悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

歩きづらい道

2011-12-01 23:10:19 | 言葉

高齢になり、足腰や膝が弱くなるとこのようなでこぼこ、傾斜のある歩道は怖い。
車いす利用者には苦痛な場所だ。
介助者がいないとかなり辛い。いても、介助者が楽ではない。
右麻痺の人だったら、左手だけでこの歩道を行くのは困難だろう。
普通にこいでいると、車いすは、右へ右へと行きたがる。
左に進行方向を修正するのだが、左手だけでやるのはかなり難しい。

こんな時、いつも思うことがある。行政担当者の家族が、高齢者、障害者で、
現に日々介助をしていたら、こんな道路を放ってはおかないだろうと。
聴覚障害者への無理解に怒ったときに思ったこと。
愛子さんがあまり話をしないと聞いたとき、もし耳が不自由だったら、
理解が進むだろうなと、乱暴な考えであることは承知しているが、つい思ってしまう。

その立場になってみないとわからないことは多い。
癌になった、あるいは患者になった医者が、やっと“気がつく”話は、ときどき聞く。
しかし、実際に「その立場」になれるのは、ごく“まれ”なことだ。
まして、「その立場」を、人に求めることはできない。非現実的な思いに終わるだけだ。

求めたいのは、想像力。追体験することは難しいけれど、場合によっては、
現実とずれているおそれもあるが、理解しようとする気持ちは持ちたい。
“わかったつもり”になる“おそれ”を警戒しつつ。

<本日の歩行:6.8㎞+3.9㎞=10.7㎞>~12日目
①自宅~土手~桜町~古河市役所古河庁舎~古河駅~自宅(13:30~15:00)
②自宅~TSUTAYA往復(21:52~2255)
連続して歩き出してから、膝の違和感は日に日に軽くなってきた。
TSUTAYAで「ためしてガッテンの膝・腰特集版」を立ち読みした。
動いた方が改善するとあった。昨日、書店で立ち読みした本には、
歩きすぎて膝痛になる例は希だと書いてあった。
しばらく、“毎日10㎞以上歩く”でいこう。