『マンハッタン』
(Manhattan ウディ・アレン監督 1979 アメリカ)
本当は、ウディ・アレンについては、彼の作品を全て観てから書こうと決心していましたが、めがねくんさんにあるヒントをいただいて、ちょっと書いてみることにしました。決心を簡単にひるがえすのも、わたしの長所でして…(笑)
すこし長くなりますので、よろしく。
さて、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の記事で、「喜劇の天 . . . 本文を読む
いわずとしれた、タカさん+古舘伊知郎氏によるトーク番組。
1999年4~9月と2000年4~9月の金曜深夜に、フジテレビ系で放送され、絶妙なトークとシンプルな作りで多くのマニアックなファンを得ていた・・・
と、見てきたように書いていますが、わたしは番組を見た事がない!!!
・・・まったく不届きなワンフーであります。
しかたがないので、集英社インターナショナルから出版された本を買いました。
本の . . . 本文を読む
転校生(大林宣彦監督 1982 日本)
わたしには、「故郷」がありません。
もちろん、生まれた町という意味でのふるさとなら、あります。だけどその町は、焼け付くような望郷の念をおこさせる町では、残念ながら、ありません。
だから、そんな故郷をもっている人が、うらやましい。
そして、わたしには「青春」がなかった。中学時代は自己嫌悪の殻に閉じこもり、高校時代はその反動で、ただぼんやりとなげやりに . . . 本文を読む
『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』
(Little Shop of Horrors フランク・オズ監督 1987 アメリカ)
"喜劇の天才"を認定するための世界基準がもしあるとすれば、何だと思いますか?
わたしの場合、「立ってるだけでおもしろい」人を"天才"とみなしています。
現代の喜劇人で、あくまで個人的にですよ、個人的にこの基準をクリアしていると思われるのは、ピーター・セラーズ、ジョン . . . 本文を読む
『片腕必殺剣』
(獨臂刀 One-armed Swordman チャン・チェ監督 1967 香港)
60-70年代香港映画界のプリンス。
功夫映画のパイオニア。
公私にわたって数々の武勇伝を残し、オレ流を貫く風雲児。
伝説の男、それがジミー・ウォング!!
かのブルース・リーは、サンフランシスコの映画館でジミーの映画を観て、「オレだってやってやるぜ!」と奮起、香港に戻って『ドラゴン危機一発』を . . . 本文を読む
わかめかめかめ、かめかめわかめ、チビノリダーニッ!!
『うたばん』
GUEST: パク・ヨンハ 横峯さくらのパパ 槙原敬之 彦麿呂 阿藤快 スキマスイッチ イソップ
番組終わりのテロップに言われて気づいたけど、今日の出演者はほんとにヤローばっかりでした。
…テロップに言われて気づくってのも、何だかシャクね。
ヨンハくん、よく出るなあ。いつも通りカワイイ♪
Tシャツ着てて、タカさんが「意 . . . 本文を読む
ひさしぶりに、アルバム紹介ヒヤウイゴー♪
タイトルまんまに、ビクターからポニーキャニオンに移籍して最初のアルバムです。
1986年12月28日発売。
ジャケット写真でとんねるちゃんが埋もれてるのは、モノホンの唐辛子だそうです。
で、歌詞カードがポスターにもなっていて、やはり唐辛子をバックにかっこよくキメたふたりが立ってる写真。
全然関係ないんですけど、この写真でノリさんが着てる千鳥格子のノーカ . . . 本文を読む
月イチ木梨憲武会長出演日、アーンド、ウインターライブinZepp Tokyo。
ひと月遅れの放送を見ました。
新ネタお披露目会で、観客の投票上位3組+1のみ放送権を得ます。
憲武会長がMCをつとめてました♪ いきなり「ゲンセキライブで~す」とマジボケをかましてくれた(笑)。やっぱりノリさん、ピンの時は声がちょっとちがうのよね!
会長は、すべてのネタを最後までちゃんと見て、投票の開票までも手伝っ . . . 本文を読む
前回までで見て来たように、石橋貴明と木梨憲武が初めてコンビを組んだのは、「所ジョージのドバドバ大爆弾」であった(*1)。
タカさんの言を借りれば、この出場は「車(ケンメリ)の頭金のため」。2人一組という出場規定があったため、ノリさんを誘ったと言う。
おそらく、この発言は事実と考えてよいだろう。この時点で、タカさんあるいはノリさんに、お笑いコンビを組もうという明確な意思があったとは、わたし . . . 本文を読む
『コントラクトキラー』
(I Hired a Contract Killer アキ・カウリスマキ監督 1990 フィンランド=スウェーデン)
小津安二郎監督生誕90周年記念として、松竹が制作した『小津と語る』というドキュメンタリーがあります。小津監督に影響を受けた世界中の映画作家が、小津との出会いや小津作品への想いを語るこの作品に、香港のスタンリー・クワンにつづいて、アキ・カウリスマキが登場 . . . 本文を読む
昨年までの放送を見てないのでナンなんですけど、今年は見たので、感想書いてみます。
決勝戦は非常にレベルが高かったですね。
とりあえず、まず優勝・準優勝者から。
上位2名は、あべこうじさんと、それから何と「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」でおなじみ博多華丸さん。
あべこうじという方を初めて見ましたが、この人はス・ゴ・イですね!びっっくりしました。日本では意外とあまり見られない、スタンダップ形 . . . 本文を読む
『ピーウィーの大冒険』
(Pee-wee's Big Adventure ティム・バートン監督 1985)
ノリさんがパロディしていましたよね、ピーウィー・ハーマン。「ノリー・ハーマン・ショー」だったかな?
『ピーウィーの大冒険』を観れば、なぜノリさんがこれをやってみたかったのか、わかるかもしれません。
なぜって…ピーウィーは自転車が大好きだから!
命より大切にしている自転車が、ある日 . . . 本文を読む
「創世記(1)」で提起した問い---「タカさんとノリさんがコンビを組むに至った経緯とは?」について、今回は主にタカさんに支点をおいて推論してみたい。
小学三年生の時に出演した「アフタヌーンショー」に始まる、石橋貴明のアマチュア時代の戦歴は、まさにアマチュアの域を超えた輝かしいものであった。彼自身、「日本一おもしろいシロート」を自認していたという。
ところで、中2の時に暫定的に組んだコンビ . . . 本文を読む
フォー!!(とうとう言ってしまった…)
『うたばん』
GUEST: レイザーラモンHG 華原朋美 BoA タイムマシン3号 安田大サーカス(HIRO&団長) ザ・たっち 肉球 タップダンサーHIDEBOH リンボーダンサー小夜子
ついに出たーっ!いま話題のピン芸人、肉球!R-1グランプリに出てたんだよね、たしか。なんか、あっぱれさんま大先生に出てた頃の内山くんみたい…?中居くんに「工場長 . . . 本文を読む
「とんねるず」は、いかにして生まれたのか---
BT(Before Tunnels)探究の道はいまだ始まったばかりであるが、これまでにわかってきた事実と、それにもとづいた検証を、ここでまとめておきたいと思う。
最初にわたしがとんねるず創世の過程にふれたのは、コント批評での「猪木兄弟の結婚式」分析の中でであった。タカさんは小学生の頃からテレビの素人参加お笑い番組を荒らしていたが、それについ . . . 本文を読む