猫村さん

2005-09-21 22:55:07 | books
今、巷で話題の『きょうの猫村さん』をついに買ってしまった。

ずっと気になっていた漫画なのだけど、きょう会社のフロアで回覧の嵐らしいということを知り、がまんできなくなって(笑)。「貸しましょうか?」と言われたけど、ものすごい人数がついているらしく、いつ回ってくるかわからない。こらえ性のないわたし。

てことで、会社の帰りに福家書店で購入。ついでに『フルーツバスケット』の18巻も。フルバも長いなあ。そろそろ終盤なのかしら?

で、猫村さんですけどね。
一見、雑にも見える鉛筆書きのタッチ、ネームまで手書きという素朴さとはウラハラに、内容のレベルはとても高いんですよねー。
猫が家政婦やっているって、もうそれだけで充分変なのだけど、その他の登場人物(もちろん人間)がそのことをちっとも不思議に思っていないというのがシュールすぎ。
派遣先の家の娘の友達が遊びに来て、猫が応対に出たときにはふつうに接しているのに、帰りがけに「おまえの家って猫が家政婦やってるんだ」って笑うとことか、なんかもう、おかしくておかしくて。
人間並みになんでも家事をこなす猫村さんは、でも猫だからすぐに疲れてしまって寝てしまうとこや、興奮すると爪をといじゃうとこなんかは、本当に猫をよく見ているなあと感心。猫が家政婦やったらきっとこんな感じだろうなあと思ってしまう。

と同時に、我が家の猫は……、って思わず見ちゃうよね。

この漫画はケーブルネットのサイトで一日一コマずつ掲載されていたものらしいですが、これを単行本にしようと思った編集者は偉い。偉い、マガジンハウス。


ということで、とりあえずきょうで今月のお勤め終了。
単行本のほうがもうひと仕事あるので、来週は一日くらい出社になりそうですが。
来月出社したとき、すべてを忘れてしまっているかもしれない恐怖を感じつつ帰る。
家に帰るとn瀬さんの歌集のゲラが届いていた。
宿題がまた増えてしまった。
明日からがんばります(いつも口だけ)。

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