今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

白菜のファルシ風

2018年11月06日 | グルメ
珍しく創作なんだけれど、白菜があったので、茎と葉に分け

水にチキンブイヨンを入れようと思ったが和風で突き詰めよう・・・とやめて、、

和風出汁の素を入れ、軽く火にかけておき

挽肉に醤油・酒・七味(←何で入れたかは忘れたが多分胡椒の代わりに気持ち程度)を入れて軽く粘りが出るまで混ぜ(←肉々しく食感を残したいから軽くでいい)
※西洋では醤油ではなく当然塩

白菜に挽肉を乗せて(最初は葉で巻けば良かったかな?・・・後でよく調べたら西洋Verでは芯は微塵切りにして肉にタマネギと混ぜ込むらしい・・・結果今回は混ぜなくて良かったが)

白菜→肉→白菜→肉と繰り返していき

ラグビー型にして「凧糸で巻き」
※本当は布巾で包むのだが、布巾を洗濯するのが面倒だったから凧糸を洗う方に選択をした。
凧糸は3本使ったが(この時、解き易いように全部の結び目を上にしておくと良いだろう)

隣の鍋に移し、沸騰をしたら、醤油と酒で味を薄目(おでんを煮る前の汁ぐらいの超薄さ)に整え

ついでに表面に網目の切れ目を入れた大根も入れて(←あくまでも和風にこだわってみたw)

再度沸騰をしたら蓋をして弱火に。

10分~15分ぐらい煮たら、菜箸と木シャモジ(←フライ返しでもいいがあくまでも和風に、金属臭もなるべく付けたくなかったし)で、上下をコロッとひっくり返す。

15分~20分~(←上記と同じ時間でもよいかもしれないが安全を考慮して5分以上増やして)煮てから火を止め

1晩放ぽって余熱で時間をかけながら味をしみ込ませると脂(ラード)が上に固まるので取り除き

ラードは汁気を切ってラップでもするかタッパや瓶に入れ、フランス郷土・家庭料理みたいにその家の味として溜めておき何か別の炒めモノ等に使う但し和風だが・・・w)

再度温めて沸騰をしたら中火にし、適度な所で菜箸でも刺してみて中が温まっているか?確認をするとより確実だろう(大丈夫だと思ったら刺さなくても)。

底に木ベラかフライ返しを入れ、皿にソッと取り出して凧糸を解く。
(この時、解き易いように全部の結び目を上にしておくと良いだろう)

切って、皿によそって汁をかける。
(好みでマスタードではなくて練りカラシを添えて←美味し過ぎて要らなかったかも)

美味しい、遊びで作ったのに、ここまで美味しくなるのか!!

挽肉は人差し指1本分ぐらいの厚さにして、断層を増やすと食感が良いかもしれない!!
中央は分厚過ぎた。

美味しいけれど。

 でも、まあ本来(ロールキャベツみたいに)西洋ではキャベツで丸く作るものだが、キャベツだと繊維が葉にハサマってちょっと嫌なんだよね、繊維が舌に残る感じも
(だから自分はあまりロールキャベツを食べない)
白菜だとトロッとしている。

※あと本来は(西洋では)、挽肉に
・白菜(じゃなくて西洋ではキャベツ)の芯の微塵切り
・タマネギの微塵切り
・塩胡椒
を混ぜて、
コンソメスープやチキンブイヨンにベーコンとニンジンの角切り等を入れて40分ぐらい途中上下を返して煮て仕上げるのだが、
添加物の入ったベーコンがどうしても薬臭さを感じ過ぎてしまうので苦手で
食べられない事も無いんだけれど、好んでは食べないな、表皮も硬いし
上記の理由と共にシューファルシは作らなかったけれど、

白菜が余っていたのと、白菜だと火の通りが早い気がするってのもあった。
(自分も中火でやればその日にある程度食べられたかも、1晩ジックリの方が美味しいとは思うが、夏場は危険だから冷めたら冷蔵庫にしまうけれど・・・

美味しかったからもっと白菜を増やしても良かったかな。
あと大根や他の野菜も。

オマケ

※因みに西洋Ver.では荒く切ったイタリアンパセリを多めに散らすと美味しいらしい。
多めでなくてもいいがパセリ好きなので

人差し指1本ぐらいの分厚い肉のファルシについては、1年半ぐらい前に料理研究家の本(←薄い肉)と郷土料理の本(←分厚い肉)を見比べた結果、自分は郷土料理の分厚い方が西洋でも和食でもパンでもご飯でもおかずとして合うという気がしたから。
あくまでも食事だから、キャベツだけが目立ったら、ちょっと寂しいかなって、それで作ってこなかったんだ、この分厚いのを観た時に、これだ!!っていつか作ろうと思っていてキャベツの繊維が舌に残る問題だけが解決していなかったから

オマケ

汁が余ったら、餅入りキンチャクを作って煮たり

揚げ系の何かを煮たり。

和風味にしておくと日本人は和風のモノへの利便性が高い。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 焼酎祭りで勉強。 | トップ | 様々なソースやタレについて。 »
最新の画像もっと見る

グルメ」カテゴリの最新記事