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鳴門わかめ・・加工業者の問題

2016-07-01 11:50:29 | 最近のニュースから
今まで鳴門ワカメの産地偽造が何度問題になったことか・・・

鳴門のワカメの中に中国産など、安価な外国産を混ぜて袋詰めして売るんです。

そんな事を鳴門の加工業者以外の業者がやったと言うなら・・・
「悪い奴は色んな事に手を出すんだなぁ~」と、なるのですが、、。

このワカメの産地偽装は鳴門ワカメを扱う地元の業者が懲りずに繰り返すんだから、呆れる

地元業者による鳴門ワカメの産地偽装が発覚して、反省と信頼回復の為に業者自身が「鳴門ワカメ、ブランド対策部会」と言うのを立ち上げた。
参加した業者は19社と少ないのですが、良い方向に向いていると期待していると・・・。

なんと、その部会の長が産地偽装をやってたんです。
もう、どうしようもない。。。。

そこで県も重い腰を上げて「鳴門ワカメ認証制度」と言うのを立ち上げて信用を取り戻そうとしました。
認証業者を増やして、産地偽装に偽りが無い事を県が保証する制度です。

つまり、、、、、
認証した加工業者〇〇商店の鳴門ワカメは本物で、他の業者の鳴門ワカメはどうだか解らないと差別化をしようと・・。

おととしからスタートした「鳴門ワカメ認証制度」・・・県内には286業者があるのですが・・・
なんと16業者しかその制度を利用していないんです。。。

業者側は色々と流通過程に置いての手続きが難しい事などを理由にしています。
そりぁ~、、、ほぼフリーだった時から比べれば全てが余分な手間ですし、そんな認証の「印」が無くても売れるんです。

それだけじゃなくて、厳格にすればするほど業者の取扱高が県に正確に知られる事になり・・・税金が、、、と。。。

認証制度を利用しない理由にはやっかいな問題も・・・
認証の「印」が無くても売れると言いましたが、生産者・加工業者・販売業者と昔からそれぞれ信用のある人達の存在です。

悪い奴もいてるけど、真面目に仕事をして信用を築き上げた人達もいる。
その人達にとっては今更「県の認証」など必要ないんです。

どちらか言えば、この「県の認証」を必要としない業者が王道です

年配の県内の人達だとある程度は販売店の信用で選択できます。

しかし鳴門ワカメは県のお土産として、また贈答で県外の多くの人にも食されているし、
現実に産地偽装が繰り返された事を軽視は出来ません。

そこで県は再び加工業者を集めて「鳴門ワカメ認証制度」を利用するよう勧めました。
業者の不満をある程度解消して取り組んだのは良いとして・・・・

その県の目標を聞いてビックリです

2018年までに286業者のうち80業者まで加入業者を増やす方針だそうです。
残りの206業者は・・・・・・・これでは一般消費者の信用は取り戻せませんネ

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