古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

雪の日のレッスン

2009-01-17 14:38:01 | 古楽器
昨晩帰仙した時は雪がちらつく程度だったが、今朝は5-6cm
ほど積もっていた。屋根瓦や庭の木々それぞれの形に雪が
乗っかって綺麗で見飽きない、自然のプレゼント。でも豪雪地帯
では貰いたくないプレゼントかも。

今年初のチェンバロレッスン。今日は私を含めて生徒が二人。
掃除、調律を済ませ、雪かきも少々。練習時間が30分しかない。
一通りルイ・クープラン組曲を弾いて終わり。
先生は雪深い山形から車を駆って来られた。

もう一人の方と3人でしばらく先頃来日した、チェンバリスト、
モルテンセン談義。先生と私は20年前のモルテンセンを聴いた
時の衝撃で盛り上がる。友人は今回はじめて聴いたということで
まだコンサートの熱気を引きずっているようだった。東京での
コンサートはアンコールに「シャコンヌ(バイオリンパルティータ」
のモルテンセン編曲という大サービスがあった。鬼気迫る演奏で
その前の本プロ、パルティータ3曲が一瞬かすんだくらい。

レッスン前3-4日練習出来なかったのでなかなか思いとおりに弾け
なかった。でも難しいのだが弾いていてますます好きになる曲。
17世紀前半にこんな密度の濃い曲が作曲されたとはなんと言う不思議。
コメント
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