地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

雨も楽し

2022-08-07 11:11:30 | 日記

先日、チョットした雑用で歩いていたら突然の雨 しかも強烈

偶然に無人駅の横だったので、急いで駅のホームに駆け込みました。

元々あった駅が無人駅になったのではなく、最初から無人駅として作られたので駅舎はありません。

当然 待合室も切符売り場も無いし売店も無い

 

ホームの幅も2mほどしかなく、すぐ前に列車が停車する感じです。

ですから、、、ベンチの上にある庇(ひさし)も1.5mほどしかなく、横殴りの強い雨はしのげません。

道にあるバス停くらいの庇です

足元はすぐにビチャビチャだし、時折吹く強い風で顔にも雨がかかります

 

少し濡れながらスマホで雨雲レーダを見ると・・・

東西に2km、南北に5km暗いが真っ赤 その真ん中に居る感じになってきました。

しかも2時間ほど続きそうな予報です。

どうする・・・    どうしようもない・・・

 

約15分ほど過ぎた時、近くの踏切の警報機が鳴りだした。

「どっちから来るのだ⁇」 注意を払っていると、来たのは徳島駅に行く列車。

ここで居てるより徳島駅の方が色々と店も有るし良いだろうと飛び乗った。

もう用事はどうでもいい感じになっていました。

 

乗った列車は1両のワンマンでした。

一か月ほど前に初めて列車に乗ったので、その要領は覚えています。

入り口にある整理券を取ろうとすると・・・無い

近くに居た乗務員の人が「すみません、チョッとお待ちください」と

直ぐ近くの椅子に座ると、暫くしてその乗務員が来たので切符を買った。

こう言うケースも有るんだと知りました。

遠い遠い昔にバスに車掌さんが居た頃に、こんな感じだったような記憶がよみがえった。

 

切符も買ったし、雨にも濡れないので一安心して車窓から外を見ると

強い雨で殆ど見えません。

まぁ、景色は楽しめないが、地獄から脱出して天国行きの列車に乗ったのだから、突然の雨と言う災難は忘れて、目的の無い小さな旅を楽しむことに

 

徳島駅はホテルの下にあり、色々な新しい店も入っていて、ウロウロするだけでも若返った感じになり楽しい。

なんせ、日常の生活では絶対に来ることのない場所ですから