OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

喜歌劇 メリー・ウィドウ きりぎりす版

2010年06月12日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
着ていた服をトイレで着替えて、遊びに出かけるなんて、渋谷の高校生みたい…。
そんなこと、自分がする日が来ようとは、思っても見なかったけれど、今日、やってしまった!

実は、今日は我が家のご先祖様のご供養をする法事。
舅姑の補助をして、長男の嫁としての勤めをきちんと果たし、来てもらった親族を送り出す。
夫には、「じゃあね~」と荷物と一緒に先に帰ってもらった。
そして、時間つぶしに、義妹や娘と一緒にコーヒーを飲みながら、おしゃべり。
二人と別れてから、とあるホテルのトイレで、黒の礼服を着替えた。

出かけたのは、恵比寿。
3週連続で、中西勝之さんのコンサートです。(なんと、幸せなことでしょう!)

今回は、きりぎりす倶楽部(アリとキリギリスのキリギリスさんたちですって!)主催のメリー・ウィドウ。
ピアノの伴奏、ソプラノのハンナ、バリトンのダニロ、そして語りという少人数で、名作オペレッタを日本上演。

ライブスペース一杯のお客さんと共に、楽しく2時間余を過ごした。
力作でした。
そして、熱演!

法事のあとで、どうかなぁと、ちょっと迷ったけれど、やっぱり行って良かった~!

最後のご挨拶の時に、中西さんが、「きりぎりす倶楽部は4年ぶり…」とおっしゃっていたけれど、以前見せていただいた杜子春の時から数えて、もう4年になるんだなぁと、過ぎた日々をしみじみと振り返った。
母のことがまだまだ落ち着かず、落ち込むことの多い日々、あの美声に突き動かされて、「中西さんを追いかけよう!」と決めて、いろいろ聞かせていただいて、ホント、いろいろ救われました。
その不思議なご縁も、もう4年になる。
おもしろいもんですね。