各駅停車の旅

2005-05-13 23:28:04 | Weblog
朝から原稿その他。その他っていうのは、添削の仕事だったりするのね。初心者の短歌添削していると、自分がどんどん下手になっていくような気がするのはわたしだけ~?

で、いろいろカタつけて、4時頃家を出る。区役所は最近5時15分までやっているらしい。感心感心。平成15年度の所得証明というのを貰う。最近の区役所とかの窓口のひとはとても親切。ありがたいことである。

反町まで出て、東横線に乗って渋谷まで。途中で急行とかの乗り換えがあったけど、本が読みたかったのでそのまま座っていく。渋谷から井の頭線も各停。下北沢まで行って小田急線に乗り換え。そこからも各停で祖師谷大蔵へ。ぜえぜえ。

朗読会まではまだ時間があったけれど、会場を確認するために商店街を歩いてみる。みつからない。はて。商店街を間違えているかしら。仕方ないので駅の近くの喫茶店でお茶飲みながら内職(明日の批評会のために)して過ごす。お店を出るときに店のひとに商店街のことを聞いたらとても親切に教えてくれた。「まっすぐ行くと左にオオゼキというスーパーがあって、その先の右手にツルカメなんとかというスーパーがあって、その少し先です」

祖師谷大蔵、スーパーの名前がすごい。

で、増田静ちゃん演出の朗読会に行く。ビール頼んだらびんごと出てきて(コップなし)、男らしさに写真を撮られそうになる。

朗読している最中にオーダーのカフェオレとかを作っているガーッていう音が聞こえてしまったり、ちょっと雑音が気になるところもあったけれど、それはそれで味だと思えるようなハコです。
吉田加南子さんや斉藤倫さんの作品のセレクトは静ちゃんとのこと。伊津野さんの声と吉田さんの作品はとてもよく合っていた。あと斉藤倫さんの作品が面白すぎて。わたしはそもそも松橋くんのファンなので、彼が朗読しているだけでなんだかとてもうれしい気分になってしまう。
いいなあ、松橋くん。帰りがけに握手してもらっちゃった。
この「ろうどく」イベントはまた9月にもあるらしいので、どんどん冒険していってほしいですね。伊津野さんにはぜひとも男性のものを読ませてほしい。なんか彼女には男の詩や短歌が似合うような。声の質とはうらはらに。

終わったあと、ジモティーの菊池裕さんに案内されてからんくんと三人で駅近くの居酒屋へ。
チジミとか食べながら散漫な話をして早めに帰る。といっても終電いっこ前。

そしてこれから明日の批評会のレジュメを作るわたし。
あ、明日の批評会はこれね。まだ若干お席に余裕はございますので、飛び入り参加大歓迎です。

高木孝歌集『地下水脈』を語る会

【日時】 5月14日(土) 13:30 ~ 17:00 
(開場13:00)
【場所】 日本出版クラブ会館(東京都新宿区袋町6)
     ? 03-3267-6111
JR飯田橋駅西口徒歩約8分 
都営地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅(A2出口)徒歩約2分
【パネラー】日高堯子、荻原裕幸、田中槐、斉藤斎藤
【会費】 2,000円
【発起人】荻原裕幸・田中槐・柳下和久(北冬舎)・秋元千恵子


写真は祖師谷大蔵商店街にある「木梨サイクル(とんねるずの木梨の実家)」の写真。だからなんなんだ、って写真ですが。