読書の秋

2004-10-07 22:10:52 | Weblog
やっと、というか、名残惜しいままに「NANA」11巻とはさよならしてしまったので、うー漫画読みたいーとか思いながら短歌の本読んだりしています。

きょうから読み始めたのは、関川夏央さんが「NHK歌壇」で連載していたのが単行本化された『現代短歌そのこころみ』という本。少し前に購入して、ざっとめくっただけで保留になっていたもの。読み始めたら面白いのなんの。ちょっとしたルポルタージュ仕立てなの。

関川さんとのつきあいは、ちょっとした歴史がある。
一緒にジェットコースターも乗ったことがあるんだからね。彼はずっと「おかあさーん!」て叫んでいたのだ(実話)。
久しくお目にかかっていないけれど、元気かなあ。

その前に読んでいた末井昭さんの『スエイ式人生相談』は、なんかいろんなことを考えさせられた。スエイさんてやっぱりものすごい人。本としては『絶対毎日スエイ日記』のほうが圧倒的に面白かったけどね。

『スエイ式人生相談』のなかで、「男は女を愛するようにできているけれど、女は男を愛するようにはできていない。だから、女の人が男を愛そうとすると、ボロボロになってしまう」と語っているところがあって、ああ、これはにしきみあたりに読ませたいなあとか思ったり。

あとね、風邪をひいたときは断食するといいというのもあった。人間本来の防衛本能が働いて回復が早いんだって。今回風邪ひいたとき、試す勇気はなかったけどね(風邪ひくとたいてい太るひと)。

それにしても気付いたら今週末は三連休。
わたしは珍しくなんの予定もないので、久しぶりにゆっくりします。
「イノセンス」のDVD見たり、会社のKボタさんから借りている「サムライチャンプルー」や「マリア様が見ている」や「どうでしょう?」のDVDを見まくってやる。ふん(鼻息)。

その前に風邪なおそう。咳、つらいです。げほげほ。

非道い目に遭いました

2004-10-06 22:27:25 | Weblog
いやあ、なかなかすごい風邪でした。
まだげほげほしていますが、仕事がたまっているので会社へ。
さ来週くらいまでは忙しそうだわ。仕事ですもの。

家に帰ってマラリーのビデオをダビングする。
今回はほとんど客席で見ていないので、とても新鮮。
借り物のビデオカメラで、素人カメラマンだったから、どうなることかと心配していましたが、どうしてなかなか写りも良かったです。

写真はのばらありすちゃんのところ。
これだけ見ると何のビデオなんだかわかりませんね(笑)。

ひたすらダビング中。
長いね。

猫まで病気

2004-10-04 16:46:12 | Weblog
昨晩、布団に入ったらいきなり寒気。からだも痛いし、ああ熱が出ていると思いながらがたがた震えて、気が付くと汗びっしょり。そんなのを何回も繰り返しながら朝を迎え、少し熱は37度台だったけど会社を休む。

午後になって猫に異変。
またお尻から白い糸のようなものが出ている。条虫だ。
猫ばかりは放っておくことができないので、ちょうど秋休みで家にいた息子(やはり風邪ひき)とふたりで動物病院へ連れていく。条虫はノミが媒体する。注射とノミよけの薬を処方してもらう。
完璧な家猫のはずなのに、どうしてノミが発生するかなあ。
ベランダにたくさん猫が来るからか。

そんなわけで、寒い雨の中出かけたせいでまた発熱。

猫は薬のせいでしょんぼり大人しくしている。
お尻の虫は消えた。即効性あり?

しかしあの条虫、初めて見たときはびっくりした。
動くんだもの。

風邪ひいたらし

2004-10-03 21:19:29 | Weblog
とにかく原稿が切羽詰まっているので、日曜なのに6時半起き(本当は5時半に起きようと思っていたのだけどくじけた)。

雨である。

そしてわたしは風邪をひいていた。
思えば、マラリーの二日前くらいから風邪の予兆はあったのだ。
今までずっとウイルスは潜伏していたのか。

喉の痛みと発熱と頭痛に攻められながらも、ひたすらパソコンに向かうわたし。
誰だ、こんなに原稿ためたのは。
お昼ご飯と夕方の買い物以外、本当にパソコンに向かっていたよ。
そのかいあって、終わりました。ぱちぱち。
郵送する分は封筒に入れて宛名を書いて切手貼って。
ファクスするのはじーじこファクスして。
もう一本はメールで送るので、明日もう一度チェックすることにして。

ああ、開放感。

これでまた熱出そう。

ウルトラマンネクサスとか

2004-10-02 16:15:33 | Weblog
きょうから「ウルトラマンネクサス」が始まった。
ていうか、いつ終わったんだ、セーラームーン。

なんだか仮面ライダーっぽいテイスト満載。
主人公が案外かわいいかも(ここ重要)。

健康診断の再検査ということで呼び出されたレスキュー隊の主人公が、裸にされて適合の検査かなんかされて、秘密部隊に入れられてしまう。
今までウルトラマンといえば異星人で、いわば選ばれた地球人のひとりと合体して「敵」をやっつけてきたわけだけど、今回は複数の人間がウルトラマンになれるらしい。んー。やっぱ仮面ライダーじゃん。
そしてかわいい男の子(女の子もかなり)集めて、親世代まで乗せようったって、そうそう柳の下にどじょうはいないぜ、とか言いながら来週も見てしまうでしょう。とほほ。

そんなこんなで、きょうは午前中「スワンの会」。
前半では高木孝さんの『地下水脈』を紹介する。
高木さんとは、もう五年近いおつきあい。どこかの出版記念会か何かで初めてあって、二回目に会ったときに本人の結婚式に招待された。そういう人生の節目に立ち会ってしまったからかどうなのか、運命のようなものを感じてしまう。

わたしの十首選

右サイドミラーにありし束の間を勝手に飛ばしやがれ青春
肉体をふてぶてしきと言ひ放ち今後は何も学ばずに行く
張り初めし氷のうへを行くわれの耳たぶうすき生と思はむ
アララギに前衛にライトヴァースに間に合はずほのぼのと遅刻者
お互ひを見知らぬ他者にする儀式ともしび消して触れ合はむとす
われにロマン派の夜が来て葉や幹や艸や土うつ一滴の量(かさ)
床には天地開闢来のあかるさ林檎ごろごろ吾子も混じれる
笹竹にむすぶ短冊へいぼんにあれよ妄りに文字書くな俺は
ねむれよい子おまへの父はけふとても深海魚深海魚二日目
ねこである妻はインフルエンザとふ病名を得て春の海かな

ほかにもいい歌がいっぱいあった。
個人的には初期の頃から歌は見ているので、なんだか懐かしい歌もいっぱい。
話題になってほしい歌集だ。

歌会は、今月はとてもレベルが高くていい歌がたくさんあった。
あさばちゃんは結婚記念日には指輪やネックレスをもらえるものだと思っているらしい。

ああ、原稿書こう。