騎手・中島八弥 東京サラブレットクラブ&シルクHC 一口馬主情報。

東京優駿
第80回 日本ダービー
祝出走
シルクホースクラブ所属
フラムドグロワール3歳牡馬
父母GI馬

東京TC 2歳牡馬レッドバリオス 新馬勝ち 気になる馬体コメントは?

2009年10月27日 | 一口馬主

東京TC 2歳牡馬レッドバリオス

(アドヴァーシティ 07 ) 祖母はGⅠ4勝を誇る北米の名牝。

由緒正しき超一流の血統背景

父 : ダイナフォーマー
母 : アドヴァーシティ(母の父 シーキングザゴールド)
TYPE : 牡・鹿毛
BIRTHDAY : 2007.04.04
AGE : 2歳
BREEDER : 北海道千歳市・社台ファーム

栗東・角居勝彦厩舎

2009年10月24日(土)
 東京05R 芝1800 2歳新馬 1着

馬体コメント:

芝・ダート兼用の血統。骨量が豊富で、歩様の硬さも少々気になったが、後肢の充実振りが目を惹いた。背丈が高く、スケールの大きさを感じさせる。それでいながらも、全体で良い緊張感を保っており、キビキビ歩けていたのは好印象。初戦ながらも仕上がり上位だった。今回の印象では、ダートの方が出世しそうなタイプに見えるが、一度使って馬体や繋の伸びやかさが出てくるようなら、芝の中距離でも通用する。

レースコメント:

スタートはやや体勢が悪く、他馬を気にする様子も見られたので、2角から早目に外側に張り出す判断。馬群一団の後方で4角を回り、直線もしばらく前が壁で塞がれ、残り200mを切ってもまだ大外でモタついていた。しかし、エンジンが掛かると次元の違う脚色で、一気の差し切りを決めた。トビが大きく、広いコース向き。距離は延びてこそ。

血統コメント:

父のDynaformerは1985年生まれのロベルト産駒。競走成績は30戦7勝でG2を2勝した程度であったが、種牡馬として、ケンタッキーダービーを優勝したBarbaroやLucarnoを輩出した。ロベルト産駒の種牡馬は数多いが、同馬はブライアンズタイムとよく似ている血統である。

 母のアドヴァーシティは1999年生まれの米国産。Seeking the Goldの産駒で、近親には種牡馬のアジュディケーティングや帝王賞2着のドラールアラビアンがいる血統。Broadway、Native Dancer、Nasrullahのクロスを持っているのが特徴。08年度産駒は父がディープインパクトの牝馬


ウチパクが何度も「2歳じゃない。本当に2歳じゃないよ」と言った馬は?

2009年10月27日 | 一口馬主

東京TC 2歳牡馬レッドバリオス

(アドヴァーシティ 07 ) 祖母はGⅠ4勝を誇る北米の名牝。

由緒正しき超一流の血統背景

父 : ダイナフォーマー
母 : アドヴァーシティ(母の父 シーキングザゴールド)
TYPE : 牡・鹿毛
BIRTHDAY : 2007.04.04
AGE : 2歳
BREEDER : 北海道千歳市・社台ファーム

栗東・角居勝彦厩舎

 

【東京】土曜の芝1800メートルの新馬戦を勝ったレッドバリオス(栗・角居、牡、父ダイナフォーマー、母アドヴァーシティ、母の父シーキングザゴールド)は、タイムが1分50秒4と平凡だが、内容は凄かった。

1000メートル通過が62秒0のスローな流れの中、後方から進んで豪快に脚を伸ばし

「こんな後手に回る競馬では、力があっても勝てないもの。それを突き抜けるんだからすごいね」と内田博騎手は感心しきり。

調教師も「強かったね。血統的にはダートでも行けるし、距離は延びても大丈夫」と様々な可能性を示唆した。

表彰式から帰ってきたウチパクが何度も「2歳じゃない。本当に2歳じゃないよ」と驚きを隠さなかった素質馬の今後が楽しみだ。

 

クラブ公式コメント:

 
内田騎手「強すぎましたね。返し馬から手応えがよく掛かりそうな雰囲気があったので、その気にならないように抑えていったらあの位置になってしまいました。でも、直線で外に出せれば何とかなりそうと思っていたんですよ。2歳馬とは思えないパワーがあるし、距離は延びても問題なさそう。これだけの勝ち方ができるのだから先々まで楽しみですね」