とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

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バスター・キートン インタビュー(プラット4)

2012年03月23日 20時28分18秒 | キートンインタビュー翻訳
『ゴーウエスト』(1925)のロケ地は、アリゾナ州キングマンの郊外だ。だだっぴろい荒れ地だよ・・・4人のキャメラマン(助手も含めて)に電気技師---だいたい助手が3人くらいつく(我々の撮影には必ずジェネレーターが必要で、その操作に2人は必要だった)。美術監督は20人ほどの大工と小道具係を連れていて、小道具係はさらに4人ほどの助手をつれていく・・・その全員が同じ場所で寝起きするんだ---だから . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(プラット3)

2012年03月18日 22時32分50秒 | キートンインタビュー翻訳
プラット:さて、『海底王キートン』(1924)のお話を聞かせて下さい。この作品は特に気に入られているそうですね? キートン:そうなんだ。みんなでストーリーを練っていた時のことだ。脚本部のスタッフといっしょにね。なかなかいいアイディアが出なかった---どうにもまとまらないんだ。ちょうどその頃、うちの美術スタッフをメトロのフランク・ロイド(註:『戦艦バウンティ号の叛乱』(1935)などで知られ . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(プラット2)

2012年03月16日 23時29分27秒 | キートンインタビュー翻訳
『文化生活一週間』(1920)は、私が監督した最初の二巻もの短編で、大爆笑をとった映画だった。しかしもっとも大きな笑いをとったのは『ハードラック』(1921)だ・・・エディ・クラインはほとんどの短編で共同監督をした・・・キャメラマンはエルジン・レスリーといった。実際のところ、私のチームではスタッフ全員が---つまり、美術スタッフの助手にはじまり、助監督からキャメラマンにいたるまで、全員がギ . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(プラット1)

2012年03月11日 02時11分56秒 | キートンインタビュー翻訳
ひきつづき『BUSTER KEATON INTERVIEWS』より。 今回は、インタビューというより、ほとんどキートンのひとり語りという感じです。 以前のインタビューと内容がかさなる部分も多いのですが、ちがった角度から語られていたりして、それはそれで興味深いので、そのまま訳してみました。ご指摘などありましたら、よろしくおねがいします。 結構長いので、気長におつきあいねがいます。 *** . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(ワーナー)

2012年02月21日 21時39分12秒 | キートンインタビュー翻訳
ひきつづき『Buster Keaton Interviews』より、キートンの「声」をお届けします。 今回は、すこし軽めのものを一本。軽めとはいっても、内容はレア! 1923年(大正12年)に映画専門週刊誌「ムービー・ウイークリー」に掲載されたインタビュー記事です。おそらく日本の「スクリーン」的なアイドル系雑誌だと思われる。 最後の方にも出てきますが、1923年といえば、キートンが長編 . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(ビショップ3)

2012年02月08日 02時30分27秒 | キートンインタビュー翻訳
ビショップ:1920年代に批評家の意見を読んだりしていましたか? 批評家の声は気になりました? キートン:いいや。生まれた時からそういうものを読んでたからもう慣れてるんだ。ホメる批評家もいればケナす批評家もいる。それだけのことさ。いい友だちも何人かいたよ。ライフのエディターをしていたボブ・シャーウッドは良い批評家だったと思う。いつも私の味方をしてくれて、ホメてくれたよ。ほとんどの人は私の未 . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(ビショップ2)

2012年02月06日 02時09分30秒 | キートンインタビュー翻訳
ビショップ:チャップリンとロイド、そして同時代のコメディアンについて、あなたがどう見られているのか聞かせていただけますか。好きなコメディアンはいましたか? キートン:そうだねえ、好きなコメディアンか---チャップリンはもちろん一番だね。ハリー・ラングドンもとても好きだった。あとはロイド・ハミルトン。W.C.フィールズ。このふたりもお気に入りだ。それからロイドかな。 ビショップ:一番多くの . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(ビショップ1)

2012年02月05日 03時20分34秒 | キートンインタビュー翻訳
前回ご好評をいただきましたので、ふたたびバスター・キートンのインタビュー翻訳を数回にわけてアップしていきます。前回同様、かなりざっくりした訳です。事実関係の誤りなどもしあれば、ご指摘よろしくおねがいします。 底本はひきつづき『Buster Keaton Interviews』(University Press of Mississippi 2007)。今回は、1958年に「フィルム・クオータ . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(ターケル4)

2012年01月23日 00時11分12秒 | キートンインタビュー翻訳
ターケル:キートンさん、さきほどあなたは、40年前にやっていたようなアクションはもうできないとおっしゃいました。ところが、おもしろいことが起きましたね。『ライムライト』は最近の作品です。あなたと、確かチェスター・コンクリンが、チャーリー・チャップリンの『ライムライト』にご出演されましたよね。 キートン:そうです。 ターケル:あのすばらしいヴォードヴィルのアクロバティックなネタ・・・あなた . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(ターケル3)

2012年01月21日 22時24分53秒 | キートンインタビュー翻訳
ターケル:マック・セネットの話が出たので、キーストン・コップについてうかがいます。初期のサイレント喜劇が大ウケしていた理由には、尊大な権威的な人物、たとえば警官が、茶化されたところにも理由があったんじゃないでしょうか? キートン:うーん・・・ ターケル:その、シルクハットに雪玉をぶつける的な。 キートン:むろんそうだ。パイをぶつけるのでもいいね。ただし、パイをぶつける相手を間違えると、 . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(ターケル2)

2012年01月21日 19時03分19秒 | キートンインタビュー翻訳
インタビュー(1) ターケル:いま「メカニカル」という言葉を使われましたが、これが次の話題につながるんです。ジェームズ・エイジーとアイリス・バリーは、あなたのことを「メカニカル・ギャグ」の達人と呼んでいます。チャップリンは『モダン・タイムス』で機械(マシーン)を皮肉りましたが、アイリス・バリーはチャップリンとあなたの間には違いがあると指摘している。この点についてあなたのご意見をうかがえると . . . 本文を読む
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バスター・キートン インタビュー(ターケル1)

2012年01月21日 04時03分54秒 | キートンインタビュー翻訳
来る2月1日は、バスター・キートンの命日です。 いま "Buster Keaton Interviews" という本を読んでいます。1920年代から60年代までのキートンのインタビューを集めた本で、とってもおもしろい。 キートンの映画作法やコメディ論をとくによく伝えてくれるインタビューをひとつ選んで、数回に分けて訳してみます。かなーりおおざっぱな翻訳になってはおりますが、だいたいの内容はつ . . . 本文を読む
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