古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

ヴァイオリンの弾き分け

2010-09-18 13:48:32 | ルネッサンス・バロック音楽
9月23日(祝)18時仙台市シルバーセンターで行われる、
ヴァイオリニスト小池まどかさんのコンサートはとても
興味深いものがある。

楽団員である仙台フィルではモダンヴァイオリンを弾き、古楽オケなど
ではバロックヴァイオリンを弾いておられるが、一晩でその両方の
ヴァイオリンを聴ける滅多にない機会なのだ。

プログラムはモダンが先で、メシアン、ラヴェル、ドビュッシ―
バロックでは ルクレール、ラモー、ジャケ・ド・ゲール
という心躍るラインアップ。バロックももちろんだがフランス近代曲も
とても楽しみ。

モダンはピアノ伴奏(倉戸テル)
バロックはガンバ(中野哲也)+チェンバロ(梅津樹子)の通奏低音になる。

このコンサートは10月7日19時から東京のルーテル市ヶ谷センターでも
聴ける。(バロックの通奏低音の演奏者は仙台とは違います)

古楽コンクールで優勝された年の秋、いまはなき栃木の古楽祭で
このバロックトリオによるコンサートを聴いた。あれからバロック・
ヴァイオリニストとして活躍の場を広げて来られた。

時にはアマチュア古楽器愛好家の相手もしてくださる、心やさしい
小池さんの、満を持してのコンサート。
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