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レオパレスは不動産や

2019-02-09 13:50:00 | 最近のニュースから
本当のところ、、、
レオパレスの批判はしたくないのです。

昔、不動産の仕事をしていた時に、レオパレスの幹部の人とゴルフ等で遊んだり。
仕事でも取引をしたりして、色々と助けてもらった事が有るんです。

その人と親しいと言うだけで、他の不動産会社の人に対して、優位な立場で交渉が出来ました。


しかし、、、
今、問題になっている事は、工事の完成後には分かりにくい事ばかりです。

そこに「悪い意図」を感じてしまうんです。

問題になっている建物は1996年~2001年に建築されたものです。

つまり、この手の誤魔化しが96年から始まったと言う事です。


現在のレオパレスはミヤマと言う 東京の不動産屋だったのです。
経営者の深山(みやま)と言う名字からでしょうね。

仲介業者だったミヤマが、80年代の中頃に賃貸住宅の分野に。
レオパレスは商品名で、社名はまだミヤマでした。

その頃はバブル景気に向かって加速している時期です。

ミヤマにも銀行から大量の資金が流れ込んだのでしょう。
各地で土地を買い漁りました。

それと共にグアムでの大型開発事業も始めていました。

そして社名の変更が、、、

知り合いの幹部が
「大きな会社になった」と笑いながら名刺を出した。

M.D.I エムディアイ
その後の大阪支社とか支店とかの記憶は曖昧です。

M はミヤマのMと言うのは察したが、その後が分からない❓

答えはデベロッパー・インターナショナル

それをか聞いたときに、思わず
「世界中を開発すんのかいな」と笑ってしまった。
まぁ、その人も笑ってたけど。。

話が今回の問題と外れているようですが、、、そうでもないんです

今のレオパレスの様な賃貸の アパートを始めたのは85年頃。

用地を買って建築する。

これを繰り返していた時期です。

会社の資産は膨れる一方です。
当然、借金も、、、。

バブル崩壊が91年。
社名をM.D.I として始めた大型開発は窮地に追い込まれます。

それを救ったのは、会社を潰す事の出来ない銀行の事情とか、色々とあったでしょうが。

一筋の光がレオパレス(商品名)です。

自社で土地を買わずに、地主との契約でアパートを建てる現在の方式です。
(契約の細かい内容は変化しています)

この方法は土地代金が要らないので、建物を増やす事に専念できます。
自社の建材も作り、当然ですが利益を追求します。

地主は節税対策にもなり、自分の土地にアパートを建てる人も増えた。



もう一度振り返ります。

不動産やが、馴れないアパート建築を始めたのが85年。

建物の誤魔化しが始まったのが96年。

アパート建築の経験を悪い方に使ってしまったのです。

経験の少ない時期。
土地から自社のアパートの頃は、仕事に一生懸命だったのでしょうか。問題物件にはなっていない。

経営の合理化はバブル崩壊後の92年頃から始まった。そこには融資元の銀行の意向が強く影響します。
人事に留まらず、営業方針にも影響します。

そう言う空気が組織の中に流れると、これは止まりません。

悪い方向に流れているのを知りつつ、そのまま流れに逆らうこと無く進んでしまう。

同じような建物を繰り返して造るのですから知識は増える。

施工効率を求められると、、、、

手段に目をつむってくれれば、それに対応する知識と経験はある。

施工期間の短縮。
費用の削減。

会社にとり、こんな嬉しい事は無い。

それでも、、、
普通の会社は法の中で、大手としての責任の中で努力するものです。

また、現場は物を造る人のプライドを持って工事をするものです。

ドラマで悪役になる「不動産や」

一代での急成長。
そこには人に言えない様な不正義も有ったかも知れない。
でも、成長過程でのそんな事は許されるんです。

しかし‼

大きく成長してからの不正義は許されません。

悪い意味での「不動産や根性」が抜けていない。
創業者、、、退陣の時です。

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