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岸田首相の欠点

2024-04-30 10:48:11 | 最近のニュースから
補選三地区で自民党は全敗
二地区は戦わない 敵前逃亡

首相であり 自民党の総裁でもある岸田首相の責任論が 自民党の中で出る状態なのに 多くの議員は黙っている

組織の中で戦う事も出来ない程落ち込んでいる自民党
派閥が無くなり トップを批判する勢いがない
みんなで批判すれば怖くはないが 一人じゃ怖い

理解できないような 妙な安定感がある岸田首相ですが・・・
こんな状態では選挙を戦う事は出来ないと 今回の補選でハッキリしました

裏金問題で勝ちにくい状態は解るにしても NHKの選挙速報でも分かるように 開票を待たずに瞬殺でした
どの選挙区を見ても 自民党の候補や自民党に近い無所属の候補が獲得した得票が少な過ぎます
とてもじゃないが政権与党の候補とは思えない

何故、、、こんな結果になったか
●最大の原因は裏金問題としても 

●早くから補選の日程が決まっているのに 自民党の茂木幹事長は選挙の準備をしていなかった
これが二番目に大きい原因です
これは岸田総裁を支える立場のNO2の幹事長なのに 本気で総裁を支える気持ちが無い
茂木幹事長は「格」としては岸田首相より上だと思っています
内閣の経験も 元の派閥の大きさも茂木幹事長が勝っているんです

●三番目の原因は 岸田首相の喋り方
これは本人しか解決できないので 無理でしょう
この人の話し方は人の心を動かさない 
岸田首相を支持しようと思う人の心は動かしても 判断を保留して様子をうかがっている人たちを取り込めない

裏金問題から 派閥そのものが問題になり
岸田首相はいち早く自分の派閥を解消しました
これには先走りの感も有り 裏金問題にあまり関係ない派閥からは批判が出ました
ところが 社会の意見は「派閥が裏金作りの元凶だ」と 派閥の存在そのものが「悪」となってしまった
このおかげで「先走り」だと批判していた人たちの声が小さくなり 岸田首相はラッキーだった

そして今回の全敗・・・
これも岸田首相にとり おかしな話だけど 自民党内での立場は良くなるだろう

悪い事が起こっても それがある一線を超えると 「内輪揉め」が出来なくなるんです
もう自民党内に 岸田を下ろして選挙だと言う空気は薄くなってしまった
正確には「保留」で消滅した訳ではありません

解散が出来なくなった岸田首相に出来る事は「人事」だけ
これで自分を支える気持ちの無い 茂木幹事長とサヨナラ出来る

岸田首相にとり 自分より大きな派閥を持っていた3つの派閥
安倍派は裏金問題で 老害の森元首相の口を封じ
麻生派の麻生は 派閥の維持を主張し社会から批判を受け 声が小さくなった
茂木派の茂木は 今回の全敗で何らかの責任をとる事になる

何もしない岸田首相は周りの政敵が 次々と自滅してくれて
「不安定な安定」と言う 訳の解らない安定が転がり込んできています

しかし、、、、残念なことに これは国民にとり不幸なことになりかねない
何も出来ないリーダーが存在し続ける
岸田首相の政治が 本当は素晴らしい政治であっても 
それを国民が理解できなければ 何の意味もない
国を引っ張る人は 国民の心を動かせる人でなけりゃ 明るくはならない

国民を引っ張る力は実績ではない・・・まず 言葉です 

岸田首相に言いたい
「野党第一党・立憲の泉代表を見てみろ」と
これだけ自民党が失策を重ねているのに 立憲の支持が増えない
それは泉代表の言葉が原因です
野党の代表ですから与党を批判するのは良いとしても
泉代表の言葉は「嫌味っぽい批判」です
岡田元代表の方がスッキリして鋭いし 国民も分かりやすい
「いやみ」を言う人を支持はしにくいでしょ

岸田首相は身内の政敵が自滅して 外の敵の立憲の代表まで人気が無い
何もしない人が組織の中で生き残る、、、
もう一度言います 「これは国民にとり不幸なことです」


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