今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

パン粉を入れるパスタ

2020年05月03日 | 素材
南イタリアでは粉チーズの代わりにカリカリに炒めたパン粉をかけたりするという事は知ってはいたが(貧乏人のパスタとも言われているらしいが)、アンチョビは無いけれど秋刀魚(マメに捌いて骨は取ってある)をコンフィにしたものがあったので実際にやってみようかな・・・

1~2枚を微塵に切ってすり潰しておく

アンチョビではないけれどね・・・手順さえ解かれば・・・

※ただかける方式だけではなく、2段にかける方式で。

フライパンにオリーブオイルとパン粉を弱火にかけて炒める。

何か器に置いておく。

いつもの皿に盛って1つでも洗い物を減らそうとしたが皿が乾いていなくて他の皿を探している一瞬のうちに僅かに火が入り過ぎた・・・
(しかもややまだら)

フライパンを洗って。
ミニフライパンでパン粉を炒めても良いだろう)

ヘタを取って種を抜いた赤唐辛子微塵切りにしたニンニクとオリーブオイル大匙2と同時に↓~

同時に秋刀魚のすり潰したコンフィを入れニンニクが色付くまで弱火で炒める。

ニンニクが色付いたらパスタの茹で汁をお玉2杯ぐらい入れ(茹で上がるのにまだ時間があったから少し湯は多目

パセリを入れ

乳化させ

パスタを入れからめ

※炒めたパン粉を半分入れる

アンチョビではないで塩気が少ないから足りなければ味をみて足し(←塩を溶かす為に本当にごく僅かに煽り・・・ソースに味を付けておいても良かったか)からめ、

皿に盛ったら残りのパン粉をかける。

これが基本か。

おお、今までに体験した事もない感じ。
力強いのに、ほのぼのしているというか、そのバランスが下品じゃない!!上品さに通じるというトコロもあるというか
パン粉を2回に分けて入れる方法は初めてで面白いな!!


「応用Ver.」

ニンニクを使わずローリエ等ハーブ類でハーブカリカリパン粉にして1回入れの方法もあるので試しておこう。

相変わらず松の実は無いのだが、レーズンは(ミックスだけれど)安いモノが変えたのでぬるま湯で戻しておく。
(ポルト酒やマルサラ酒に漬けておいても良い)

今回は魚(上記の秋刀魚)のコンフィをすり潰さないので切ったものと、アンチョビみたいにフィレを模して薄くしたモノ
しかも2枚。

フィレに切った方と、ローリエ、オリーブオイルを火にかけ

香りが立ってきたら(←超、ハネる

水気を切ったレーズンを入れる。
(そのまま水も入れても旨味が出たのかなぁ・・・、いやワックスが落ちるか・・・

レーズンがふっくらと膨れてきたら
ハネるので望遠拡大↓)

パン粉を入れ

カリカリになるまで弱火で炒め

やはり皿に出しておく

フライパンを洗って

本当は鍋だが大きい鍋が無かったのでフライパンを乾かし、オリーブオイルを入れ

パン粉を入れ火にかけ

本当はイタリアンパセリだが無いのでタイムが余っていたからこれを少々入れようっと。

パスタと切った方の秋刀魚のコンフィを入れ

アンテョビではないので塩で味を整え、

軽く煽り合わせて皿に盛って完成。

う~ん、秋刀魚のコンフィを2枚も使ったのに上記のすり潰した方が深みがある、ニンニクかな?。
(写真を撮りながらだったけれど、麺が乾き過ぎてしまった。鍋ではなくフライパンでやったからかなぁ?)

パン粉も上記に比べ塩気を吸ってパン粉だけが一体感がない印象(技術力がまだ追い付かんのかもな)。


今度は超安いアンチョビがあったので、
「基本に戻ってアンテョビVer.」

見た目は単純なレシピなのに応用Ver.でやや違うレシピを入れたからかイマイチ流れがギコチなく身に付いていない気がしたのでもう1回まとめておこうかな。

オリーブオイルでパン粉を炒めて。

別皿に出しておく。

今回はフライパンを洗わないでそのまま使おうか?と思ったが、なるほど残ったパン粉が炒めている段階で黒く焦げるからシャモジを使っても取り切れないんだな)、洗ったり・別鍋で仕上げたりするのね。
焦って、勿体ないけれど、一応キッチンペーパーで拭いたわ・・・


アンチョビをきざんでから

すり潰して
(本当は別の器具とかでもっとシッカリすり潰した方が良いのかもしれないが、そこは横着、アンチョビは冒頭のコンフィやツナみたいなのより骨がシッカリあるんだな、←ま、冒頭の秋刀魚のコンフィみたいなのは骨を完全除去してあるのでV字に両方から入れれば中骨が取れるので)

オリーブオイルと、きざんだニンニク、ヘタと種を取った唐辛子(←なんか上手く種が出てこなくて真ん中で切って出した)、すり潰したアンチョビを火にかけて

ニンニクが軽く色づいてきたら本当はパセリだがパセリを使い切ってしまっていたので

(売られていたのがアメリカ産のパセリだったのでちょっと柑橘類とかのポストハーベストの件があるから信用を出来無く・・・)
キチンと八百屋さんで買い、冷凍をしておいたタイムを入れ

茹で汁を入れ、少し煮て乳化させる

茹で上がったパスタと混ぜて

炒ったパン粉の半量を入れ更に混ぜ合わせ
アンチョビの場合塩味が付いているので、フィレ2枚でも結構な塩気、汁が多いなら仕方ないが、なるべく加熱したまま煽らなくても混ぜるだけで熱により素材の塩気が熱く濃くなり過ぎず大丈夫かも)

皿に盛って残りのパン粉を上からかけて完成。

う~ん・・・、より色々な素材が明確になったけれど、ちょっと事務的な印象。
やはり、このパスタの場合はタイムより、パセリの方が合うな・・・
パン粉はもっと細かい方が良いかもな(細かくしたんだけれど・・・)
あと少し辛かったので1人前だと種を抜いた唐辛子が半分でいいんだな。
パン粉も1人前だと量が多かったかな(冒頭の基本のは多くしてみたけれど、大1でいいみたい)。
くっ、課題が残った。
(ま、課題が残った方が次に繋がる)
※あと、今回麺を80gにしたのだけれど(←前回の応用編までは、たまに80gにしていたが、平均90g~ハラペコの時は120gが多かった)、(味が単調だからか、パセリではないからか?パスタは日本食の味噌汁に相当するという意味が解かった気がした。これにパンが付いて主食となるのね。
それが(今回)凄く解かった気がした。


「基本と応用を合わせてツナVer.」

今までの要領を合わせ上記の反省点に注意をし、ツナで作ってみた。
パン粉の量を少し減らした。
辛くし過ぎないように唐辛子が半分
タイムも効き過ぎないように僅かに効かせる感じ。
麺の量は60g
ツナに塩気があるけれどアンチョビ程ではないので少しだけ塩を。
加熱して煽り塩気を強くしない事で、様々な風味を残す。

美味しい!!!
(今の段階では)ツナで充分だわ・・・
※ただ、なんかこの料理は焦る、なんていうか、日本というか島国的ではないのだよな工程が一手間・二手間、今までだったらこうするんだけれどーって部分が違っていて何か引っ掛かるというか)、瞬間・瞬間動きが止まる感じが(慣れていないからかな~)。

今回敢えて60gにしてパンを付けると量は丁度良かったのだが・・・

この料理をここに追加した時は梅雨入りしそうでパンの劣化が早く怖いからパンを野菜室へ入れておいたからトーストして食べないとならなくてパンを焼いたらパスタのパン粉の意味があまり無くなったというか・・・
やはりパン粉を炒めたモノより、トースト感の方がそれは絶対に勝つワケで・・・そんな本末転倒に触れている感じがしないでもない。
美味しい事は美味しいのだが。。。

なんかこの料理、自分と合わない・・・作っていてあんまり楽しくないというか・・・なんだろう?

自由度が少ないのかな・・・

あんまり苦手意識を持つと良くないから、また、偶にやろうっと。

 暇な時にパン粉だけを炒めある程度ストックしておいて使えば面白い?のかな?、(カロリー増えるけれど)サラダとかにもかけられるし、バターならクルトン代わりにクリーム系のスープにもかけられるのだが・・・オリーブオイルだと苦味みたいな風味がな

オマケ

(忙しかったので)食事を兼ねつつツナでも練習(?)をして、2種のレシピを使い分けつつ(←たまに迷うが)ワリと早くなってきた。

結構楽しめるようになってきたかも



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