暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

クラフティ・オ・スリーズを作りました

2020-06-09 13:24:56 | スウィーツ
いつからかアメリカンチェリーをスーパーの店頭で見かけ始め、今シーズンも一度はクラフティ・オ・スリーズを作りたいと思っていたところ、
先日これが安く売られており、と言うことはもうシーズンも終わりなんだと直感、
先だってのイチゴジャムが残っているのも思い出し、チェリーをこれに浸ければクラフティに使う美味しいチェリーが出来るに違いないと思いつき、早速購入しました。
以前NHK「旅するドイツ語」で、ドイツチェリーを使ったケーキ「シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ」の作り方をやっていた時、
職人さんが沢山のキルシュを振りかけていたのを思い出し、
今回イチゴジャムに浸けるにあたり、多めのキルシュを混ぜ込みました。

これを、事前に作っておいたタルト枠に乗せ入れ、さらにアパレイユを流し込んで事前準備の完了です。
生地が少し余りましたので、小さいのを2個ばかり作り、
写真四角いのには、チェリーが足りなくなったので、先日ジャム作りに使用した茹でオレンジの皮が少し残っていましたので、これをチェリー替わりに入れ込んでみました。
焼く前はこんな感じ。

 

これを180℃のオーブンで30分ほど焼いて完成。
焼きたてはこんな感じ。

 

囲っていたリングを外してお皿に。



3時間ほど寝かして余熱が取れた頃を見計らっていただきました。
想定していたより少し柔らかめに出来上がり、タルトがほろほろと崩れがちで、リング外しや切り取りに苦労しました。
アパレイユの中に、ジャムの漬け汁も一緒に入れ込みましたので、想定より水分が増え、これが生地に浸み込み柔らかめになったかもです。
焼き上がりの最後に温度を高め、もう少ししっかり焼き上げればよかったかなと言う感じです。
ただ、タルトの命、口に入れるとほろほろと崩れ落ちていく具合は素晴らしく、成功といえば成功です。

味の方も、大変おいしいです。
思っていたほど甘くはなく、タルト生地・アパレイユ・チェリーとも同等に優しく上品な香りに溢れ、口中一杯に美味しさが拡がります。
キルシュが以前使い残しの古いのを使ったので香りが抜けていたのでしょう、キルシュの香りは余りしませんでした。
食べる時少し振りかけてもいいかなという感じです。
上記ドイツ語番組のシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテも、出来上がり後沢山のキルシュを振りかけていました。

 

 

来年のシーズンには、シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテに挑戦してみようかなと思っています。
これはドイツチェリーでないと本物の味は出ないと思いますので、早速庭にヨーロッパチェリーの木を植えました。
もっとも、実が生るようになるのは何年か先だと思いますが。

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