、と思っていた。
ところが---いつにもまして大笑いしてしまった。
特にきたなトランがすごくおもしろかった。ゲストの水川あさみちゃんと相性が良い、というのも大きかったけれど、個人的に非常に好きな . . . 本文を読む
数年ごとに発作的にくる「シャーロック・ホームズ熱」に、ひさしぶりにうかされて困っています。
きっかけは、いま劇場公開中の『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』ですが、それに輪をかけて心わしづかみにされちまったのが、これ!
2010年から英国BBCのスペシャルドラマ枠で放送されている『シャーロック』(第1シリーズのみ鑑賞)。「ホームズが21世紀のロンドンに生きていたら」という . . . 本文を読む
「クルーナー」という言葉は、最近音楽用語として使われることはあるんでしょうか。
言葉だけは知っていても、意味はよくわからない、という人が多いかもしれません。
わたしもずっとそうでした。ディーン・マーティンの歌を聴くようになって、なんとなく「こういう歌手のことかな」と、ちょっとだけつかめるようになってきた。
一般的には、「クルーニング唱法」とか「クルーナー唱法」とよばれる歌い方があって、そ . . . 本文を読む
5年ぶりとなるライブ「NORITAKE GUIDE 5.0 ザ・木梨憲武ショー」、初日がいよいよあさってにせまってまいりました。
いま、チケットを手にワクワクしている方が、全国に何人くらいいらっしゃるんでしょうか。どうぞ存分に楽しんできてください。諸事情あって、わたしは結局今回は参戦できませんが・・・(涙涙)
昨年のノリさん誕生会でのサプライズを思い起こすと、どうしても、今年も何かすんご . . . 本文を読む
連載記事「とんねるずイズム」のシリーズ内シリーズ「男男」も、今回で4本め。
ずいぶん長々とひっぱってきました。
最初の記事で「今回のテーマは手強い!」と書きました。男同士のコンビというものの存在論的な意味についてかんがえてみたい、というのがこのシリーズのもくろみであったわけですが、確かに、テーマとして手強い。「バディもの」を視座にした今回のアプローチはあくまでひとつのアプローチにすぎず、これ . . . 本文を読む
TBSラジオJUNK「バナナマンのバナナムーンGOLD」ポッドキャスト、みなさんもうお聴きになったでしょうか? 昨年12月23日放送分にタカさんがサプライズゲストとして登場しました。
参照記事→時代を先取るニューパワー
前も書いた通り、タカさんの話の中に、とりあげたいぞポイントがあまりに多過ぎるため、いっこいっこコツコツと拾っていく他ない状態であります。
今回、タカさんが後輩芸人にむけて . . . 本文を読む
前回記事では、 “互いなしでは存在しえないほどの「アツアツぶり」、コンビとしての一心同体ぶり、といったバディ的なありようこそ、日本のエンタテイメントにおいてとんねるずを特異な存在にした最大の要因だった” と書きました。
今回は、この「バディ的なありよう」ってなんじゃい、という問題について、もうちょい掘り下げてみたいと思います。
(ちなみにとんねるずへの言及は今回非常に少ないです。あしからず . . . 本文を読む
ブロマンス(Bromance)という言葉をごぞんじでしょうか?
今年に入ってちらほら日本のメディアでも見かけるようになりました。米語辞書にこのbromanceが新語として追加されたニュースが8月に報じられて、ネット上でも話題になっていましたよね。
ロイターの記事:米辞書に150語が新たに追加、「ツイート」や「ブロマンス」
この記事では「ブロマンス」の定義を「男性同士の性的ではない親密な関係 . . . 本文を読む
『新少林寺』を観てからこのかた、すっかりアンディ・ラウにハマっています。
20年くらい前から知ってるスターなのに、いまさら目覚めるなんてことあるんですね。わからんもんです。まるで、ただの幼なじみだと思ってたアイツが急にかっこよく見える、みたいな。古い少女漫画のストーリーみたいで、アンディ・ラウが正統派の二枚目だからますます笑えてしまう。
アンディが役者だけでなくポップシンガーとしても超人気者 . . . 本文を読む
「暗いやつらだったから」---コンビ名<とんねるず>のこの由来、ファンの皆さんにはおなじみでしょう。
このブログを始めてすぐのころ、「命名・とんねるず」という記事で簡単に由来をまとめたことがあります。ひさしぶりに読み返すと、グループ名の考察をすこしずつしていきますなんて書いてたんですね。結局その機会がないまま現在に至っております。そして、今回の記事もまた、コンビ名の話じゃないんだなこれが(笑) . . . 本文を読む