地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

森嘉朗・辞めろ

2016-11-15 11:21:15 | 最近のニュースから
高齢者が運転する車の暴走で、何の落ち度も無い人たちが亡くなる。
・・・と言うヒドイ事故が多発しています。

これは年齢による能力の低下が主な原因とハッキリしています。

ところが、、、その「能力」と言うのが曲者で・・・
若くても運転能力の低い人は大勢存在するし、年齢による能力の低下を自覚している老人でも、若くて能力の低い人よりは優れている老人ドライバーも存在します。

その能力的に優れた老人が、自分なりに能力の低下を感じ取り、それに見合った運転と緊張感を持って運転すれば、大きな事故は減少します。

・・・が
それが出来ないのが老人なんです。

交通事故は結果がハッキリと出るので、その原因はある意味解りやすい。

ところが事故・失敗の結果がハッキリしない事柄は、その原因も解りづらく
「これが原因だ」 「責任者は〇〇さんだ」 とはなりにくい(決め手不足)

そう言う事をよぉ~く知った上で物事を進める「無能な老人」がオリンピック組織委員会会長・森嘉朗です。

この人が国政に携わっていた時期に長く見ていましたが、この人の優れた能力は仲間をまとめる部分だけで、政策を自分で考えたり、政策を実行する能力はお世辞でも優れていると感じた事は一度もありません。

仲間をまとめ「身内」を増やし、締め付けて結束している様に見せるのも政治家にとり大事な事では有りますが、国民対して何かを実行する手段は要領が悪く、国民の理解や賛同は得られないと言う民主主義社会のリーダーとしては致命的な欠点を持っています。

元々、そんな欠点を持っていて、その上に年齢による能力の低下も予測される人が組織委員会の会長として「実行」に口を出して上手く行く事はない。

労働人口も多く、経済も右肩上がりの高度成長期・・・
森嘉朗が古き良き昭和の時代で通用したような考え方が抜けていない事は、その時代を知る人達には簡単に解ります。

東京都知事・小池さんの経費削減を挙げて計画の見直し案に対して
森嘉朗は「その前に私は全部やってる 約2000億円を縮減した・・・」などと主張し、もう見直しの必要は無いと・・・。

年末になると各地でバーゲンセールが始まりますよね。
「全商品半額セール」 なんて広告を目にします。
「通常価格2万円」を線で消し「1万円」になおしてあったりします。

ところが今までの本当の販売価格は一万二千円で、売れ残り商品を二千円値引きしただけだったり・・・。
これが昭和の高度成長期のやり方なんです。

森嘉朗のやり方は、、、元々二兆円で完成するものを三兆円にして、そこから二千億円を減らしただけの事で、半ば詐欺の様な行為です。まだ八千億円ほど計算が合わない、、、、だから小池さんが見直そうとしているのです。(数字は例えです)

親戚のオッチャンが 「お前の事を一番に考えてるからな」 なんて言います。
しかし自分や自分の家族の事を一番に考えているのは常識で、それを押しのけて甥の私の事を一番に考えるのはずもないし、それはおかしいでしょ・・・これが常識です。

小池さんは東京都の知事なんです。
「アスリート・ファースト」と言っても、東京都民の事を一番大事に考えるのは常識です。
東京都民を犠牲にしての「アスリート・ファースト」を考えるのは都知事としておかしい。

都民の事を考えに考えた上なら「日本の為に少し犠牲になっても良い」と思う都民も増えるはずです。
その部分を怠って、組織委員会がどれだけ偉い組織なのか知らないけど、完全な上から目線で言われたら・・・誰だって好い気はしないでしょ

この森嘉朗さんの事を「老害」なんて批判もありますが、老人の「老」を使うと他の老人に失礼な感じがするし、この人の場合は元々実行する能力に欠けていた人なので、年齢による低下じゃないと思いますよ。

この人は他の部分も年齢による低下は少ない立派な老人です。
競技団体などに見直し反対の根回しは、本来の能力「身内の結束」は十分に力を発揮している様子が伺えます。
結束を後ろ盾にワイワイ言うのは宗教団体に任せておけば良いのにねぇ~。

韓国の大統領より、アメリカのトランプさんより
この森嘉朗組織委員会会長に辞めてもらいたい

都民の人たちは仕事が忙しくて森会長に「辞めろ」 なんて言う運動をする暇はないのでしょうネ
それでも、、、、、、やって欲しいなぁ~