今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

凍らせておいたバジルでクーリ・ド・トマト、ピストゥそしてフレンチスクランブルエッグを「三重奏のカクテル」で。

2017年10月06日 | グルメ
仕込み以外は創作です。

<クーリ・ド・トマト>

トマトに切れ目を入れて

サッと茹でたりして(フォークを刺して焼く場合もある)

冷水にとって。

皮を剥く(焼いた時は削ぐ)

半分に切って

フォークやスプーンの背などで種を取り除く。

少し大き目にきざむ(デっていうのかな、正確に言うと大き目だからグロ・デか)。

オイルをしいた鍋で軽く炒め、塩・胡椒で味を付ける。

カタチがなくなってドロっとしてきたら細かくしたバジルを加え、本来はレモン汁だが無いのでワインビネガーで代用(少量でも結構、酸っぱくなってしまうので注意)。

氷水で冷やす(バジルの色が変わり過ぎないように)


<ピストゥ>

凍らせておいたバジルを握ると僅かに粉々になる(本等で微塵切りの様に粉々とよく言われるが、そこまで細かくはならないと思う・・・水気をもっと拭いた方が良かったのかな?)でピストゥを作る。

これで準備万端。(あとトーストと鳥を少々茹でておく)

冷蔵庫で冷やしておく。

設計図を先に書いておく。

カリカリベーコンとマカロニを準備。


<カクテル重ね作業>

前回作ったスクランブルエッグとこれでほぼ全部揃える。

ベーコンとマカロニを混ぜておく、ベーコンのオイルでマカロニをコーティング

あとトーストをコップで押して印を作る。

ナイフで切り抜いておく。

コップにスクランブルエッグを半分注いだら、コップを揺すったり、上下に軽く

トントンとぶつけて空気を抜く。

クーリ・ド・トマトを入れた後もトントン。
本当はトマトを下にしようか?思ったがビネガーの分の酸味が強いので、それが最後に残ると悲しいから(;×・)、定型どおり卵→トマトの順にした

マカロニとベーコンを乗せる。イタリアンチックだけれど

スクランブルエッグを更に乗せる。

丸いパンを4つに切って、茹でた鶏肉を捌いておく。

パンと、ピストゥ、鶏肉を乗せる。

最初、黄色→赤→黄色→緑にしようか?と思ったが、ピストゥのニンニク風味が卵に強過ぎてはオイルが下まで垂れた時に下までニンニクになると面白くないので、パンを乗せてオイルをしみ込ませ、途中で止めた。

あまり強くパンを押すと色の層が崩れるので注意

本来はシャンパングラスやワイングラスに、ケーキの絞り金でコップの側面に付かないように搾り出すのだが大量生産なら搾り金を使うが1~2個だけだし面倒なので匙で入れた。

上部の鳥はピストゥと和えればより色合いが一体化して良かったかな?

余りモノなのでちょっと量のバランスが悪いが。

冷やしている間に片付け・・・不思議なものでフレンチの場合は無駄に洗い物が多いワリに、不思議と洗い物が苦にならない、なんか料理を作る過程から作業に徹っする感覚が強いからだろうからだろうが・・・料理と調理の違いなのかもしれない。
良いか?悪いか?は解らないが、大好きなエギリス料理に比べて距離を取って見ているというか・・・
(それにしても作業と洗い物が多い・・・1人では出来ない分野だな・・・)

お、中々美味いな。

ちゃんと(←ちゃんとでもないけれど)作った方は?

お、これ、ウマいぞっ!!!っ??????

洒落にならん。

・鶏肉とピストゥとオイルの染み込んだトーストが合う。
・マカロニが良い→※マカロニの下面がクーリ・ド・トマトで、上部がカルボナーラチックに。
卵とクーリ・ド・トマトを混ぜていくと、尋常じゃない美味しさ流石、定番。
(クーリ・ド・トマトはそのままでは酸味が強いから)

ただ、まあ、これが限界かなーって。

「(ギターとかを努力して苦労して)自分の限界を知る事も、いざと言う時に他の技術でカバー出来る」とキース.Rは言っている。

<参考までに>
◎サイコロの様にカタチを揃えて切る事を「デ」と言う。

1mm~2mmがbrunoiseブリュノワーズ
3mm~5mmがmacedoineマセドワーヌ(ceの所はアクサンテギュが付いて閉じたe)
大きめはgros desグロ・デ(deの所はアクサンテギュが付いて閉じたe)
小さめはpetits desプティ・デ(deの所はアクサンテギュが付いて閉じたe)

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