ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

モンシロチョウの羽化

2007-05-27 | 出来事
綺麗な緑色だったさなぎ君が、やがて茶色っぽくなり、羽の模様が透けて見えてくると、次の朝早く羽化します。
この、明日羽化するさなぎ君を、冷蔵庫の野菜室に入れておくと、羽化を遅らせることができ、冷蔵庫から出して暖かくすると、羽化が見られるのだと。
つまり理科の時間に合わせて、子ども達に羽化を見せてあげられるのです。(K先生談)

そ、そんな事できませんよ、冷蔵庫で死なせてしまったらどうするのぉ。
いやいや、大丈夫。とK先生に太鼓判を押されると、私もちょっと、興味津々。
さなぎ君を1匹持ち帰り、家で試してみることにしました。
プラスチックのケースと、紙袋にそっと包んで、野菜室に入れました。ドキドキ。

次の朝は土曜日、とっても良い天気。
野菜室からさなぎ君を取り出し、暖かい窓際に置きました。
しかし、じーっと穴のあくほど見つめても、さなぎ君は静かなまま。
1時間、2時間、3時間たっても変化無し。
も、も、もしや、し、し、死んじゃった?

と思ったその時!
さなぎ君が、ピク、ピク、と動いたのです!
そして、背中を破って、よいしょ、こらしょとチョウが頭を見せてきたではないですか。
「わわっ!出てくる、出てくる、▲○×?#■*…」←言葉にならない

ちょうど家にいた息子と、見つめることしばし。
細い足をふんばり、うんとこしょっと羽を引き出し、よたよたと外へ出てきたモンシロチョウさん。
プラケースの壁をふらふらと登り、そこでそのまま、羽を広げておりました。

いやー、感動しました!
わずか1mmの卵から、青虫君になってキャベツを食べまくり、4回皮を脱いでさなぎになり、こんな美しい姿に生まれ変わるとは。
青虫やさなぎ時代は、色はきれいだなーと思って見てたけど、体のつくりは何だか単純そう。でも、羽化した成虫は、その羽も、複眼も、6本の足、4枚の羽、触角、ストローの口、全てが複雑で、もう別物ですよ。
あの青虫君とさなぎ君のどこにどんなDNAが潜んでいたんでしょうか。

1時間余りして、外に出してやると、風にのってひらひらと、チョウは旅だっていきました。
たっしゃでなぁ~。






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4 コメント

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凄かっ! (はなだんご)
2007-05-29 22:07:25
感動するでしょうねぇ…(*‘▼^)-☆

子ども達はもっともっと感動するだろぉなあ…\(≧▽≦)丿
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そうなんです (モリー)
2007-05-31 21:06:13
今日、学校でK先生に全面的に協力していただき、子ども達に羽化を見せてあげることができました。
理科室のスクリーンに、羽化の様子が大きく映るように機械をセットしてもらって。
羽化の瞬間を見れた子ども達、ホントに嬉しそうでした。
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うわぁー (wata)
2007-06-02 08:44:43
私も見てみたかったです。
感動でしょうね。

野菜室とは!K先生すごいです

何で幼虫のアノ形のものが、コノ形になるのか…
不思議です。
サナギのあの殻の中で、いったいどんなことが起こっているのか…(全てが作り直されるちゃうの?)
知りたいけれど、見てみたいような、見たくないような…(笑
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wataさんへ (モリー)
2007-06-04 21:01:20
半分背中が出てきたところは、何かフェルト状にほわほわと毛に包まれていて、モスラっぽいんですよ。
A校でも、明日羽化を見せてあげたいと思って、さなぎを野菜室で準備しております。
K先生はいないけど、がんばってみまーす。
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