地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

道路陥没にはビックリ

2016-11-08 18:33:29 | 最近のニュースから
福岡の街の中心地で発生した道路の陥没事故にはビックリしました

朝早くの出来事で人が少なく人的被害が殆ど無かったのは奇跡的です。
最初にニュースで知った時は中国の話しかと思ったくらいです・・・

日本では主要な道路は定期的に空洞が無いか検査しているはずのに・・と思っていたら
地下鉄工事の影響みたいで、これは突発的に発生するので事前に発見は出来ないですよね。

そして、、、、先ほど夕方のヤフーニュースを見ると
「大成建設 道路陥没調査に協力・・」の見出しがあった。

さすがに大手だ、自分の持つ能力で社会貢献かと・・・

ニュースの内容を詳しく見ると、何の事は無い、大成建設は陥没させた責任者の立場。
事故原因について調べるのは当然の義務で、「協力」なんて言える様な善意の第三者じゃなかった。

地方で大きな工事現場を見ると「共同企業体・・JV」をよく見かけます。

この共同企業体とは文言どおり、幾つかの企業が一つの工事を共同でする為に組まれた組織です。
この共同企業体には大きく分けて2つの意味が有ります。

① 大手建設会社でも得意な工事と不得意な工事があり、一緒に工事をする事でお互いに技術の向上を見込めます。(道路・トンネル・橋・ダムなど工法も機材も違います)
② 大きな工事を請け負う資力や能力の無い地方の小さな建設会社でも、大手と組む事により、その欠点を解消できます。

つまり複数の企業が組む事で「技術的」と「経済的」とでメリットがあるわけです。

これは資力や能力の弱い地方の建設会社にとり、大きな地元の工事に参加することが出来て、上記にあげたメリット以外にも会社の信頼度も上がったりします。


ところが・・・

現場の実情はどうか??? 
工事を開始する前の問題。。。うるさい地元民や偉そうにする議員達の対処は地元の小さな建設会社に押し付けられます。
そこで何かの不正行為が有ったとしても、大手側は見て見ないフリをします。

オリンピックの工事で問題になっているのも、こう言う点なんです。都議会のドンと呼ばれる議員が関係する企業が大手と共同企業体をつくり、独占に近い形で仕事を請け負い、殆ど共同企業体の言い値で請け負ったのです。
結果から、そこに不正が無かったという方に無理があります。

工事がスタートすると共同企業のはずなのに、完全に元請と下請けの関係と同じ様になります。
施工範囲も大半は大手が行い、地元の小さな建設会社は「ゴゾゴソ仕事」で、当然ですが利益も天地の差が出ます。

今回の事故原因と思われる地下鉄工事も大成建設の工事で、他の共同企業は「お手伝い」です。
事故原因の調査を一番に大成建設がするのは当然としても、最終的には第三者の調査が必要と思います。

直接的に被害があり判定がしやすい相手だけではなくて、結局は被害を証明できなくて泣き寝入りを余儀なくされる多くの人に謝罪する意味でも、その多くが存在する自治体に対しても謝罪と何かの形で補償はするべきです。

本当に・・不幸中の幸いで、これが通勤時間だったらと思うとゾッとします


ジャングルジム火災事故

2016-11-08 12:28:18 | 最近のニュースから
明治神宮外苑で開かれていたイベントで発生した、ジャングルジムの火災による五歳児の死亡事故。。
このニュースを聞いた時に最初に感じたのは・・「悪夢」だった。

テレビやネットで何度も見聞きすると、発火原因などを追究していたりしていたが、、、
私はどうしても頭の中から取れない想像の光景があります。

それは・・・自分の子供が目の前で焼け死んで行くのを見る父親の姿です。

父親自身も顔に火傷を負いながら、必死になって助けようとした事でしょう。

結果、、、
大事な子供を亡くし、想像を絶する悲しさ。
それだけに留まらず、助ける事が出来なかった自分に対しての怒り・情けなさと自分を責める。。。
子供が焼け死ぬ姿を一生忘れない。


この作品は日本工業大学の学生が作って展示し、事故当日は数名の学生が管理していた。

将来はモノを作る人になる人たちです。
彼等はモノを作る事を学んでいまる学生で、現実にモノを売る事は学んでいない。

つまりモノを使う人の事を考えるより、モノその物のデザインや機能を学んでいる最中なんです。

モノを商品化するには色々な方面から考えます。
デザイン・機能はもちろんですが、生産の難易度や生産コストや販売価格、そして使う人の対象者の事も・・

全ての商品において安全は必ず考えます。
特に食品とか子供・老人などが使う人として対象者の場合は、より一層の安全性を求められます。

〔何が言いたいかと・・〕

学生達が作ったモノは「造る事」が重要な事柄で、出来上がった作品(モノ)はオナニーの様な品物なんです。
学生達は自己満足の様な作品じゃないと否定したいでしょうが、火災が発生したジャングルジムは人が使う商品としては未熟な商品としか言いようが無い。

また展示物で商品じゃないと言いたいところでしょうが・・・
柵を設置して見るだけの状態なら「学生が作った作品」で良いのですが、その作品を誰かに使用させる場合は学生達が学んでいない見識が必要となります。

そこで、、、学生達にとって未知の部分を補うのが担当の先生なのです
ここを補う事の出来ない担当の先生は研究室から出てはいけない。

着火材に使うような木くずの近くに高温になる物を置くなんて・・そんな常識は大学生なら判断できるだろぉ~
確かにその通りで、大学生なら判断できます。

大学生が出来ないのは、、、使う人たち(子供)の立場になっての想像力が不足しているのです。
白熱電球で火災が発生しなくても、子供達が触れて火傷する可能性は大で危険です。

少し極端ですが、紙飛行機を作って子供に遊ばせる時でも、その紙を口にして喉を詰まらせるかも知れないと常に注意しなくちゃいけないのです。

子供がどのような行動をするかは、経験豊富な保母さんでも想像外の事が多々有ると言います。

子供が使う遊具を軽く見てはいけない。
それは大人が使うモノより商品としての安全面では難易度が高いんです。

再度言います。。。展示物で商品じゃないのなら、、、、使わせてはいけない
人々に使ってもらうなら、、、全方面からもっとしっかり考えろ