今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

様々なソースやタレについて。

2018年11月07日 | グルメ
西洋料理のソース文化が苦手なので(←結局、素材そのものの味じゃないやんけ)、あまり自分の中に入れてこなかったが、人様に出す時の見栄えとか、そういうのが好きな人も世の中には居るので、学んでいこうという事と、いくつか興味があるソースタレがあった。

『グリンピースソース』

この緑色のソースって私には凄く興味深く、栄養化の補完は勿論、視覚的にも清涼感を与える効果がある気がする。

グリンピースは好きだけれど(←基本、嫌いな物は無い、両津勘吉みたいに「好きか?」・「凄く好きか?」しかない)、冷凍ばかりなのかな?って思っていたら、グリンピースって缶詰なのか・・・

チキンブイヨン、又はハムを使うレシピの2種類に概ね分かれているようだ。

火にかけて今回はハムでコクを。
(グリンピースは莢=サヤから出した水煮だったので茹でない、茹でるとしたら数分ですぐ豆は冷水にとって色止め

ボウルに保冷剤と水を

一応、鍋敷きを敷いて←まあ基本大丈夫なのだが・・・熱で破れると面倒なので。

冷煎

豆とハムと、出汁が出ている水分を少々(←水分が足りなければ後で加えて伸ばしていくので最初は少々

フードプロセッサーにかける。

塩・胡椒で味を整え(バターや生クリーム・牛乳を更に加えて、コクを出すやり方もある!!

完成。

さあ、何に添えようか・・・、秋鮭のボイルにしてみようかな、ソテーだとアタック感じが強そうだし。

余っていた酸化防止剤が無添加の白ワインと月桂樹の葉をちぎって黒胡椒の粒と少々
(確かロートレックの黄色いソースの時、魚とソースを合わせたような・・・)

序でに上でガルニチュールにするキノコのソテを作ろう・・・適当に。
(余っている酸化防止剤無添加のワインも使ってしまえ~)

久しぶりにフランベをしようかな・・・

ソースの塗り方ってなんか料理番組や動画でこんな風に観たような。
センスね~

茹でた魚は皮を剝がす事が礼儀。
(1度別皿に置いて剝がすと作業し易いだろう)

ソースのデザインの下手さを隠そうと身を押したら割れた・・・

余ったグリンピースのソースは

冷凍してみた。

どうなるか・・・。

シマッタ疲れて寝落ちしてシャーベットの段階で分けるのを忘れた。
もしくは↓下記の様な氷の入れ物に入れておきたかったんだよなー

で、使う時に自然解凍では冷たいままなので・・・レンチンor湯煎

熱を加える事で色が変わってしまうか?心配だったが、レンチン時間を20秒と短くしたことと、ややレンジが壊れ気味なので冷たい部分と混ぜると変色せず大丈夫だった。
(完全に壊れるまでレンジ使うぞ・・・)

で、今回はカジキをソテーしてみたのだけれど、そのカジキを焼いたフライパンで

グレービー(ソース)が作れないかな?と
しかもバターではなく、オリーブオイルを使ってみた(チキンスープは込みで)。


で、近年はソースの上にソースやバルサミコ酢で2重の模様を付ける事が主流っぽいので
(ソース文化が嫌いな自分にはあまり理解出来んな・・・ソースにソースなんて素材の味なんか遠くに飛ばして、どうでもよくなってしまう)
片方はソースの上にソースを。

これで本当に完成(盛り付け下手だね、でもいずれ上手くなればいい、いきなり100点を目指さない事!!!)。

グリンピースの方は・・・う~ん、ボイルした魚よりソテーした魚の良いけれど、なんか海と山がぶつかる感じ
(鶏肉や4つ足とかのガツンとした方が合うのかも・・・ちょっと野暮ったいぐらいの野趣溢れる方が・・・合う気が・・・

で、カジキを焼いたフライパンで作ったグレービーは?

うわっ、凄い美味いしい!!
なんだこれ?
合う。
他のソースは苦手でも、これだけは何十回と作ってきたから流石に何かを越え始めた瞬間なのかな・・・
(あとニセのバターじゃなくオリーブオイルを使った事も吉と出た気がする)
これ、日本人好きだわ。
(※そして、シーフドパイにも合うかも???)

グリンピースと言えばシュウマイだろ・・・ということで、グリンピース嫌いが泣いて嫌がりそうな、グリンピース・ソースをシュウマイに超大量にかけてみた(←ドSなので)。

自分はグリンピースが好きなので、特にウントモスントモ変わらなかった。
(このソース、塩気もそんなに強くしていないし、バターも入っていないし。。。)
ハムもシュウマイも成型肉みたいなもんだし・・・特にフツー・・・というか。
(練りカラシをつけると多少、コントラストの落差が明確になるかな?多少だけれど・・・)


江戸時代のソースというか、変わり酢
※まあ、これも言うなればソースみたいなもんじゃないかな?って・・・

『大根おろし酢』

大根をおろして

軽く搾り

砂糖多目に、酢、塩で味付け 
大体、大根2:砂糖4:酢3強:塩1ぐらい。かな?私の感覚では三杯酢ぐらいを目指して・・・

これで大根おろし酢の完成。

塩を軽く振って皮をパリっと焼いた魚と合わせたら美味しいのなんのって


『胡瓜酢』

胡瓜1/2をおろす

胡瓜をおろすなんて初めてだな・・・

細かいけれど搾り機の上で軽く搾って

砂糖大さじ1半・酢100ml・塩小さじ1/2
ぐらい、で後は好みで微調整

これで胡瓜酢。

清涼感満載。でも・・・

胡瓜酢は清涼感目的って感じ、もう少し自己流に分量を調整しても良かったかも・・・
※塩を振って焼いた魚の塩同士がぶつかるかな・・・と

カジキをサイコロ状に切ってボイルしたモノを、冷水でシメて、水気をザルで切ったものと合わせて。

これが尋常じゃなく美味しい!!、味を付けない魚・肉・食材の方が合うのかもな~

『その胡瓜酢が余ったので』

サラダに使えないかな?って思った。

かけてみて・・・

そのままでもイケなくはないが、ややコクが足りないからオリーブオイルと胡椒を。
(最初から混ぜようか?迷ったが・・・そのままで1回かけてからにしたかった)

うん、西洋風のサラダになった、パンとも合う。

パンと食べていたチーズちぎってを散らしても凄く良い!!

ここでふと、このドレッシングは砂糖が入っているから(←元々三杯酢の酢が強めのものだから)牛乳を入れればイギリスのクリームドレッシング(サラダクリーム)に近くなるんじゃね?って?

なったよ、ほぼなった。
※日本人にとって、なんかフレンチとか大陸のドレッシングって酸味のアタック感が強いな、痛いなって感じて、それで酸味が強いサラダが嫌がる子供が多いのだけれど・・・

大陸は酸味や味が強い野菜のフレッシュさも水気も素材本来の味も全部ドレッシングやタレで多い被せてしまうきっと輸送距離が敵に攻め込まれない為に海岸線や国境から遠い所に設置していたからだと思うだから素材の痛みを少しでもマスキングする為に味や風味を強くしていった、そしてそれは加減が出来なくなっていく、イギリスとか日本は海から近い河川の海運業が、素材持つ本来の旨味を池田菊苗が発見する前に自然に感じ取れていたのだろう・・・)

牛乳で酸味のトゲトゲしさをマスキングする事によって舌に優しい味になる。
攻撃的ではないんだな。
(だから食べていて味がトゲトゲしくないから、ヒトにとってストレスの軽減になっている

で、メインはさっきのチーズ1枚だけで(←朝だし)、パンを食べていて生野菜だけじゃ栄養価が足りないなぁって考え、蒸してタッパに入れておいたジャガイモをサラダに入れる事にした。

これはいいぞ!!、凄く(とまではいかないが)、なかなか美味しい!!というか、やはり味が柔らかい

よしオシャレをして黒胡椒を入れて風味を足してみよう・・・

ウゲっ、足したら不味くなった・・・(やはり料理は引き算だな)、なんだこの差は『下手な考え休むに似たり』又は『蛇足』って感じ・・・。

ただ、ジャガイモってお腹にたまる
さっきサラダとパンが美味しくて食べ過ぎた分のパンの分が重い・・・ジャガイモ飢饉があったぐらい(主食をぶちこめば)
・ジャガイモは主食になり
・味の強さで舌が痛くなくビタミンCが摂取出来るし、
イギリス食文化の合理性について身を持って解った
(同じ島国なのに今の日本がこれを理解するのは、占領されない為に鎖国していた分、時間がかかるのかもしれない青木昆陽のサツマイモはあったが、イギリスほど主食としては根付かなかった、寛永・享保・天明・天保の江戸四大飢饉とかは別として米が助けてくれたし

西洋料理なのにイギリス料理は洗い物もラクだし(今回はイギリス料理じゃないが、自分はイギリス料理を観て料理を始めたから根底にあるので)。
※イギリス料理はこの後片付けが他の国の料理に比べてラクっていう事に、作り始めて少しして気付いたんだ。
素材の味を活かしているから
手早く出来るし、日本の文化と少し似ているから素材の味を活かすことに理解をし易い。

(というか味が無いから、食べる人が自分で付けるのだが自分で味を付けるという事は基の味が解っていないと出来ないこと食べる事自体が料理や味の『教育』『食育』になっているんだ、意図的か?どうか?知らんが・・・←A.A・ミルトン原作の『クマのプーさん』や、マイケル・ボンド原作の『パディントン』の食事シーン等の『挿絵』を観ると、批判精神溢れるイギリス人の性格を考慮してみた場合に揶揄した比喩でもあると捉え、そこから逆説的に考えると、恐らく意図的ではないか?と汲み取りたい)

『ソースの敷き方について、少し学んでみた』

プリンタでスキャニングすれば良かったのかもしれないが・・・面倒だったので

「自ら書く事に勝る読み方に勝る読み方は無し」と古来より言われいている。

※実際『フリーエージェント社会の到来』という本を半分書いて読んだら、4年後にフリーエージェント達の交流会の秘書にまでなれたし。
嘘を吐かないことと人をイジメたり騙したり貶めたりしないこと、あと年齢や社会経験値もあったが、ほぼ筆頭秘書)

『百聞は一見にしかず』、実際に経験してみる事に勝る学ぶ方法はないから、いくつか料理を作ってみた。
僅か半歩でも前に進めるだろう。


『挽き茶酢(抹茶酢)』

製菓用の抹茶パウダー「余って」いたので・・・酢と砂糖と塩に混ぜて。

うわっ、買ってきた時より変色している。
(まあ相当経つものな・・・ヤバイかな・・・)

うっ、ちょっと色が濃かった!!(しかも変色したまま濃い!!、本来はもっと薄めの緑
パウダーを出し過ぎた、結局量を増やすしかなかったので最後に抹茶を入れれば良かったんだな、写真の為ではなく)

こんな感じで。

本来ならすぐ食べないと色が変わってきてしまうものらしい(分離?)がパウダーが濃過ぎて変わらなかった。
とても不思議だけれど、有りなしかも江戸の味。
段々、江戸時代らしい味が解るようになってきた。

挽き茶酢(抹茶酢)が余ったので市販の揚げ物に(竜田揚げ)に『つけて』。

合う・・・、中華の黒酢よりアタック感がやや優しくなる、江戸よりっていうか、ダシが引き立つんだ
流石、江戸時代の料理、ダシを活かしている
(ただ、本当の唐揚げ好きは、唐揚げ自体が好きなのであって、店側に対し黒酢とか勝手にソースをかけるなよ!!、って口には出さないけれど心の中でいつも思っている、だからかけないで付けた、因みに高血圧の人は何でもかけないで付ける方が摂取量が少なくて良いと言われている、味も解るし

味が下味の薄い塩味しか付いていないチキンカツに付けても、もの凄く合う。
基本、御酢だから揚げ物に合うんだろうな。

カボスを焼き魚にかけて・・・

これもタレ・ソースといえばソースな気もしてきた。(薬味文化か?、薬味文化があればタレ・ソースはあまり要らないのかも・・・

肝醤油にカボスを搾っても。

これもソース・タレ文化だろうか?(皆が思うタレ・ソースとは方向性が違うのだろうが)



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