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地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

斎藤元彦・兵庫県知事の嘘

2024-09-26 16:35:40 | 日記
今日の会見で記者に
「議会の解散は考えなかったのか」と質問され
今回の問題は私の言動による問題なので、最初から解散する気持ちは元々無かったと。

次の質問で
「辞職を何故選択しなかったのか」と質問され
元々、辞職するつもりは無かったと。

結局は30日をもって失職する事を選んだのですが。
議会の解散と自身の辞職の両方を「元々、その気持ちは無かった」という事なのでしょう。

私も人間ですから、色々と悩んだりしていると言っていましたが。
取るべき行動が三種類あり、その内の2種類は「元々無かった」のに
何故、表明を引き延ばしたり、悩んだりしたのでしょう?

言っている事と現実の行動に整合性は無く、会見の内容は嘘としか言いようがない。

こう言うケース(辞職・失職)での、出直し選挙は徳島県でもありました。
その時の知事は選挙に負けて決着した。
有名な所では長野県での出直し選挙で、 失職した知事・田中康夫さんが勝った唯一の例です。
ただ、田中康夫さんの場合は、議会ともめた原因は「政策」です。
これも有名になった「脱ダム宣言」が原因です。
政策で知事と議会の意見が合わなかったのですから、地元民の意見を聞いてみると言うのは、ある意味において本筋と言えます。

斎藤元彦知事の頭には、この田中康夫さんの事があり、会見でも失職の原因となった本人の不適切な行為を政策論争に切り替えようとする姿がありありと見えていました。

さて問題は知事の選択権者である兵庫県民の感覚です。
半世紀以上も官僚を知事として選んできた人たちが、今回の出来事をどうとらえているか?

県民がパワハラを受けて辛い思いをしている訳じゃない。
仕事のできる知事が良いと判断するのか・・・
それともモラルの逸脱が許容ラインを超えていると判断するのか・・・
私はそこに注目したい。