悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

小さな歴史

2011-12-30 23:44:24 | 言葉

                  父と次男(2005.12.27)
母の寝起きする部屋には、父の写真が鴨居に架かっている。仏壇にはミカンが3つ。
母は、寝起きだけこの部屋でするが、
日中、トイレ以外は玄関脇の応接間?で過ごしている。
父のことは普段忘れているが、母のトイレ介助のときに、父の写真を時折見る。
その度に、「居なくなったんだなぁ」と思う。60年近く一緒に暮らしてきた。
亡くなる前の年、一緒に長崎に行ったときの写真の顔が、穏やかにこちらを見ている。
介護を面倒に思い、訴えをうるさく思ったことなどが思い出され、
申し訳ない気持ちになる。
そして、良いところも、うるさいと思ったことも、ない交ぜになって去来する。
母も、いずれ鴨居に写真が架かるだろう。
自分も後何年かすれば、同じ道を歩む。
そのようにして、小さな歴史が繰り返されていく。
2011年が間もなく終わる。父が亡くなって2年になる。
2010年3月16日、花桃ウォークの直前に父は亡くなった。

<本日の歩行:2.2㎞+7.4㎞+2㎞=11.6㎞>~39日目
①自宅~林整形外科~トステムビバ~自宅2.2㎞(09:15~09:50)
※診療予約にいったが、すでに年末年始の休診に入っていた。
帰路、ビバで介護用品を購入。
②自宅~古河駅~五小~野渡~横山町通り~古河駅~自宅7.4㎞(13:45~15:30)
※横山町の菓子店で五家宝を買い、野渡方面へ歩く途中、イヤフォンを落とした。
店まで直行で戻ったが、付近に落ちていなかった。改めて通過した道を辿り、五小の先、
野渡に向かったすぐのところに落ちていた。(*^_^*)
③自宅~古河駅~大聖院西~自宅2㎞(10:45~11:15)
※400m不足、駅方面に歩きノルマを果たす。駅西口の高層ビル下は風が強い。