悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

へそ曲がりが日本を救う

2017-06-09 21:04:10 | 雑記

このところの省庁、政府関連の不祥事において、データの存否が話題になっている。
政権に望ましくないデータは、上の意向により、無いことにされる。
消去を命じられることもあるだろう。だが、いかに政権の中枢で働いているとはいえ、
公務員のあるべき姿を堅持する人はいるだろう。なかには不正な忖度を拒否したり、
消去を命じられたデータを隠し持っている人もいるだろう。
それらのデータの公表、真実を告げる行為は自分の出世に影響するのは明らかだ。
これ以上失うものがないとなれば、前次官のような行動に出ることもあるが、
裏切り者に対する仕打ちは想定でき、今回の対応を見るまでもなく、多くは萎縮する。

アメリカでも、似たような騒ぎになっている。FBI長官は、かなり骨のある人らしく、
大統領の恫喝も恐れず、公聴会で発言している。明日以降の成り行きが楽しみだ。

大統領と首相は多くの似た面を持つので、同じような末路を辿ることが予想できるが、
彼我の分権状況は大きく違う。首相だけが乗り切ってしまう可能性が高い。