もともと本を読むのがあまり得意じゃないので、著名な映画批評家や文芸評論家とよばれるひとびとの本も、読んでないものがいっぱいあります。
本を体系的に読めないのが、小学生のころからのわたしの大きな悩みでした。ひとりの作家を読破する、とか、ある国、ある年代の小説をまとめて読むとかいうことが、どーしてもできないんです。最近はもうあきらめて、乱読(濫読にあらず)上等!と開き直ってますが。
そん . . . 本文を読む
2013年は、日本のシャーロックファンダムがネット上で本格的に拡大しはじめた、記念すべき年になりそうです。一方で、欧米では、今年にはいって、ファンダムをめぐってちょっとした騒動が起きているらしい。
「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」をごぞんじでしょうか。
シャーロック・ホームズを熱烈に支持するインテリ=シャーロキアンによって、1934年にニューヨークで創設された団体です。ルーズベ . . . 本文を読む
たったいま放映されていた「クローズアップ現代」での、「パロディ」の語の用法にはなはだしく違和感をかんじたので、とりあえずの感想を書いておくことにします。
番組は、吉本興業が発売している“パロディ商品”「面白い恋人」が、“オリジナル商品”「白い恋人」の発売元から訴えられた裁判をとりあげ、「パロディとは何か」というテーマを追うかたちで構成されていました。
番組全体を通して、「パロディ」と . . . 本文を読む
(*タイトルを「シーズン3にむけて」としていましたが「シリーズ3」の誤りでした。訂正いたします。3/18)
ここのところ、「シャーロック」関連の記事をフィーチャーした雑誌が、文字通り怒濤の発行ラッシュです。
視界に入って来ただけでも、ELLE、ムービースター、スクリーン、TVブロス、クイックジャパン、FLIX、そしてふたたびスクリーン最新号とミステリマガジン4月号。もし見逃してるのが . . . 本文を読む
(「SHERLOCK/シャーロック」のカテゴリーに入れましたが、「ワンフー日記」でもイケる内容だと思うので、とんねるずファンの皆さんもぜひお読みください。)
当ブログの「シャーロック」関連記事をご愛読くださっているみなさんは、すでにお気づきでしょう。
わたしが「シャーロック」ファンダムに強い敬愛の念をいだいていることを。
とりわけファンビデオ(fanvids)とよばれるものに興味が . . . 本文を読む
とんねるずイズム「男男-2」というタイトルで以前アップした記事を、改題・加筆修正して再掲します。
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最近、バディもの、あるいはあたらしい用語である「ブロマンス」ものへの関心が高まっています。日本でも、男性ふたりのコンビを主人公にした映画やドラマが、ここ2、3年たてつづけにつくられています。
歴史的に見て日本では、映画よりドラマのバディものの . . . 本文を読む
第2講コメディ学入門、無事終了しましたのでご報告します!
今回、サイレント期のコメディプロデューサーをとりあげるという、ややコアなテーマをえらんでしまったにもかかわらず、予想以上の方に来ていただけて本当に感激でした。前回からのリピーターがいらしてくれたのも、もちろんお初の方も、うれしかったです!
何よりお客様の笑い声に助けられました!みなさま本当にありがとうございました。
ハル・ . . . 本文を読む