社長つれづれ日記

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経営理念の浸透

2005年12月02日 | 仕事
 出張から帰ると総務のKさんからある手紙を渡されました。最近チャレンジジョブで就業体験をしていた松山大学四年生のYさんからの手紙です。彼女はよく言う体育会系で、背筋の伸びた、はきはきした気持ちの良い学生です。今回のチャレンジジョブで職種に対する適正も問題なく、最終面談の結果、来年度の採用を内定しました。

 彼女からの手紙は、そのお礼の手紙でしたが、手紙の内容もきちんとした内容で、彼女の来年からの活躍を期待するものでした。

 これで来年度の採用内定者は2名になりましたが、ともに松山大学生で、そして、女性です。二人ともしっかりした人柄で、良い人材が採れたと思っております。

 ところで、先のYさんの手紙ですが、中に経営理念の事について触れられていました。我が社が大変経営理念を大切に仕事をしているという内容です。おそらく先輩社員のレクチャーや仕事を通じての理念の体現を感じ取ってくれたのでしょう。

 もちろん私が理念を語るのは当然ですが、それが社内に浸透できているかどうかは、やはり、日頃の社員さんの仕事ぶりになってくると思います。そういう点で、短い期間ではありましたが、我が社の社員さんとともに働き、我が社の理念を感じ取ってもらったと言うことは、私として本当に嬉しく思っています。

 経営理念の浸透は口で言うほど簡単ではありません。そして、理念の大切さを言う私自身が、どれだけ経営理念を体現できているかは、まだまだ、自信がありません。

 しかし、Yさんのように、私たちの仕事ぶりを通して我が社の理念を感じ取っていただける人をどれだけ増やせるか、また、理念を体現できる社員さんをどれだけ増やせるか、今後の我が社の発展を考える上で大切なことだと思っています。

 経営理念の浸透について、やるべき事がたくさんあると思っております。