とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

秋のスペシャル とんねるずを泊めよう1&2

2009年10月03日 20時10分49秒 | とんねるずのテレビ
10月1日に放送された、

とんねるずのみなさんのおかげでした
とんねるずを泊めよう豪華芸能人嵐の三連泊
聖子VSヒロ最強食わず
モノマネまさかの最終章
4時間半で大放出SP

時間も長いがタイトルも長い!
長い特番なのに、「とんねるずを泊めよう」のロケから普通に始まったのが、かっこよかったです。

ところで、本家「田舎に泊まろう!」でもナレーションをつとめるバカボン鬼塚さんが最近はノリノリで、あのホンワカしたトーンで妙ちきりんな台本を読んでくれてるのがとても愉快。

スペシャルの一泊目は、やっぱりスペシャルな人んちに行こうってことで。
真麻経由で、高橋英樹ことバシヒデの蓼科の別荘へ押しかけることになりました。
ナビゲーターのバナナマン日村さんと、なぜか伊藤アナも連れていざ長野県蓼科へ。

ところでいつも思うが、この企画のナビゲーターってほとんど何もしないよな。
今回も英樹さんに「君は何しに来たんだ?」って言われてたし(笑)

蓼科の別荘群を見て「かっけえ~かっけえ~さすがスター」連発のとんねるず、だけどあなたがたも十分スターでしょ??

それにしても素敵なバシヒデの別荘。
テラスでドンペリを飲みながらテーブルを囲んでのおしゃべりが楽しそう。
真麻の好きなタイプは要潤だという話の最中、まさかのご本人登場です。なんじゃこりゃ!

収録中ずっと「どうすりゃいいんだオレは」って感じのカナメール王子でしたが(笑)
こういう不思議なキャスティングも、とんねるずならでは、です。
ていうか、周りが勝手にお見合いさせて超もりあがってるのが、おかしかったわ・・・

室内に場所をうつして豚しゃぶパ-ティがはじまると、あまりの楽しさに思わずがっつく真麻パパ&ママ。いいなあ~こんなパ-ティのすみっこでいいから参加してみたいよ。

英樹さんが大事にしている真麻の誕生記念ワインを勝手にあけちゃう、という展開はまあお約束ともいえますが、英樹さんの「イェ~イ♪・・えっ??」ってリアクションが可愛かったです。

パパの驚きにちょっと澱む空気のなか、ノリさんは必死にしゃぶしゃぶへ帰っていこうとするが、思わずタカさんのお箸をまちがって使ってしまう。
「木梨くん、僕の箸もってかないで!」とタカさん(笑)

さらには殺陣の小道具や鼓の人まで仕込んできたノリさん、本家桃太郎侍をまきこんだ寸劇を披露してくれました。エンディングの馬の画のために、と白いポニーまで。

白馬に乗って去ってくのは暴れん坊将軍じゃなかったっけ?(笑)

そのあとは、真麻から王子へのアピールタイム、フリータイム、告白タイムと、完全に真麻ねるとん状態へ。

お箸をマイクに見立てて、タカさんが告白タイムを仕切る!!
「まさに、逆ドンデン返し!」「今日のタカさんチームは、ひと組!」
きゃあ~そこまでやってくれちゃうのねタカさん♪
ねるとん紅鯨団復活大希望!!

しまいにゃ真麻と王子の模擬結婚式に弦楽奏団まで連れてきて、バシヒデの目に涙。

かなり作りこまれた一泊目ではありましたが、ビッグスターをここまで楽しませ、素顔をさらけださせるのも、まさにとんねるずの面目躍如。とても素敵なロケでした。


さあ、問題は2泊目ですよ。

こりゃすばらしいロケでございました!

ナビゲーターはさまぁ~ず三村さん。相方の大竹さんの家に突撃しようという出だしだったのに、あーだこーだやってるうちに、三村さんの実家へ行くことになってしまった。

混乱する三村さんのモミアゲを、タカさんがバリカンでジョリっとやっちゃう!
三村「オレ、もみあげ伸びにくいタチなんですよ~(涙)」
だいじょうぶかっ!?ホリプロともめないかタカさん??(笑)

尾崎紀世彦みたいな可愛いもみあげをノリさんにペンで描いてもらって、三村さんも気を取り直し、一同はいざ墨田区へ。

この墨田区の商店街が、なかなか最強でしたね!
まさか東京に、大阪の新世界みたいな街があるとは知らなかった!

まっったく面識のないオジサン、オバサンが、酒臭い息をさせながら「お~憲武ひさしぶりい」って声かけてくる(笑)とんねるずの顔をひきつらせる強烈なシロートたち(笑)

こういうシーンを切らずに見せてくれるのは、とんねるずだね、やっぱ。
異次元に迷いこんで、とんねるずのテンションもあがります。

商店街を4人並んで歩いてる姿は、モヤモヤさまぁ~ずみたいでしたね(笑)
とんねるず、テレ東のほうにも乱入しちゃえばいいのにね。

いよいよ実家におじゃま。
確かにせまい。確かに傾いてる。
こりゃ、一泊目の蓼科の別荘からすごい落差だ・・・(笑)

というものの、三村さんのご実家の家族は、もう感動してしまうほどのやさしい人たちなのでした。
二階のせまい六畳間を「大広間」と呼ぶセンスが、この一家の人柄をあらわしてます。

現在フリーターの三村兄は、とんねるずの大ファンらしい。
かつてはおニャン子のおっかけとかやってたんだろーなーって感じの風貌です。

タカさんは兄にも容赦せず、モミアゲをバリカンで刈っちゃいましたが、これは兄的には最高にラッキーな出来事だったんじゃないでしょうか!?もしわたしなら、大好きなタカさんが刈ってくださるとくりゃ、モミアゲのひとつやふたつ、まったく惜しくないですわ。むしろみんなに自慢しちゃう。

「モミアゲ伸びるの遅いんですよ~」って、兄弟おんなじこと言ってるし(笑)

マグロの解体ショーを「大広間」でやったり、生きたウナギを持ち込んだり・・・これも全部、ごくふつーのご家庭でやっちゃうからおもしろいんです。

三村家は研摩専門の町工場をやっている零細企業。
みんなでお父さんの研摩の技術を見せてもらう場面も、すごく良かった。
若い頃は遊びもしたけど、でもこうして黙々と働いてきた名もなきお父さんこそが、家族をささえ、日本をささえ、さまぁ~ずをささえてきたんですね。うん。

そんな感動シーンのあいだも、タカさんのバリカン攻撃やら、ノリさんの研摩攻撃やらはひっきりなしでしたが(笑)

三村夫妻の入籍日がタカさんのお誕生日とおなじというのも、なにやら因縁を感じますね。
タカさんが「オレの誕生日は昭和39年10月22日!」って言ってましたけど、正しくは昭和36年10月22日です(笑)

しかしこんなところにまでヘビのアカマタくんを連れてくるとは!
今回もアカマタくんは完璧な仕事ぶりでした。せまい大広間をでかい男たちが蛇から逃げまどう姿が、ほんとーにおもしろかった!この場面、わたくし何度見ても大爆笑です。

特に、たまたまアカマタくんが近くに飛んできて血相変えて逃げるタカさんが、もう・・・タマラン(笑)

パニックに疲れ切って全員が放心状態のところへ「何してたの~?」とのんきに入ってくるお母さんも、いいなあ~

三村一家があまりにいい人たちで感激したとんねるずから、デジタル対応テレビをプレゼント。おうちはちっちゃいけど、ええい60型あげちゃえ!
あまりのでかさに、お父さんは目を丸くし、お母さんは号泣。

このでっかいテレビを、タカさんとノリさんがふたりでヨイショと運んできたのが、なんか良かった(笑)

ラストは、お母さんの大好きな美空ひばりの歌でもりあがって終わりました。


すばらしいロケ。すばらしい家族。すばらしい墨田区。
芸人の家族シリーズ、非常にいいですね!
そして、とんねるずとさまぁ~ずの相性の良さも、あらためて感じました。


やっぱ、4時間半スペの記録はたいへんだニャ・・・

続きもがんばるぞー オーッ






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