中ザワヒデキ「特許展」

2005-05-21 20:53:58 | Weblog
ということで、ギャラリーセラーへ。
きょうは中ザワさんの「特許展」に関するレクチャーと、イラストレーターの都築潤さんとのトークショーがある。

都築潤さんって、実はものすごーくどうでもいいところでものすごーくささやかにつながりがあったりして、なんだかとても驚いたのでした。
レクチャーもトークショーもとても面白くかつためになり、自分がやった仕事の本当の意味が(今さらながら)きちんとわかったりしたのでした。M岡さんが会社のお友達K吉さんをお連れくださり、なんとK吉さんは特許をお買い上げになったりしたのでした。
遅れてM井さんも到着。休憩時間からワインを飲みはじめ、終わったあとも延々飲みつづけるわたしたちだったのでした。

そのあと、ギャラリーのT田さんやK治さんはじめ前回のときもお目にかかったG藤さんとか東京からのご一行様で沖縄料理のような名古屋料理のような不思議な店で引き続き飲む。次から次へとおいしい食べ物が運ばれてきて、麻婆豆腐のチーズグラタンみたいなのとかう巻きとか味噌串カツとか。最後のほうのご飯のホイル包み焼きとか焼きそばはおいしそうだったけど食べられなかった。

タクシーで泊まり組はホテルへ。またまた中ザワさんの部屋で飲み直す。
前回わたしが犬山城のほうに行った話をしたら、M井さんが「僕、犬山城のプラモデル作ったことあるんだ」と言い出し、同じ話を前回中ザワさんからも聞いていたので、「方法」は城好きという共通項が新たに発見されることに。浴衣姿の都築さんもつきあってくれて、明け方4時までくだらなすぎる話題で盛り上がるひとたち。

名古屋まで墓参にゆく

2005-05-21 20:52:04 | Weblog
ばたばたと支度をして新横浜駅へ。
からんくんから電話があって「2号車にいます」というので「ちっ、禁煙車じゃん」とか思いながらも仕方ないから隣に乗り込む。ふたりで駅弁食べて、行楽気分でよしなし話をしながら名古屋へ。菊池裕さんは指定をとって喫煙車に乗っていたもよう。そっちにすればよかった。

名古屋駅で迎えに来てくれた大塚寅彦さんと中部短歌の方々に合流。ヨシヤマくん(だったかしら、なかなか名前を覚えなくてごめんなさい、いつも若者とか青年とか呼んでいるので)の父上のワゴン車で一路「日泰寺」へ。お花とかお線香とか何から何まで中部短歌の方々が用意してくださっていて、わたしはただ「暑い暑い」(地獄のような暑さでしたの、名古屋は)と文句いいながら日陰を探しているだけ。関係ないけど、水桶に○○家というように名前が書かれているのですが、春日井家が見つからなかったので、加藤家にするか馬場家にするかで迷って馬場家の桶を使わせてもらいました。というようなささやかなエピソードとか。

建先生にふさわしい、ゴージャスな花を飾りおえ、からんくんが読経してくれる。炎天下はらはらしながら読経を聞く。別に間違ったってわかりはしないけれど、なんとなく心配(笑)。長いし!
建先生もきっとはらはらしながら聞いていたのかな。

そのあと「コメダ!コメダ!」とうるさいわたしの意向を聞き入れてくださり、みんなで憧れの「コメダ珈琲店」へ。変なポットみたいなのに入ったサマージュースを頼んだからんくんをうらやんだり、コーヒーフロートのアイスクリームの大きさに驚いたり、普通のコーヒーとか頼んでしまったわたしと菊池さんはとても後悔。コメダでこんなに盛り上がるわたしたちはまるでおのぼりさんのよう。いや、おさがりさんだ。

そのあと、中ザワヒデキさんの個展をやっているギャラリーまで送ってもらって、からんくんとわたしはそちらへ。
大塚さん、せっかく食事の予約もしていてくださったのに最後までおつきあいできなくて申し訳なかったです。

明治学院

2005-05-20 23:29:17 | Weblog
久しぶりにカレーを作る。
きょうから三日間、ほとんど家にいないので。

新たまねぎなのがちょっとあれですが、4個をスライスして、ひたすら炒める炒める炒める。
新じゃがなのはまあいいとして。

夕方家を出て、郵便局から息子へビデオその他を送る。
そのまま明治学院へ、石井さんの短歌講座へ。

初回でもあり、メンバーも決まったメンツだったので、早めに終わってみんなで本来の目的に近い「スカラムッシュ」へ。いつもの愛想のない娘さんがおらず、いつもにましてとどこおっている店内。注文したものがなかなか出てこない。酒ばかりがすすむ。でもおいしいから許す。

家に帰ってきたらひどい胃痛。別に「スカラムッシュ」で悪いものを食べたわけではない。わたしの人生がいけないのだ。

今年の凛々子

2005-05-19 16:50:16 | Weblog
今年も凛々子という特別なトマトの苗を貰っていたのだけど、ずっと時間がなくて植え替えができないでいた。

で、土を買いに。
少し離れたスーパーに花屋があったなあと思って行ってみたら、スーパーはやっているけど花屋は木曜定休だった。主婦歴浅いので、こういうことも知らないのよね。
仕方なく、近所の小さな商店街にも花屋があったはずと、歩いて行ってみる。小さな花屋があった。「すみませーん」「はーい」と声はしたものの、なかなか出てこない。やっと小さなおばあさんが出てくる。
「土はおいてませんか?」
「あー、土はないんです」
近頃の花屋は土をおいていないの? びっくり。
仕方なく、その小さな商店街を少し歩いてみる。
以前にも何回か来たことはあるのだけど、その頃に比べて圧倒的に店数が減っている。小さな飲み屋みたいなのは増えている。
しらばく行くと小さなドラッグストア発見。もしや、と思って覗いてみたら、あった。シャンプーや石鹸なんかも安いみたい。これからここに買いにこよう。しかしこのドラッグストアも、いつまでもつのやら。

家に帰って早速植え替え。
プランター二つと鉢二つ、計四株のトマトを植える。肥料も撒く。
土が若干足りなかったけど、もう一袋買いに行く元気は出ず、よいことにする。
トマトって意外にワイルドな成長をするので、今年もベランダが大変なことになることでしょう。ああ、しかしこういうとき息子がいないのは不便このうえない。毎日の水やりを考えるだけでちょっとブルーな気分。早速蚊にさされたし。
でも、収穫の喜びは何ものにも替えがたい。がんばろう。


ところで、きょうずっとニュースでやっている少年窃盗団のことが気になって、あちこち調べていたんですが、やっぱり元アイドルというのはジャニーズJr.らしい。具体的な名前も出てたけど、かなりショックです。なんだかねぇ・・・
しょんぼり。


手配師

2005-05-18 23:36:20 | Weblog
きょうは楽しい水曜日。

映画に行こうと思っていたのだけど、もろもろ事情が重なって時間的に厳しかったのと、体力的な問題で断念。
昼から「未来」発行所へ。

岡井さんを待ちながら、とりあえず校正の作業に励む。

結局、待ったかいがあまりなく(がーん)、とはいえきょう中に割付けを終えなくてはならないので、編集会議が行われているなか、黙々と割付け作業にいそしむ悲しいわたくしひとり。
おかげさまでなんとか終了したさ。

会議も終わり、近くの居酒屋で軽く飲む。
「タイガー&ドラゴン」という焼酎があるというのでたのんでみたらまだ入荷していないと言う(ならメニューに書くな)。

帰り道、Kくんから電話。今週末の名古屋宿泊問題。
帰宅後M井さんと電話。とりあえず解決。
なんだかよくわからないが、いまどきの名古屋はひどく混雑しているようで、そこに加えてわたしの不注意からよけいな心配をかけてしまい、大変申し訳ないことに。まあでも、なんとかなるようになったもよう。
そして今回も万博には行かない方向で話が進む(別にいいんだけど)。


それにしても、本当はきょうは「エレニの旅」を観に行きたかったのだった。
なんだかんだで、時間がありそうでとれないこの頃。うー。

一周忌

2005-05-17 16:40:02 | Weblog
きょうは、高校時代の友人であった金田真一くんの一周忌。

早いものだなあ。
そう思って久しぶりに金田くんのサイトを訪れてみたら、やっとサイトが「金田真一オンライン記念館」として整理されたもよう。
http://www.geocities.jp/city_memo/kaneda/


近所に、死亡事故現場があるのだけれど、もう二年くらいたつのにいつもきれいな花が供えられている。
ひとは、死んでしまったひとをどれくらい覚えていられるものなのだろう。
死ぬまで忘れたりはしない、ということはわかるけれど、思い出すのが毎日から時々になってたまーにになっていくことに、ひとはどれくらい耐えられるのだろう。それが大事なひとであればあるほど。


わたしは肉親との縁が薄いので、父親の死に目には立ち会えないだろうとぼんやり思っている。そんな話をこの間ともだちにしたら、「会えるうちに会っておかなくては駄目だよ」と言われたのだけれど、そういうふうには全く思えない自分にあらためてびっくりした。
生母が亡くなってもう何年になるのか。それすら、ゆっくり思い出してみないとわからない。会えなかった年月が長過ぎたから、もう二度と会えない状態であることがまだ実感できていないのかもしれない。


今週末、また名古屋に行く。
22日が春日井建さんの一周忌ということで、その前日に数人でお墓参りに行くことになっている。
葬儀には行かれなかったので、少しゆっくり建先生とお話ししてこようと思う。

紅葉の実

2005-05-16 21:23:54 | Weblog
先日名古屋に行ったとき、犬山あたりで紅葉の花を初めて見た。

花びらのように見える部分は濃いピンク色(写真ではまだ淡いピンクという感じ)。右と左では少し大きさが違って、まんなかに種があって、風に飛ばされて竹とんぼのようにくるくる回りながら飛んでいくのですって。
少しでも遠くまで飛んでいって子孫を残そうという魂胆(?)ですね。すばらしい。

あまりのかわいさに感動して写真撮っていたのだけど、今調べてみたらこれは紅葉の実らしい。
これの前にくしゃくしゃっとした花が咲いているのね。うぁー、それも見てみたかった。


昨日、Aちゃんから先週の土曜日に読売新聞に掲載されたM井さんの詩のコピーをもらったのだけど、同じページにあった土屋賢二さんの文章が面白くて笑ってしまった。

「これぞという男を24歳までに見つけられなかった女は幸運である」(女優デボラ・カーの言葉)

という引用から始まる文章で、「これぞと思った男性と結婚した女のほとんどが結婚して20年くらいたつとどうしてこんな男と結婚したのかと後悔する」という、まあ、実も蓋もない話ですが。

あ、M井さんの詩も(詩、なのかな?)面白かったですよ。
「私自身の「順序」へのフェティシズムは『資本論』におけるフェティシズムと似て、人間解体にいたる暴力的なまでの衝動と快楽に裏打ちされている」という部分にとても感動しました。


関係ないけど、斉藤斎藤さんがいつか「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに出ることになったら次はわたしに回すようにと、おとといそんな話をしていたのだけど、わたしの次に回してほしいひとただいま募集中です(笑)。

めでたい日

2005-05-15 23:13:05 | Weblog
うががが。二日酔い。

「エウレカセブン」「マジレンジャー」「仮面ライダー響鬼」「趣味の園芸」を失神状態のまま見て(見てない)、這うようにシャワーを浴び、湯上がり状態で自治会の役員会に出席(ぽわん、といただけ)。途中で退席。「未来」の割付けに行く。

いろいろと、予測不能不可抗力なことが重なり、だらだらと中途半端な割付けになってしまう。
というわけで、中途半端に時間が空いてしまった。さて。どうするか。

渋谷まで出たらひどい雨。やむをえず傘を購入し、インターネット・カフェにゆく。恐ろしく寝不足状態なので、少しでも眠りたかった。最近のネット・カフェは全室個室。寝られる。
ふと、「はちみつとクローバー」(漫画ね)が目に止まり、ふと、読みふけってしまう。2巻読み終えた時点でタイム・オーバー。ね、寝てない。

外苑前でmちゃんとMちゃんと待ち合わせ。曼陀羅での「ラガン村上広一」のライブに行く。途中でAちゃんとも合流。
「ラガン村上広一」は晴れて「村上広一」となり、めでたくアルバムのリリースが決まった模様。めでたい。そんなめでたいニュースもあり、きょうの村上くんはとても穏やかな表情。声の伸びもよく、何よりうれしそうなのがいい。いやあよかったよかった。親のような気分のわたしたちは「売らなくちゃね」と、頼まれてもいないのにプロモーション考えてみたり。

終わったあといつもの「和民」で作戦会議(笑)。
今夜も終電いっこ前で帰る。

これから明日締切の原稿の見直しします。

円月殺法

2005-05-14 23:52:26 | Weblog
結局ゆうべはなんだかんだで午前4時くらいまでレジュメ作ったり。
なんとか朝7時過ぎに起きて、朦朧としながら「ウルトラマン」見て、シャワー浴びたあとどうしてもがまんできなくて昨夜の「タイガー&ドラゴン」を見てしまう。

クドカンのドラマって、ギャグに近いところで泣かせる、みたいなところがあって、もちろん泣かせようと思って作っている場面ではあるのだろうけどここで泣いてしまったらだめでしょ、みたいな部分があって(分かりにくいな)、たとえば「木更津キャッツアイ」でぶっさんのお父さんが和田アキ子の物真似しながら「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌うシーンがあって、ここでわたしは毎回泣いてしまうのですね。そういう感じ(全く説明になっていない)。

で、朝からぼろぼろ泣いて、あたふたと支度して出掛ける。
神楽坂の出版クラブ会館へ。高木孝さんの批評会へ。

30名くらいの小さな会でしたが、内容は充実していたと思います。
斉藤斎藤さんと荻原裕幸さんが円月殺法における多義性と曖昧の差についてついに決裂!
みたいな流血シーンもあったしね。
わたしは「高木マジック」にかかってしまっているので、彼のどんな歌を読んでも面白いと思ってしまうくらいの上級者なのですが、そうでないひとは多くて、わからないけれど魅力的な歌人として捉えられている部分は多いのでしょうね。高木さん自身、これほど理解されていないとは思わなかったらしく(笑)、何かと思いを新たにした模様。ま、変わらないで欲しいですけど。

懇親会では、いきなりメイド論を語り出すO原さんにびびりました。正しいメイド。そ、そうなのか。
よくわからない盛り上がり状態のまま、近くの居酒屋で二次会。海鞘がおいしかったです。あの店、意外に穴場かも。

へろへろで帰る。南北線まわりで帰るとやっぱり遠いなあ。終電ですた。