今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

フルーツジャムをミックス

2020年10月04日 | スイーツ
先日、いつも余ってしまう小さなジャムの瓶を食べ切る事が出来て、
(忙し過ぎてパッと塗って、パパっと食べるには便利で・・・あと加熱しているとはいえ、多少はビタミンを含んでいるから、不足しているのか?身体が欲っしていた)

最近、ジャムに興味を持った。
コンフィズリーの中の
・コンフィチュール
・セミコンフィチュール
・コンポート
・ゼリー
等の中の1つなんだな・・・
まあ、(パテシエ学校ではないので)知識は別にいいけれど

ジャムって便利なのと市販のは、
「ブドウ糖」が入っていたり(←あれが飽きるんだよ)
薬剤が入っていたり
味が強かったり
多分、多くはそれらが原因で飽きて食べなくなってしまうモノが、上級国民ではない私の買える範囲では多い!!
(ポ○リは嫌いではないのだが、ブドウ糖そのものを料理やお菓子に入れると、酸味が極度に斜めな感じで立ってしまって・・・そこだけケミカルで不自然なんだよね、味が無いなんてブドウ糖には共通する味があるから嘘だと思う、それを補うために別の薬剤を入れたり・・・砂糖に比べコストが安いからだろうが消費者が買わなきゃ本末転倒だろうに・・・)

果物は値段が高いので、偶々安売りをしていたキウイ(←酸味のバランスとフレッシュさを考えまだ熟していないモノ)と同額だったゴールデンキウイでジャムにしてみようと思ったが、キウイ系だけだと酸味が強く芸がないなと感じてカップフルーツもジャムになり得るのでは?フルーツジャムにしてみることに。
アメリカ産がかなり混じっていて、ちょっと目を背けたくなるが・・・防ばい剤や防カビ剤(←共にポストハーベストの日本名)は大丈夫かな?

オレンジは切り外して

葡萄は剥いて(←思ったより面倒だ、なんでこんな硬いんだ?これ・・・)

キウイも皮を剥いて、全部のフルーツを微塵切り

湯煎、他の瓶もついでに

ジャムはこの後で色が変わらないようにレモン汁も入れるし、酸性なのでホーロー鍋を使った。
※確か、酸性のモノと煮沸、鉄類は、溶け出して中毒を起こす事があるというのを何処かで読んだ気がして。
(先日も高齢者施設で、長年使い続けたヤカンで経口補水液の粉末を入れ沸かしたら、化学反応によりヤカンの中の銅が溶け出し、それを飲んだ方々が中毒を起こしたみたいな記事が流れていたよね)

まさに酸性のレモン汁、酸っぱくなるからあんまり入れなかった。

砂糖は後で調整出来るので、甘くなり過ぎないように。

強火で煮て灰汁を取ったら、

中弱火にし、20分~好みの硬さぐらい煮てから、最後に甘さを調整しよう。

パッキンのある瓶のパーツは煮沸出来ないので焼酎で拭いた。

煮沸した瓶に詰めてから、何か蓋が欲しいので網を逆にしてかけておいた。
※けっして濾しているワケではない。
(急いでいたら冷煎)

※このまま蓋をして冷ませばよかったのだな。
イギリスの苦いマーマレードの時、苦労したから・・・
ミンスミートの時はキチンと出来ていたのだが・・・

粗熱が取れたら冷蔵

翌日パンに塗って食べてみたら、フルーツの色々な味がして美味しいんだけれど、あれ?酸っぱいぞ?
味見の時点では、丁度良かったのに

なるほど、ジャムの時は自身が丁度良いって思う甘さの1.3倍~1.5倍ぐらいの濃さにしておかないと余熱とかで味が変わるのね・・・
(どうしよう・・・料理にソースとして使うか・・・?

丁度、早く食べてしまわなければならないワリと酸味が強く水分が少ない林檎を頂いたのでリンゴジャムにしようと、

今回は自身の丁度良い場所から1.6倍~1.67倍前後でワザと甘くしておき

なるほど、酸味が嫌いだからレモン汁をケチったらやや色が・・・
まあ、自分で食べる分には色など気にはしなくていいか、見た目より味や市販のモノとは違って身体に優しいか?どうかだろうし。
(※レモンがダメなら塩水でリンゴを色止めをすると、やはり塩気を感じる人は感じるから!)

で、先程酸味が強かったフルーツのジャムに、このワザと甘くしたジャムを混ぜてみることに。
その分、早く食べなければいけない量が増えたが、酸味が強過ぎるよりは、食べに向かう回数を増やした方が消費が早いかと・・・
(代用の何か別の物を市販で手軽に手に入れるよりも身体に良いし)

ちょっと味見をしたが相当良い感じでバランスが取れた。

あとは冷やしてお楽しみ

もの凄い美味しさだった。
これはちょっとお高いお店で買うヤツだ(多分・・・)
『高貴さ』、さえ感じさせるような味だった(←農薬大国のやや怖いフルーツが入ってなければの話だが)

本当にフルーツを食べているみたいにフレッシュ感が違う
①の時はやや酸味が強かったので、ここまでは解からなかった。
※ジャムは塗り過ぎないコトがちょっとしたコツだね

もし余って(?)大量に消費するには・・・
チャツネみたいに煮込み料理へ
お惣菜のソース代わりにする
ドリンク
ヨーグルトに入れたりアイスに使ったり、マカロンやクッキーで挟んだりスイーツに。

だが、これは他の事に使いたくないぐらい美味しいな・・・
甘いのでそんなには食べないが、このままでも美味しくて食べたくなる味だった。

その時手に入る、その旬の食材で、日常に寄り添わせたいから、
特にレシピは決めていないけれど、こういうのも面白いかなって。

「オマケ①」

試しにビゴのスコーンに乗せてみたら絶品だった。

クロテッドを作っていなかったので、片方はバターを塗ったらそれは中途半端で、なまじ余計なモノは載せずスコーンとフルーツジャムのみでよかったのかも。
(因みにビゴのスコーン、やや表皮が硬めにリッチになった?スコーンは素朴な感じが好きなのだが)

市販の鴨肉のスモークに乗せてみたら、家庭では味わえない味が出来上がった、ただこれはもうご飯のおかずにならないぐらいの美味しさで(別格過ぎて少し困った、今日の献立とか今日の料理としてはそれもどうかなっ・・・と・・・)。

ワリと沢山乗せた方が美味しいかも(個人的に)。
シャンパンやワインが欲しいって感じ。
唐揚げの甘酢あんかけみたいに最初から全部乗せてしまう事が嫌な人も居るから(←唐揚げ好きは、先ず唐揚げで食べたいんだ)、それと同じで全部には載せず敢えて添える事にした(自分で食べるんだし)。

こんな使い方も。

トマトケチャップのツンツンした酸味が「和らいで」「深み」が出る感じに変化がする。

敢えて合わせる事を少し冒険させた、市販の豚タンスモーク(レモン風味)とでも合わなくもない感じだった。

ここまで色々試す範囲を拡げられれば、概ねのモノに活用出来る自身の幅も少しは拡がったのではないだろうか?と・・・

後は本当にチャツネみたいに煮込み料理の深みを出す為に使うぐらいか・・・

これは最初丁度良くても、翌日とかになるとかなり甘みとかが出るんだよな~、そこは気を付けた方がいい部分もある。

「オマケ②」

柿ジャムを作ろうとしたが、それだと前と同じなので、キウイと柿のジャムを作ってみた。
煮過ぎたので水分が無くなり硬くなったので、少しづつ水を足して煮直した

今度は直ぐ蓋をして

完全密閉の容器だったのでひっくり返してみた。

以前、完全密閉のでなかったら中が溢れてきてしまったので・・・その嫌な記憶があって。
(まぁ、失敗をして覚えていくのだろうな・・・)

因みに、甘い果物と酸っぱい果物は食べ合わせが悪いらしい・・・
(消化管に負担がかかるんだって・・・)



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