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古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

6声のリチェルカーレ

2009-06-24 14:54:44 | ルネッサンス・バロック音楽
朝「バロックの森」で『6声のリチェルカーレ』の
チェンバロ演奏が流れた。「音楽の捧げもの」の中に
あり、あの有名なテーマによるフーガだ。
弦楽器版もあるが結構難しく我が合奏団でもたまに
やろうという果敢な人がいるのだが結局最後まで
スムーズに行ったことはない。

鍵盤楽器をやっていてよかったと思うのはフーガを
弾けること。弦楽器でも少しは可能だがやはり声部の
弾きわけは鍵盤楽器ならなんなくできる。

平均律全2巻のフーガは大部分3・4声だが5声も
2曲ある。この上を行くのが6声のリチェルカーレ。

楽譜はどうなっているのだろうかとIMSLPサイトをみる。
やはりかなりの難易度のようだ。これを弾ける人は
たくさんいるだろうが、このような曲を作曲できる
のはやはりバッハしかいないのではないか・・・
同じサイトでは何と自筆譜まで公開されていた。
知っている曲だからどうにか解読もできるだろうけど
流れるような筆致はあまり考え考え書いているという
のでなくなにかの大きな力につき動かされて自然と
ペンが動いたような感じがしてくる。

『6声・』は身の程知らずと諦め、同じチェンバロ用の
『3声のリチェルカーレ』を別の無料サイトで探したら、
あった。全く無料サイトさまさまだ。
こちらは弾けそうな気がしてきた。
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