とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

アンチノスタルジア

2013年02月28日 19時25分50秒 | バスター・キートンと仲間
もともと本を読むのがあまり得意じゃないので、著名な映画批評家や文芸評論家とよばれるひとびとの本も、読んでないものがいっぱいあります。 本を体系的に読めないのが、小学生のころからのわたしの大きな悩みでした。ひとりの作家を読破する、とか、ある国、ある年代の小説をまとめて読むとかいうことが、どーしてもできないんです。最近はもうあきらめて、乱読(濫読にあらず)上等!と開き直ってますが。 そん . . . 本文を読む

“アカ=ファン”の正常な愛情(2)(ファンとはなにか)

2013年02月23日 01時26分46秒 | Aca=fan シリーズ
2013年は、日本のシャーロックファンダムがネット上で本格的に拡大しはじめた、記念すべき年になりそうです。一方で、欧米では、今年にはいって、ファンダムをめぐってちょっとした騒動が起きているらしい。 「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」をごぞんじでしょうか。 シャーロック・ホームズを熱烈に支持するインテリ=シャーロキアンによって、1934年にニューヨークで創設された団体です。ルーズベ . . . 本文を読む

クローズアップ現代「パロディ裁判」を見て

2013年02月19日 21時14分51秒 | とんねるずコント研究
たったいま放映されていた「クローズアップ現代」での、「パロディ」の語の用法にはなはだしく違和感をかんじたので、とりあえずの感想を書いておくことにします。 番組は、吉本興業が発売している“パロディ商品”「面白い恋人」が、“オリジナル商品”「白い恋人」の発売元から訴えられた裁判をとりあげ、「パロディとは何か」というテーマを追うかたちで構成されていました。 番組全体を通して、「パロディ」と . . . 本文を読む

シリーズ3にむけて・・・

2013年02月17日 19時02分30秒 | SHERLOCK/シャーロック
(*タイトルを「シーズン3にむけて」としていましたが「シリーズ3」の誤りでした。訂正いたします。3/18) ここのところ、「シャーロック」関連の記事をフィーチャーした雑誌が、文字通り怒濤の発行ラッシュです。 視界に入って来ただけでも、ELLE、ムービースター、スクリーン、TVブロス、クイックジャパン、FLIX、そしてふたたびスクリーン最新号とミステリマガジン4月号。もし見逃してるのが . . . 本文を読む

“アカ=ファン”の正常な愛情(スラッシュについて)

2013年02月16日 22時35分44秒 | Aca=fan シリーズ
(「SHERLOCK/シャーロック」のカテゴリーに入れましたが、「ワンフー日記」でもイケる内容だと思うので、とんねるずファンの皆さんもぜひお読みください。) 当ブログの「シャーロック」関連記事をご愛読くださっているみなさんは、すでにお気づきでしょう。 わたしが「シャーロック」ファンダムに強い敬愛の念をいだいていることを。 とりわけファンビデオ(fanvids)とよばれるものに興味が . . . 本文を読む

バディ映画の歴史

2013年02月05日 21時01分44秒 | 世界的電影
とんねるずイズム「男男-2」というタイトルで以前アップした記事を、改題・加筆修正して再掲します。 ****************** 最近、バディもの、あるいはあたらしい用語である「ブロマンス」ものへの関心が高まっています。日本でも、男性ふたりのコンビを主人公にした映画やドラマが、ここ2、3年たてつづけにつくられています。 歴史的に見て日本では、映画よりドラマのバディものの . . . 本文を読む

第2講コメディ学入門 終了

2013年02月04日 01時29分24秒 | 執筆・イベント
第2講コメディ学入門、無事終了しましたのでご報告します! 今回、サイレント期のコメディプロデューサーをとりあげるという、ややコアなテーマをえらんでしまったにもかかわらず、予想以上の方に来ていただけて本当に感激でした。前回からのリピーターがいらしてくれたのも、もちろんお初の方も、うれしかったです! 何よりお客様の笑い声に助けられました!みなさま本当にありがとうございました。 ハル・ . . . 本文を読む