社長つれづれ日記

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仕事納め

2005年12月28日 | 仕事
 仕事納めの28日は、恒例の月次全体会議と忘年会です。

 午前中大掃除をして、午後から全体会議を始めました。来年度新卒採用内定者3名も参加をして、次年度経営計画策定のための環境分析とライバル分析、SWOT分析を行い、その後、各部門の10年ビジョンを発表しあいました。限られた時間の中で盛りだくさんの内容で、内容もさることながら、発表の仕方であるとか、準備のあり方であるとか、いろいろ勉強になる時間でした。今回の問題点は、次回の会議に活かしていきたいですね。

 全体会議が終わり、道後温泉にある「道後山の手ホテル」に移動をして忘年会です。

 日ごろお世話になっている取引先3社4名をご招待し、40名近くの人数で忘年会は開催されました。幹事役のIさん、A君、K君のいろいろ気を配った設営は、この忘年会を大変盛り上げてくれました。

 今回は、幹部が推薦した10賞があり、「地道に努力したで賞」とか、「元気で挨拶できたで賞」とか、社員さんの活躍にスポットを当てた賞が発表され、それぞれの受賞者の一言が大変感動するものとなりました。

 また、全社員さんが投票する「年間MVP」は、ITソリューション営業部のN次長が受賞し、受賞後の感想で、感極まり涙する姿は、皆の心を打ちました。彼のあのような姿は初めて見るもので、一生懸命仕事に取り組んだその証として、大変印象的でした。

 恒例の勤続表彰も行われ、大変和気藹々と大いに盛り上がり、楽しく忘年会を終えることが出来ました。その後は有志が街へと二次会へと散っていきました。

 ところで、今回、この忘年会で大変感心したことがあります。各種表彰の最中、会場がざわつき始めたときです。「ちょっとこれはまずいね」と私が言ったその時です。

 S専務はおもむろに前に立ち、「忘年会で楽しんでいる時で、気分を悪くしないで聞いてくださいね。表彰をしているときは大変厳かな瞬間です。みんなで静かにして、きちんとお祝いをしてあげましょう。自分が表彰される立場だったらどうですか、会場がざわついて聞いてくれてなかったら、やはりいい気はしないですよね。ここは楽しむ時と、きちんと回りに配慮する時と、メリハリをつけましょうね」と、会場に向かって言ったのです。場の雰囲気を崩さないように、そして、きちんとみんなに気づいてもらえるように、その言い方は絶妙でした。

 この言葉で、会場は厳粛な良い雰囲気になり、その後の表彰式がさらに感動的になったのです。S専務も場を崩してはいけないとソフトタッチのアドバイスでしたが、流石だなあと感心した次第でした。

 2次会では私の幼馴染の同級生と合流し、懐かしく話をし、お酒を交わしました。なんだか、この最近、ふとしたことからこのブログを見つけ、彼が読者になってくれていた話は、懐かしさとあわさり、私を嬉しい気分にさせました。
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