マザコン男

2004-10-19 22:51:33 | Weblog
うにゃあ。忙しいなり。

きょうは家に帰ったら8:30過ぎていた。
口をあけて待っているだけの我が家の男ども。
超スピードで晩ご飯を作る。
なんなんですかね、あたしって(あたしって、あたしって、あたしって…)。



ごはん食べながら「めだか」と「マザー&ラヴァー」(どちらもドラマね)をだらだらと見てしまう。「マザー&ラヴァー」はちょっと見たいと思っていた。超マザコン男の話。
風邪で倒れて、母親と恋人が看病に来てくれるんだけど、母親は小さい頃からいつも作ってくれたしょうが入りのおじやを作ってきてくれていて、でも恋人のほうは果物とかゴーヤとかいっぱい買ってきていて、それを見て母親はそっと帰ってしまうのね。でも息子はそのおじやが食べたくて実家に行ってしまうってな話で、松坂慶子(愛の水中花の面影もない、見事なおばさん体型)扮する母親がなかなかいい感じです。ドラマとしては単純すぎてさほど面白くないですがね。

しかし、こどもの頃の病気のときに食べたものってたしかにすごく記憶にありますよね。わたしの場合はメロン味のヨーグルト。あの壜に入っているやつね。いつもあれ買ってもらえるのがうれしかったなあ。

一緒に見ていた息子に何か(病気のときの食べ物を)覚えているかと聞いてみたら、何もないとそっけない返事。
母の愛はいつも報われないものらしい(泣)。いろいろ作ってやったじゃんかー(怒)。


そういえば坂口憲二ってアニマル浜口の息子だとばかり思っていたわたし。浜口京子とは兄妹だと思っていたんだよね。似てねー(笑)。

「未来」割付けにいく

2004-10-17 20:03:46 | Weblog
なんとか朝は起きたものの、体調最悪。
そこに悲しい知らせが入ったりして、行きたくないけど行かなくてはならない「未来」の割付け。

割付けそのものは順調に終わったのだけど、ひとつ原稿がなかなか届かず郵便局の配達待ちすること1時間あまり。2時から5時までの配達指定で5時になっても来ないってどういうことよ、郵便局!

写真は時間つぶしに「ソリティア」に興ずる岡崎裕美子。
結局最後は岡崎さんにすべてを託して帰ってきたのだが、原稿が届くのと岡崎がゲームをクリアできるののどちらが先だったかは不明。

なんか疲れた土日だった。
今週も仕事がいっぱいかと思うとゆううつ。

金額

2004-10-16 20:02:32 | Weblog
この写真は中ザワヒデキさんの「金額」という作品。
1円から100円まで、1円玉、5円玉、10円玉、50玉、100円玉のすべての組み合わせを順番に並べていくもの。

コンサートが終わったあと、楽屋でレセプションがあるというので息子と一緒に参加。
ビールやワイン、サンドウィッチやハム、チーズなどおいしくいただく。

なぜ干しぶどうには種がないか議論。

いろんなひとと会い、話し、笑い、堪能する。世の中にはいろんなことを研究したりしているひとがいっぱいいるのね。
そうそう、カルチャーセンター時代の同僚のうなちゃんことI藤さんに再会。彼女はこの春から県立音楽堂から県民ホールに異動になっていたらしい。「なんでこんなところに!」と、彼女のほうが驚いていたけどね。

レセプションのあと、中ザワさん、松井さん、三輪さん、福永さんなんかと日本大通の「さくら水産」でもうひと飲み。終電に間に合うはずがすでに元住吉止まりしかなく、一行は横浜駅でJRに望みを託し下車。わたしたちは無事に電車で帰る。横浜ってすてき。

かばん20周年記念イベント

2004-10-16 20:01:04 | Weblog
なんだか風邪が抜け切らなくて体調がいまひとつ。

「かばん」の20周年記念イベント「ポケタン」に行く。
案内をいいかげんに見ていたせいで、間違いがふたつ。
開始時間が14:00なのに13:30だと思っていた。
ああ、遅刻だと思いながら、渋谷から井の頭線で行くべきかJRで行くべきか一瞬悩んで井の頭線で吉祥寺まで。そこでJRに乗り換えて三鷹まで行こうとして、ホームで初めて案内の葉書を見たら会場は吉祥寺だった。ばか…。
改札で「間違えて入っちゃったんですけど」とスイカの記録を消してもらい、正しい会場の武蔵野公会堂へ。遅刻のつもりが間に合ったけどね(これで一勝一敗、か)。

正岡さんとイノカツミさんが来ていて、12月のイソさんの会の話などする。

「ポケタン」は面白かったですよ。改作というのは、いいのか悪いのかよくわからないですけどね。まず事前に用意されていた一首目がよいのは当たり前のことで、即詠とかでないかぎり、改作によって劇的によくなるケースというのはあんまりないのではないかしら。

笹くんがピカチュウの着ぐるみ着てがんばってました(負けちゃったけど)。

二回戦まで見て失礼する。

そのあとまた吉祥寺から渋谷まで井の頭線、渋谷から中華街まで東横線。始発から終点までずっと電車に乗っていた(きょうは移動時間が多い)。中華街の駅で松岡文ちゃんと偶然会う。一緒に神奈川県民ホールへ「演算するからだ展」を見に。

これは「方法」の三輪真弘さん監修のイベントで、松井茂さんや中ザワヒデキさんの作品も上演されるというので駆け付けたわけ。うわさの「方法マシーン」のデビューでもある。方法ファンの息子はひと足先に会場入り。
個人的には三輪さんの「またりさま」を初めて見ることができてうれしかった。
まあ、あいかわらず変なものばかり延々と続いて、こういうものを面白いと思えるようになってしまった自分がちょっと悲しかったり(笑)。

おじいさんの時計

2004-10-15 19:59:25 | Weblog
地獄のような仕事量。
入社以来、記録的。
やってもやっても終わらない。
おまけにひどい肩こり。死ぬよ、わたし。

でもきょうは石井さんの明治学院の講座なので、泣く泣く切り上げて退社。
30分以上遅刻して駆け付けると、石井さんと夏瀬さんしかいない。おまけに事務担当のひとまで風邪でお休みだとか。三人でなごやかに雑談交えながら講座は進む。

今回の宿題は俳句のアクロスティック。十七音を頭にとっての連作作り。
例によって前夜の急拵えだったけど、これはすごく楽しかった。
歌ができないあなた、おすすめです。

終わった後、離れがたい三人で白金の焼き鳥屋「スカラームッシュ」へ。
ほんとここはおいしい。

写真は明治学院にある古い時計、
昭和6年(だったと思う)の卒業生の寄贈とある。
文字盤まで手書き、という逸品。
まさしく「おじいさんの古時計」です。
立派に動いておりますが。

かわいい

2004-10-12 14:35:36 | Weblog
某所(M田Kさんの日記)から拾ってきた猫写真。

なんてかわいいんだ。まだ小さいんだろうなあ。耳でかいのは子猫の証拠。
うー。
病気だったらしいのが、なんとか元気になったらしい。よかたよかた。



関係ないけど、きょう会社のKボタさんに「イノセンス」のDVD見たよーという話をしていたら「鑑賞前」「鑑賞後」のガイドDVDをつけなくちゃいけないようなアニメはろくなもんじゃねえとけちょんけちょんにけなされた。まあ、エンターテイメントであるはずのアニメにお勉強が必要なんて、純アニメファンには許せないことなのかしらね。でも、わたしのような(え?わたしのような?)共通一次世代アニメオタクはお勉強好きですからねえ。仕方ないですねえ。


さらに関係ないけど、「学校へ行こう」見ていたら、みかんの皮をりんごのように螺旋状に剥くのはAB型と言っていた。おぎー、AB型?

バナナの花

2004-10-11 21:03:20 | Weblog
まったく天気はぐずついたまま。
きょうこそは洗濯をしまくって掃除して布団干して、とか思っていたのに。

午後、近所のスーパーまで買い物に出かけた帰り、バナナの木を見に寄る。
近くの「ふれあいの森」という、ちょっと中途半端な公園と言うかただの雑木林みたいなところのはしっこに、バナナの木があるのだ。
毎年夏の終わりくらいに花をつけるのだけれど、いくら日本が亜熱帯状態とはいえ、毎年実をつけるまでにはいたらない。今年の夏はどうだったのか、そういえば見ていなかった。

先日の台風の影響か、バナナの木はあちこち折れていた。しなびれて垂れている花と、かろうじて上向きに咲いている花と、ふたつの花が見えた。写真では見にくいかな。真ん中の、上のほうに映っているのが花なんだけど。

しかし、横浜の、こんな場所にバナナを植えたひとは誰なんだろう。
毎年こうやって花だけ咲いて実をつけないバナナというのも哀れだ。


夕方から頼まれ原稿をしこしこと書き、鳥の手羽先とごぼうをことこと煮込み、玄米炊いたら三連休は終わりました。ああ、「マリ見て」は見られなかったなあ。

やっと「イノセンス」を見た

2004-10-10 14:26:33 | Weblog
台風一過のはずが、なんともはっきりしないお天気。
久しぶりに息子と教会に行き、買い物して帰ってお昼ご飯。
三連休も半分終わっちゃったさみしさに、またまたDVD三昧。

きょうは「イノセンス」を観る。
おまけについてきたガイドDVDには、「鑑賞前」と「鑑賞後」という指示がある。
とりあえず「鑑賞前」を観る。まあこれはだいたい理解していたことの確認という程度。なんの予備知識もなく「イノセンス」を観るひとには親切なのだろう。

そして本編。うう。やっぱバトウがガイノイドの素子にベストを着せかけるところはいいなあ。「変わってないわね」という台詞に泣く。ちなみにこのシーンは、バトウのベストなら随分大きいはずなのに、ガイノイドにちょうどいいサイズになっているというんで矛盾があるわけなんだけど(笑)。

続けて映像特典のオーディオコメンタリーを観る。これって、本編を見ながら押井守と西久保利彦が「あー、このシーンは苦労しましたねえ」とか「ここ案外うまくいってますねえ」なんてことを延々と語り合っているものなんだけど、とにかく本編すべて流しながら(たぶん全部ですよね?)語っているので、映画をもう一回観ることになるわけ。いやあ面白かった。
バトウが電脳ハッキングされたコンビニのシーン、CGIで10ヶ月かかっているとかね。トグサが電脳ハッキングされてバーチャル体験を繰り返すシーンの、橋のたもとにあった巨大足のオブジェは実際にモニュメントを作成したうえでアニメに起こしているとかね、制作者のこだわりみたいなもんがすごくあって、へー、とかひゃー、とか思いながら観てしまった。

押井さんとジブリの鈴木さんの対談も面白かった。宮崎駿と押井守の違いと共通点とかね。以外に深い話が交わされてました。身体性の話とか家族や他者のことなど、それなりに考えてみたいテーマがてんこもり。

そんなこんなでようやく「鑑賞後」のガイド。これがさあ、NHK番組かよ、ってナレーターが入っていて笑った。オープニングの人形の目に映っているものも、ようやくわかりましたよ。

全部を観終えて思ったことは、やっぱり「攻殻機動隊」(映画の1)のDVDを買おうということでした。

むかごごはん

2004-10-09 20:29:37 | Weblog
台風だ、台風だ。

午前中の、雨のやみかけた時間帯に買い物を済ませ、あとは家でのんびりと台風情報見ながら過ごす一日。ああ、出かける予定も締切のせまった原稿もない三連休ってなんてしあわせ。
ちょっと貧血気味なので、よけいにだるくて眠くて。DVDで「水曜どうでしょう」なんて見ながらうとうと。

息子はベランダで台風対策。
庭に植えている山芋にむかごがなっていたからと収穫してきた。むかごって、知っていますか?
山芋の「実」かと思っていたら「茎」だそうです。じゃがいもみたいなものだと息子語りき。そ、そうなの? じゃがいもも茎なの?
思ったよりたくさん収穫できたので、むかごごはんを炊く。
なんか「むかごごはん」って「むかでごはん」みたい。見た目も虫っぽいですね。
でも、とてもおいしゅうございました。味は山芋みたいだから面白いもんです。

ちなみに山芋は来年収穫予定なのだとか。

謎の我が家の庭であります。

どうかと思う

2004-10-08 20:27:54 | Weblog
会社の近くの「山下書店」で見かけた。
写真ではよくわからないかもしれないけど、真ん中に『短歌という爆弾』がある。
二冊右には「パペットマペット」の本。

いいのか? この並びで!

というわけで、台風の近づきつつあるなか、仕事のあと渋谷へ。
「旭屋書店」をゆっくり見てまわる。
「フルーツバスケット」の15巻と、Yすけさんから聞いていた田中小実昌の『ポロポロ』(河出文庫)を見つけたので買う。あと一冊は内緒。

田中小実昌の『ポロポロ』はずっと探していた。
前に「文春文庫」かなんかで出ていたのを持っていたのだけど、誰かに貸したきり戻ってこなくなっていた。文庫本はたいして執着なくひとに貸してしまったりするけれど、最近は気をつけないとそうそう再版にならなかったりするからねー。
ああ、うれしい。田中小実昌ってすごく好き。
こういう小説が書けるひとって最近いなくなったよね。

そのあと、某氏と密会&密談。「じゃんか」にて。
雨なのと金曜日の夜というのでとても混んでいた。
いろいろと前向きな話を交わして元気をもらう。
正しい歩き方も教わる。

終電で帰る。
座れてしまったのがいけなくて、うっかり横浜まで乗り過ごす。
横浜駅西口タクシー乗り場は長蛇の列。
久しぶりの横浜からのタクシーは、いろいろと懐かしいことを思い出させる道のりだった。