今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

いろいろなもの9

2019年12月01日 | グルメ
出汁が無かったので(水でも良かったのだが折角だから)

鯖の味噌煮の霜降りの段階の湯を使った。
※洗う別の水は捨てる!!

生姜と酒を使うし、鯖出汁らしいアタック感の強さのイメージになるぐらいかな


市ヶ谷~九段下の間(1本裏)にある
Swan&Lion(スワンアンドライオン)のスモークサバのパイなのだが、Takeawayでお好きなパイを択ぶサラダ2種付きはパイを温めてくれる。

魚とはいえ臭くない、ホアイトソースなので、ツナみたいな感じかなぁ
スワン&ライオンは正直、想像や予想を超えてくる。
(ホワイトソース系のパイはそういえば作った事がなかったなー)

『おいでませ山口館』
にあった「柑太鼓」が何度食べても好きで好きで仕方がない。

甘過ぎないので上品だし、中心の夏蜜柑の皮の砂糖漬けとその香りがキレがあって全体をシャープなイメージにしている。
それでいて素朴さもあるから、ワリと凄くバランスが良いイメージ。
大切に両手で食べたいお菓子。

(美味しかったから珍しくこっちにも書いちゃお)
煮た椎茸をきざんでごはんにかけて・・・

震えるほど、美味しかった・・・
忙しい時に助かる。

以前、キッコーマンさんが豆乳のHOTを配布していて、これでも保守的な自分は、最初HOTの豆乳なんて~などと思っていたが、なんでも勉強だ!!と勇気を出して貪欲に試してみた。
(味が付いているレシピも択べたが、先ずは普通のからだろう!!って)
・プラの蓋を通して口に入れるのと、蓋を外して飲むのとでは甘味や風味が違うのな。
(なんだろ?温度の差かな・・・、慣れないうちは蓋を通した方が・・・)

あれ、イケる!!、低脂肪乳をいつも飲んでいるが、それよりコクがある感じ。
思わず『寒い時に飲食をしたいモノ』に追加をしてしまった。
200mlを耐熱のマグカップに入れ、レンジで1分50秒(~慣れないうちは短め)チンすると良いらしい。

銀座2丁目と1丁目の間にあるニューキャッスルのカレー

歴史あるカレーだが、3.11東日本大震災の時に地盤が緩んで有楽町から移転してきたんだな。
口に入れた瞬間、辛さとは違うスパイシーさと大人な苦みがグっとくるが、玉子を崩すと一気に懐かしい銀座の味に変化をする
(頭に浮かぶ色のイメージは緑色という感じ)
個人的にカルダモンが好きなので最近、神保町エチオピアのビーフ辛さゼロにハマっていたが、こういう昔懐かしいのも良いなーって。量は「つん蒲」(=普通盛り)

少し前、居酒屋で日本酒メニューが2枚重ねでクリアファイル(一枚はラミネーターで覆って加工)で重ねられていた。
なんでだろう?ってふと酔いながら考えた時、一本の黒い線に気付いた・・・、!!、
これは本日入荷していない日本酒をメニューから消す為だ!!って。
イチイチ、パソコンで書き直さなくていいんだ!!って。

上をマジックで消せば、下の原本は消えないし汚れない。
それでいて後日再入荷した時に又、入力をしなくても済む。
紙もラミネートフィルムも無駄にならない。
毎日現場でクタクタになるまで料理を作り続けて、夜帰宅してからor事務室で修正入力をして、プリントアウトをし、更に翌日仕込みの合間に、コンビニへ行って全席分コピーするのは(←インクを減らさないでインクを買いに行く時間を少しでも休憩に当てる為コピーにする)、1個1個は大した作業ではなくても結構ツラいんだよ。
でも5時とかの営業開始時間は迫ってきてしまうし、それまでに揃えないといけない。
普段日本酒とか期限が短いお酒を飲まなかったから解からなかった。

谷中銀座のコバヤシの焼き鳥(「いわい」の肉の味がシッカリして美味しかったな。)

笹塚のフランキーさんにも勝るとも劣らない美味しさ。(←そういえば自分は塩派なので塩で食べたが)
持ち帰りで700円以上買うとミニタレを付けてくれるのだが(←食べ歩きして減っているが)、何も考えず外で食べ歩きならともかく、家に持ち帰って他人ちのタレって試す時にドキドキすると初めて知った。
どっちが上とか下ではなくて、もし、もしもだよ、、、俺が10年作り続けたうちのタレより遥かに美味しかったら・・・?って感情がこんなにも怖いと感じた事は生まれて初めて。

「食べっこ動物」って英国の「マクビティ」みたいにオーツ麦Ver.があっても良いかもとふと思った。
(あるのかもしれないが)

たまにミルクティーや珈琲に浸すかが悩むところ・・・

入院をしている時、コールスローに粉チーズと黒胡椒でアクセントを付けたモノが出てきた。

黒胡椒が効いていて、ベーコンは入っていないのに、パスタと同じ原料のパンと一緒に口に頬張ると、まるで口の中でカルボナーラが出来上がる様だった。

自分で煮た昆布の佃煮とチーズを少し塩気が強いと思ったけれど我慢して合わせて調べてみた。

最初、旨味と旨味でブツかるかな?と思ったけれど、得も謂われぬ旨味になった。

フラっと入った蔵前の「T'S Bakery(ティーズベーカリー)」のナッツとかドライフルーツが入ったパンが美味しかったなー・・・久々にこんなに美味しいパンを食べた、蔵前から新御徒町(というか御徒町方面)へ歩いている途中に看板が小さく立ててあって、誘われるまま路地を入ってみたら左手にこじんまりとした可愛いお店があった。
ここはハード系強い?かも。

蔵前は10数年前にある企業へ営業取材交渉(←取材営業ではなく営業取材とでもいおうか)へ行ったんだけれど、めっちゃ怖い会社だった(いや技術系だから「硬派」なんだ)。
うちの出版社の社長が勝手に記事に書いて「『掲載をしたのだから金を出せ』と言って来い」と反社まがいの指令を俺に下し、
俺は「いいんすか?馬鹿だから俺やっちゃいますよ?いいんすか?いいんすか?」ってチンピラ映画みたいに社長に問い、
「行け」というので行ったが・・・
そりゃ企業側も怒るわけで屈強な男達数人に超囲まれ「で、なんだって?もういっぺん言ってもらおうか?」って・・・
「ですよね~、僕もそう思ったんですよ~、一応来たって証明だけで直ぐ帰りますね」って、
「このまま真っ直ぐ帰るの?」
「ええ近くに美味しいラーメン屋があるらしいので、そこに寄って」と、いつも持ち歩いているラーメンガイドを鞄から出して見せると、
(ラーメンはそんな得意ではなかったが、ずっと前の職場のリスペクトする先輩に頂いたラーメンガイドを常に持ち歩いてラーメン経験値を高めていたので、因みに旅行と同じで1gでも軽くする為に鞄の中はこのラーメンガイドと筆記用具2本、補充の名刺・媒体資料数枚しか入ってない、お客様の所へ行くだけで疲れたら良い話も出来ない、悔いなく仕事をしたいじゃないですか!!)

「へえ~、ちょっと見せて」となり(←心の広い人だった)、最終的にラーメンの話で仲良くなって、あと少しで取材や広告のお付き合いを頂けたのだけれど、自分が身体を壊した疑惑と将来やる事があったので組織を出て。
(当時の編集長には「良いところまで関係が築けている」と伝えておいたのだけれど、編集長は記者営業専属ではなくてな)
社長はそこまで読んで俺を行かせたのだろうか???
そんなアツい思い出がある蔵前。

御徒町、大統領の馬モツ煮込み、え、これ?馬なの?、美味しいぞ。
そして深みもある。
※チューハイが炭酸と別に出てくるので、好みの炭酸量で割って、おかわりはホッピーみたいに中身だけ貰うという超斬新な方式。エコというか。

モツ焼きも、こんな新鮮なシロはホント久しぶりというか初めてなぐらい新鮮だった。
(新鮮だろうが、新鮮でなかろうが、「ツウ」はシロを塩で喰いながら日本酒をやる!!、私に手羽先の捌き方を教えて下さった今は亡き板前さんがいつもそうされていた・・・)
※ギッシュとアブラの違いってなんだろう?(今度確認をしたい)
※塩も自分の塩加減が正しかった事を確認出来た気がする。

塩派だけれど、一応タレも頑張って食べておいたら、タレも美味しかった。
うちより美味しいタレって初めてだな。
(出る量、足す量が違うからかな?)

きんぴらごぼうに、出汁の素を入れる手を知ったので、午房が余っていたし、早速、江戸時代風のきんぴらごぼうに入れて試してみた。

う~ん、細いコンビニのお弁当に付いているような、きんぴらごぼうだと合うのかもしれないけれど、太いきんぴらごうぼうは、牛蒡の風味を楽しみたいモノだから、なんかベクトルとか方向性というかが違うなーって。

葡萄パンに更にブルーベリージャムが出てきて、最初「センスねーなー」と思ったけれど(←それ以前に、甘いモノとかジャムが苦手で)

頑張って試しに葡萄+葡萄みたいなベリーで試してみたら、葡萄感(果実感)が、「倍、更に倍!!」と増してビビった。
何事からも学べたり、成長出来るのかも。。。

「おでん」は出来れば(時間があれば)先に大根とかしみ込んで欲しいモノを煮て
(時間があるなら1度冷ます過程でしみ込ませて)
※今回は焼き豆腐を入れてみた、プロっぽい?人のレシピはキッチンペーパーで巻いて重石をし30分以上置いて、水を切っていたが、まあ(水を切らなくても出来るようだし)今回はいっかなーって。

それから再度温め、練り物を入れたら煮たてないのは、もう定番だよな・・・

つい「おでん」を作り過ぎちゃうなー
(やり過ぎてしまうって未成熟ってことなんだよな・・・)

令和元年の世田谷パン祭りで「famfam」と、「タンネ」のパンをやっと食べられた。
(台風19号の翌々日で量販店からパンだけでなく食材が無くなり、開催日も1日に減った為に一気に人が押し寄せるという事態に・・・)

・「famfam」、岐阜県多治見市のスコーン専門店のナッツのスコーン(←ガチのプレーンは2個入りで高かった・・・ので、より何も入っていないプレーンに近いナッツにした)、気候の寒暖差が激しそうな岐阜県多治見市だから味が強いかな?と最初は少々不安だったが、(「先ずは焼かないで食べたが」)スコーン自体が優しい食べ物なのもあってかなりバランスが取れている。素材もこだわりぬいているようだし、スコーン専門店と看板を掲げているだけあって流石に美味しい!!
・「タンネ」、人形町のドイツパン屋さん、ここ10年ぐらい前から「行こう」「行こう」と思っていたんだけれど、
あの頃、いつも当時人形町に居たお客様の所で長居をしてしまって、飲みに行ったり食事をご馳走になったりしていたので、いつも即事務所に帰って記事を書かないといけなく、中々行けなくて行けていなかったが、やっと食べられた。
ドイツパンは個人的に好きなので、←異国情緒溢れ、ちょっと旅行のような気分になれる)
ドイツパンは『選択が重要』であまりライ麦が多過ぎたりサワー種が強過ぎるモノを択んでしまうと初心者には取っ付きにくいイメージになってしまう為、最初はライ麦がやや少な目でサワー種でない優しい味を択んだら、正解でした!!
 英国パイ料理の「Swan&Lion(スワン&ライオン)」さんも出店をされていたが、この前行ったばかりだったので(「パン祭り」という事でスコーンも素朴とベノアの中間ぐらいで個人的には好きなんだけれど)、今回は台風でパンが切れていたので申し訳ないが行かなかった。
(街歩きの、パン屋さん巡りでも先ずは普通の食事パンを買う事にしているんだ、後で食べられるし、あまり個性的なモノより、食事として「基本に忠実」なシンプルなパンで美味しくて、続けられるって凄い事だから)

現存する日本最古の居酒屋といわれる「みますや」の泥鰌は臭くない!!
こんなドジョウ初めてだ!!
なんでだ?
しかもタレというか煮汁が絶妙の品の良さ。
(甘いのが苦手な自分が、甘いのにとても良い・・・これ・・・って感じの味)
なんで?なんで?、なんで泥鰌がこんなに臭くないの?あの泥鰌が・・・???

柳川の方が食べ易いが敢えて歴史ある煮汁の味を知る為に丸煮にし、これは珍しく日本酒だろうーって(近年、超薄めた蒸留酒ばかりだったので)辛口の日本酒にした。
「日本酒って料理を活かす余地のあるお酒」と誰かに聞いたな・・・それって凄く解かるし、オツとか「粋」、文化として、とても大切な事のような気がする=
大きい奴は骨がやや硬めなので、1匹を半分づつよく噛んで食べていくと食べ易いだろう。
(久しぶりだった為ビジュアルがハードだったから、尾っぽから食べて、そのうち酔って気にならなくなった)
気付くとあっという間にドジョウが無くなっていて牛蒡だけになっていた。。。
(それぐらい旨いんだ)

あと周りのお客さん達を観ていると、わりかし唐揚げを注文している人が多くて、自分も頼んでみたら、マヨネーズの他に練りカラシが付いてきて!!今まで有りそうでなかった、灯台下暗しな発想で、目から鱗だった。
(1番歴史があるお店なのにその分野で進化し続けているんだなーってのが驚き、ギネスとかあったし、ペールエールとポテトがあれば・・・英国なのだが・・・、店に入る前はもっと古い事にこだわってコワイ頑固なお店かと少しブルっていたんだ、でも全然違った、居酒屋として1番大事な『懐の深さ』というモノがあった気がした)
当然、この唐揚げ、抜群に美味しい!!
そんなに何処の唐揚げが詳しいという訳ではないが、名古屋大須の李さんの唐揚げの次に自分はここが好きだなーって感じた。
量も満足が出来る量だし。

あまりにも美味しくて切ってしまった後に撮影をしたのだが立川にある老舗「クラウン」のキノコが乗ったタルティーヌ

最初、総菜パンが多くて、なるべく味の付いていないパンを買う自分はヤベとか思ったのだけれど、これだけ総菜パンがあるという事は、きっと総菜パンに自信があるのだろうなって、あまりにもお腹が空いていたので買ってみたた。
※これが美味しいのなんのって、イタリアンみたいにニンニクが際立っているがそれが決して嫌じゃない上質な上品さのニンニク風味、こうやって調理するのかぁ~って。
これはもう料理だわ、止まらなくなった。
※全体像はバタールの半分ぐらいの長さ。

「魯珈」のカレーを食べた。
昨今Netで記事広告や炎上商法が散乱する世の中で一体何が本当か?情報の確度に対し懐疑的な見方が巷に溢れる中、どのぐらい本当なのか?真実を知りたく、
(行列は嫌いだけれど)並んでみたら偶然にも食べられた時に答えの1つがここにある気がした。

みんなTVで放送されたという魯肉が乗った「魯珈プレート」を頼んでいたが、
実は私、そんなに魯肉が好きではないので・・・
(豚バラが凄く気になったが魯肉は味が濃いモノが多く・・・)
そんな理由と、今回はカレーを食べに来た!!という事で、2種盛りカレー(ラムとチキン)とルーのみのプチカレー(野菜)で「限定味以外」の全種類のカレーを食べた。
3種類全部味見を出来るなんて余程自信があるのだろうな・・・とハードルを上げたが実際、
・店舗側のお薦めはマリネした実際に超絶に柔らかい「ラムカレー」らしいのだが、ワリとカレー好きな人のカレーに近いという感じと、味の芯の太さがある事と共に強さが前面に出過ぎない女性らしいバランスが取れている印象。
・魯珈の名を冠した「チキンカレー」はまるでマンダラのバターチキンを彷彿とさせるような、1つか2つランクが上の完成度の高いカレーで、
・ミニサイズで付けた「野菜カレー」は、自分自身が辛い物が苦手で野菜カレーが好きということもあって(←日本人、野菜カレーとかシーフードカレーが好きだと思う)、自分は野菜カレーが好きだな。美味しかった。
「ライスが男性だと少ないかも」とネットに書かれていたように、実際やや少な目だが100円で大盛にも出来るし、自分は「トプカ」で学んだのだが、本当に美味しいものは腹8分でいいんじゃないか!!ってそれも彷彿とした。
(足りなきゃ後でパンでも食べればいいし)
※本格的なカレー(とか料理)って作っていても、どれもこれも、ついつい自身の同じ系統の味になりがちだけれど、ここはそれぞれのカレーが明確な個性というか方向性を確立をしているというか、食べた瞬間にそれぞれの味から受ける印象の色(カラー)が際立って明確。
勿論ここの魯珈独自の味は個性の下の底でそれぞれが繋がっているのだが、それが主張し過ぎない・・・
自分の味を主張し過ぎず先ず製品というか作品というか、プロレベルで美味しいと感動させた上でそっと魯珈の味がベースの骨組みとして存在を「もしよろしかったら」と味の対話をしているのは凄く知的で賢くもある感じがする(した)。

当初これを書いた時、まだ戸惑っていた。美味しくて震えるってこういう事かな。
因みに2種類を混ぜるより3種類を混ぜると、又これが劇的に変わる。
それも美味しいと思う。
ここのブログが好きな人、は、野菜カレーでもOKじゃないかな?
(逆にダメな人はラムカレーとかの方がアタック感が良いかもしれない←シッカリとしていて美味しいんだけれどね)
確実なモノならチキンからかも←あ~輪廻している・・
それぐらい三者三葉に味や個性が出せるって、「本当にこれ同じ人が作ったの?」ろいう感じで方向性があってそれでいてそれぞれクオリティが高い。
(あとスパイスって新鮮さが大事なんだな、と知って学べる事も出来た!!)
次は魯肉飯がそんなに得意ではない自分が魯肉の乗った魯珈プレートを頼んでみようかと・・・
接客も良いし、食べて明日も頑張ろうと自然に思えたカレー、(カレーに限らず)どうやったらそう思わせる味を作れるのだろう・・・

理由あって中々、小岩や新小岩に行かなかったが、少しでも前進をしたいなと両方の街を歩いていた時に見付けた、
(両方の街へ行ったからまだ街の真髄を掴めていないが)
小岩「木の実」(珈琲)の50番
色々種類があるが、やはり最初なので数十年街の人々に愛され続けているコレにした。
長い歴史をかけて、あまりにも多くの人々が支持をしたって事は本物なんだと思う。

久しぶりに美味しいコーヒーを飲んだなーって。
最初は優しくまったりとしつつ気付くといつの間にか口の中からフワっと消えていく感じ。
優し気でありつつ楽しい軽快な味で、喫茶店って個性的で楽しくないとなって改めて思わて下さるパッと咲くような華やかさも感じさせてくれる味でした。
店の雰囲気と相まって落ち着く。

クルミパンにチーズ

新規のパン屋さんを知る時に甘い物だと味が隠れちゃうしかといって大量には食事パンが要らない時に胡桃パンにしている。そのままでもイケルし、こうやって加工しても結構合うんだ。
しかしこのクルミパン美味いな、あれ?何処のだっけな・・・、新小岩のパン屋さんだと思うのだが、あの地域QUALITYが高過ぎて1回では把握しきれなかった。

下高井戸「エスポアール」のクルミパンのラスクと葡萄パンのラスク
私はそんなにラスクが得意ではなかったが、ここのラスクは口当たりが優しい。
しかもクルミパンって、葡萄パンって・・・
そういうパンでもラスクって作れるんだなーって目から鱗。

元々のラスクの形状って本来こういうモノだったのではないかな?って感じた。
現代って(ラスクに限らず)甘さが強過ぎたり、アタック感を強くしてワザと印象に残そうとしたり(←フレーバーを付けたり)して過剰にフールセックやドゥミセックのお菓子に負けないようにしようとしているけれど、それが返って味の強さと更に比例してしまって、ラスクという食べ物から全く優しさを感じないから苦手だったのだが、『ここのは違う・・・』
素材の味にあらがわないというか、だから自然なんだ。
それでいつつ印象に残るから、
ザラメかな、印象に残るのは?(いや、でもザラメの奥に、粉の『旨味』も感じるぞ!!)
、でも本当に保存食とかそういうモノだったんだなーって、もの凄く食べ物の原点を考え、感じさせてくれるエスポアールのラスクという食べ物だった。

 2019年10月末~11月4日まで行われた伊勢丹の英国展で「ロダス」のスコーンと、「ローズベーカリー」のミンスパイを。
(「ローズウッドロンドン」も気にはなったのだが、2年連続アフタヌーン大賞受という冠が付くと凄い行列で、なにせ行列が嫌いなのと、自分もスコーンを作るし、無論プロ達の方が美味しいんだけれど、どっちの方が美味しいとかはスコーンでは野暮だから考えなようにしているし、スコーンで上下を自分と比べるのも粋な行為では無いなって、それぐらいスコーンって俺にとって大切で家族みたいな常に傍にある存在なんだよね、何故かホッとするというか、←俺の中ではリッチ過ぎちゃダメなんだ、普段日常的に食べるものは優しくなければならない、余計なモノは要らないっていうか、地味だけれど良いモノを末長くって事もイギリスの精神だし)

で、ロダスはクロテッドクリームを練り込んであるということで、普通はリッチなスコーンでもホエー的なモノや生クリームを練り込む所があるが、クロテッド自体を練り込むですと?と・・・
そりゃクロテッドクリームとは合わないワケないわ(出来ればロダスの)。
ただ今は脂質の事を考え(1回自分でクロテッドを作るとお金出してまでは・・・て、ロダスのは小分けで手に入る値段だったのだが、他所のクロテッドが高くてそのイメージがアタマに残ってしまっていて、クロテッドは買わなかった)

で、そのままと、ホイルで包まないでサックリ仕上げる焼き方Ver.の両方を食べてみた。

本当に美味しいスコーンはそのままでもリベイクをしてもポテンシャルがほぼ変わらず両方美味しい気がするから、両方試した)

美味しい、ガチで美味しい!!
 あとローズベーカリーのミンスパイ(最初、渋谷のアールベーカーと勘違いをしていた、東急は比較的味が強めな気がしていたので迷ったが後で調べたら別のお店だった)、ミンスパイは以前ミンスミートから作ったが、果たしてこれが正解なのか?どうなのか?解からなくて(←シナモンとかドライフルーツ・甘い物が嫌いだったので作るのが苦痛で・・・)、
こればかりは、胃の中のおかず(いや、井の中の蛙)にならない為に自分のと比べさせて頂いた。


美味しい!!、これもガチで美味しい、スパイスが効き過ぎていなくて丁度素材が活きる塩梅。
スパイスが効き過ぎていると強過ぎるのと麻痺をしてくる感覚も嫌なのだが、このミンスミート(ミンスパイ)は、ドライフルーツなのにフレッシュでカランツとか素材自体の本物のチカラが伝わってくるようだ。
なるほど~、これがミンスミートのスパイスの適度な塩梅や、加減か。。。
自分のは(クリスマスプディングを作った時余ったケンネ脂の量に左右されたので)どのぐらい入れて良いのか、ある程度いくつかの書物のレシピは参考にはしたが、そういう理由でやや勘な部分もあったから、少し自分の中のミンスパイ(ミンスミート)のスパイス加減の概念を修正。
春木屋理論とでもいおうか、これでいいやと思ったらそこで終わっちゃうから、他人に迷惑をかけない範囲でならコツコツと)
自分を素直に変えるぐらい美味しかった。
ドライフルーツやシナモン等のスパイスがあまり好きではない自分が美味しいって思うんだから相当だと思う。
この加減、驚いたわ。

(ああ、書き過ぎてしまった、これはいずれ1つの記事に移動させようかな・・・)

沖縄フェアでシークワサーをモズク酢に絞る方法を教わった時は衝撃の美味しさだった。
市販のもずく酢だし、太いもずくではないけれど、少しでも近付けるかなって・・・
(やはり辿り着かないか・・・、だが柑橘の風味が悪くない

敢えて安い焼酎の炭酸割りに絞って焼酎リッキー風にしたらこれは、これでいいな・・・

シークワーサーの中って少しオレンジ色なんだな・・・

強い黄色というか、これも明確な認識をしたのは初めて。

キィニョンのスコーンとバニトイベーグルはやっぱり美味しい。

大昔、雨の中をキィニョン本店まで買いに行ったけれど、「ペンシルロケット」の初飛行実験の碑(とマンホールと、タイムカプセルが埋められている碑)を観に国分寺へ行ったので、久しぶりにキィニョン立ち寄ったら、美味しいな~って。
 バニトイのベーグルは、普段ベーグルってあんまり買った事がないんだけれど、対面の早稲田実業でペンシルロケットの碑を観ていたら、次々お客様が並んでいくので、何があるんだろう?とそっちの方へ行ってみたら、ベールグル屋さんでとりあえず、プレーンと紅茶と枝豆&チーズを買ってみたら、こんなに美味しいんだなー!!って。
モチモチとして、食べ応え、柔らかさと噛み応えが両立している、味もホッとする。
・枝豆&チーズはなんとなく想像が出来たが、
・紅茶の葉をベーグルに練り込むことが出来るんだ!!?って・・・しかも滅茶滅茶美味しい。
・プレーンも、様々な食材との組み合わせ相性が良く、満足度が非常に高かった!!
(この為にベーグルについて色々調べていたら、キンピラとかを挟んで食べている人が居て、サンドイッチとはまた僅かだが違う、面白い食べ物だなーって)

あとキィニョンのフランスパンってオカズにも合う気がする!!
(そのままでも美味しいが)

鰆って初めて全身を観たが、こんなに大きいんだな!!

食堂とかでは切り身でしか出てこないから、鯖ぐらいの大きさかと思っていた!!

魚の味噌煮に使った生姜と、干した大根を麺つゆに漬けたモノを食べていて、ふと両方とも毒消し作用があると昔から言われている事に気付いた。←(一応、薬事法に注意をしてみた)。

遥かな時間を超えて、古えの人々の知恵と知識をなんだか感じる事が出来た。
フランスパンを日本に広めたビゴさんの著書で日本は海に囲まれ資源が乏しかったから創意工夫をする文化が生まれたって言葉をなんだか、昔の人達に感謝をしながら心の中で反復をした。

下高井戸駅北口下すぐ右の老舗パーラーシシドの「柿のフルーツサンド」(これを書いた時、10月~11月までの限定)

最初、え?、柿をフルーツサンドにするの?、え?え?え?、やられた!!って、今までフルーツサンドが苦手で考える事すらもしなかった自分は、その発想力に驚愕させられたのだが、最初新宿のイベントで試食させて頂いて、震えるほど美味しく、後で調べて即行ってみた・・・
(凄く自然な味なんだ、それが凄く真面目だなあ~って印象の味だった)
フルーツ屋さんだから素材を活かすんだろうな、人間はこういうモノを食べていたら正しい方向にいけるのではないかって、あまりに美味しさに噛み締めた。
果物自体の味を活かす為、クリーム(ネットの批評では生クリームって出ているけれど、まるでバタークリームの様な印象)が適度な甘さで全体としての甘さの塩梅の加減が丁度良い。
甘さが苦手なので都内のスイーツを食べにそんなには行っていないが、都心の有名なパティスリーに何ヶ所か行っても、あまり感激したって事が少ないんだけれど、奈良・西大寺の『ガトー・ド・ボア』の「ギャラクシー」を食べた時はこれ、凄い自然だ!!って感動をしたんだ。
(そこに一時期引っ越した幼馴染と行った後、友達と別れてから更にもう一度行ってみた)
その『ガトー・ド・ボア』の「ギャラクシー」をふと思い出すような、そんな「自然さ」だった。
(素材を活かした味とでもいうか素材の味にあらがわないっていうか、、力づくで味を殺すようなことをしていない)
(ビ〇さんも本で書いているように海外の甘さは、新鮮な素材が獲れる日本では甘過ぎる→現代は流通がきちんとしているし、いずれ行きつくところ・・・!)
あの味が好きな人は、このパーラーシシドの「柿のフルーツサンド」や、他は食べていないが解からないが恐らくここの他のフルーツサンドもいけるだろう。
 今までフルーツサンドって、酸味と生クリームがぶつかって苦手だったけれど(←ショートケーキの苺は甘さに慣れた後で食べると酸味を強く感じてしまうので先に食べてしまう的なイメージ・・・でも、ショートケーキは幸せの象徴みたいな・・・最近食べてねーなー)、、、柿って酸味がまず無いので(←化学的に分析をしたり、精神を集中すればもしかしたら感じるのかもしれないが)、酸味が皆無な柿をフルーツサンドに入れるって発想が
ネットで真面目な味って出ていたが、私も試食の段階で真面目な味だなって感じた。
フルーツと向き合っている気がする。

豆乳で作られたヨーグルトがリコッタチーズみたいで、なんだか好きだった。

普段、ヨーグルトをそんなに食べないし、チーズ系が好きなので、あ、これはリコッタチーズみたいだって感じた。
(そこはヨーグルトにコダワラナイ)
で、リコッタみたいに砂糖とかハチミツを加えればもっとリコッタになるかなあ?と思ってやってみたら、これが不思議なモノで、逆に豆腐っぽくなるんだ。
(美味しいんだけれどね)
自分は味無が好きなので、そのまま無糖で、リコッタの様なコクを楽しみたい!!

以前何処かで書いたかもしれないが沖縄そばの焼きそばは醤油味(ダシが効いた)に限ると私は感じている。

(これは少し味が強めだったけれど)、それでも私は好きだ。
モチモチとした沖縄そばの麺を焼くとなんだろう、ロメスパを遥かに凌駕してくるとでもいおうか・・・凄まじい弾力になるんだ。
以前何処かで沖縄そばの焼きそばを頼んだら、ソース味が出てきて(←それが不正解とは言わないが)、なんかそれだと沖縄そばの麺で無くてもいいって。
ソースだと出汁が結構死ぬ、沖縄の味は優しさだと思うから、一撃で沖縄の味が死んでしまう・・・
そう感じる、あまりにも哀しい出来事があったから・・・(しかもソースがしみ込み過ぎて)
ダシが効いた醤油味だと素材が活きるんだよなー
私はこれがあったら絶対に頼む、「沖縄そば」や「ソーキそば」と悩むぐらいにまで、この恐らく後から出来たであろう沖縄そばの焼きそばが上位に上がってきている。

風呂上がりのお茶や清涼飲料水が凄い美味しかったのだが、江戸時代から続く『蛇骨湯』が2019年5月末に複合型総合施設の建設の為に閉店をしていた。

国が買い取って保護をし運営をすれば雇用と観光の両方を創設出来ただろうに・・・
浅草にチェーン店が増え、ただでさえ使い勝手が悪くなっているのに(浅草寺だけなんて本当の浅草じゃない気がする)、
『アンヂェラス』や他の老舗も次々閉店させられているらしいし、浅草の魅力がガタ落ちしてしまう連鎖が起こる。
全国津々浦々ネットやガイドブックに載っている所だけが町の姿ではない、
多様性があってその中で自分に合った折り合いを付けていく事が大人に求められるべき真の姿だと思う。

頂き物だが名古屋「えいこく屋」のダージリン、ウメーなー、ティーバッグだが熱湯でパッと茶葉が開く感じ
ダージリンだけはやはり先ずストレートで味わいたい。
紅茶のシャンパンって言われる意味が解かるような、セカンドフラッシュのようなシャンパンの様な泡を脳裏に想像出来る優気な上品さ。

ミルクを入れても藤原竜也のカイジ的に言うと「悪魔的なうまさ」
(無論、無糖。←紅茶が好きだし、外でも自販機の日本茶か紅茶なのだが、ミルクティーの無糖は需要が無いのものだろうか?、まあジャ〇ティーストレートとかがあるからなー、ミルクティーを飲む層は砂糖入りなのかな、キ〇ンさん?無糖を広めて・・・甘くない飲み物と甘いお菓子のタッグが潔い感じがして好きなのだが)

ミルクを入れる適正量ってあるんだよな。
乳脂肪分にもよるが、少な過ぎても多過ぎてもダメなんだよな・・・
(『ゴールデンルール』の時に一緒に調べたら牛乳でないとダメなんだ・・・)
あと自分は上流ではないが、今は『MIA』かも・・・

スクランブルエッグを作ろうと思って急に思い立って久々にオムレツを作ったが直前で失敗を恐れビビってしまった。

技術に走り過ぎてもダメなんだなーって


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