悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

足下を振り返る

2017-06-05 20:55:26 | ウォーキング

30年前の日本スリーデーマーチは、飯能新緑2DMのような熱気があった。
いずれの大会についても、すべてが見えていたわけではもちろんないが、
そのすばらしさは口コミで広がっていった。多くの参加者が評価していたと思う。
私も、自会の機関紙に紹介文書を掲載したり、口頭でもことあるごとに勧めてきた。
両大会ともに、良くできた大会であると思うが、気になる点は少しずつ増えている。
東松山については、とくに地域、市民の取り組みなどは、明らかに後退している。
飯能も、そのような動きが出始めていると昨年あたりから感じるようになってきた。

そんな折も折、飯能で会った知人に聞いた話。彼は、ある大会に長く関わってきた。
今回の大会で、当町からの参加者から、「対応が悪い、もう2度と参加したくない」と、
アンケートに書かれた。受け取った意見、批判については、「今後の反省材料として、
ありがたく受けとめている、今後、5年をかけて改善していきたい」と、話してくれた。

当町の大会に初回から関わってきた身として、変えられない思いを抱えてきた。
全国の多くの大会に参加してきたので、地元の大会の不足するところが目につき、
実行委員会でも10年以上同じことを言い続けてきた。
長い時間をかけ、いくつかは改善された点もあるが、参加者への対応については、
まったくといって良いほど改善されていない。外に向けては恥ずかしく思うと同時に、
変えることができなかったことには、忸怩たる思いもある。

自ら関わっているからこそ見える不足もあれば、来訪者だから感じる不足もある。
いずれにしても、より良くしたい、良くなってほしいという観点からの批判でありたい。