OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

Happy Birthday Week

2009年01月24日 | 家族の話題
「Happy Birthday Week」なんてものが、存在するのかどうかは知らないが、今週の娘は、まさにそんな一週間を過ごしたらしい。
月曜日から週末まで、5日間続けて、夜遊びで、遅く帰宅。
娘の遅い帰宅を、怒ると言うよりも、良く続くものだと半ば呆れ、半ば感心して見ていた。

そんな時には、私がお祝いをしても、余分なだけなので(一応申し出てはみましたが)、週末に心ばかりのケーキを作ってみた。



久しぶりに作った、苺のケーキ。
ていねいに卵を泡立てたので、わりあいきれいなスポンジ(フラワー粉だから、限界はあるけれど…)が焼けて、まあおいしかった。
デコパージュは、相変わらず下手くそ。

「ろうそく立ててみる?」の問いに、娘は「いらない」と素っ気なく返事。
三人で、わりと無言でムシャムシャ食べた。

Sさんへ

2009年01月23日 | 母のこと
Sさんへ

いつもこのblogを読んでくださっているとのこと、そして、玉手箱のようないろいろの心遣いが詰まった贈り物。
ほんとうにありがとうございます。
プライベートなことですが、このblogの場で、お礼を言わせてください。

父とのご縁で知り合ったSさん。
15年前に父が逝き、母も事故にあって4年。
父や母に代わって、私に温かいまなざしを注いでくださっているのを感じて、本当に有り難いです。
ご自身も、たくさんのご家族のお世話をなさっていらっしゃっているというのに、もう一人の娘分として見守ってくださって。

昨晩、電話でお話しをさせていただいた時に、このblogを始めた頃から比べて、ずいぶん頑張って、成長したとおっしゃっていただきました。
いつもアップアップ言っているか、怠けて遊んでいるかの毎日、記録するのもおこがましいようなここの文章を、そんな風に誉めていただけるのは、素直に嬉しいです。
ありがとうございます。

今日、母のところへ行きました。



送っていただいたつるし飾りを持って、記念写真。
「Sさんからよ!」と、覚えているかどうか試してみましたら、しっかり記憶に残っておりました。
母からも「お礼を言ってちょうだいね」とのことでした。

寒い時期ですが、ご家族の皆様、お元気で過ごされますように。



         


私には、直接に「おかあさん」とよぶ母・姑という2人の存在の他に、第二の母というようなありがたい存在が、何人かいてくれる。
Sさんもその一人。
50歳を過ぎてずいぶんになるという、そんな大人(のはず!)がこんなことをいうのは、恥ずかしいけれど、自分が母を通り越して、姑となり、祖母となっても、母親の存在はありがたい。

大事にしたいと思う。





冬はあったかい煮物

2009年01月22日 | 料理
寒い~!
あまり暖房を使わないので、家の中でもしっかり厚着して、でも、寒いからあんまり家事もせずに、ぼうっとして過ごしている。

冬は、やっぱりあったかいものが一番。
夕食は、どうしても煮物が多くなる。

大根の煮物、里芋・蓮根・ニンジンなどを炊き合わせた筑前煮、豚汁や粕汁。
シチュウなんかも、手がかからず、体が温まるので、材料や味を変えていろいろ作る。
ビーフシチュウ、ホワイトシチュウ、ポトフなどなど。(カレーだけは、夫が敬遠するのでNG!)

今日も、やっぱりあったかいものが良いと作ったのが、これ。



携帯の画像なので、ちょっとわかりにくい…。
鶏手羽のクリーム煮込み、白インゲンと野菜添え。
洋風の豆の煮込みが大好きな家族で、豆料理を作ると、「手の込んだ料理」を作ってくれたと感謝されるふしがある。
実は、すご~く簡単にできるんだけどね!

今回は、安売りをしていた鶏手羽を一人2本ずつ。
塩胡椒した手羽を鍋で表面だけサッときつね色に焼く。
鍋から手羽を取り出して、タマネギ(大1コ)、セロリ(1本)、乾燥した白インゲンを水で戻したもの2カップ、干しポルチーニ茸(適当)を入れ、サッと炒めて、手羽・白ワイン・塩・胡椒を加え、材料のかぶるほどの水を足して煮込む。
好みで香草(今回は、ローレル・パセリ・ローズマリーを使用)で風味を付ける。
そして、ただひたすらに煮込むだけ。(始めに煮立ったところで、あく取りを!)
2時間くらいで、まあまあおいしくなってくるので、火を止める前に生クリームを50ccくらい加える。
(豆が煮くずれるくらいまで、ゆっくり煮込むのがコツです)

これで、おしまい。
時間はかかるけれど、すご~く簡単。
でも、評判は良いんです。

付け合わせも、とても簡単。



キュウリのピクルスとトマト。
さっぱりしているので、こってりした煮込みと良く合います。

ほしい人は、これにショートパスタかフランスパン。
我が家の3人は、太るのが怖いので、炭水化物は遠慮してます。
(でも、充分バランスは良いと思う。カロリーもたっぷりかな?)

洗濯機 ふ~ん…

2009年01月21日 | その他いろいろ
かなり新しい洗濯機を譲ってくれる知人がいたので、我が家のものと入れ替えた。
我が家のものも、まだ故障はしていないし、使えるので、ちょっともったいないという気がしたけれど。

「うちの電気製品で新しいものって何?」
娘が聞く。
「パソコン、エアコン、マッサージ機」
「そう言うんじゃなくて、前から使ってる白物家電で!」
「そうね、冷蔵庫も、洗濯機も、けっこう新しいよ」
「そう言うと思った!」
娘はニヤニヤ笑っている。

娘から、具体的に聞かれて、初めて認識したのだが、我が家の冷蔵庫・洗濯機・掃除機等々、かな~り年代物らしい。
普通の家では、決して「新しい」なんて表現されない代物なんだって。
確かに、洗濯機を買った時は、息子が小学生だった!(15年以上前)
冷蔵庫は、その後だけど、10年くらいは経っている(カナ?)。

だから、中古とはいえ、今どきの洗濯機は、私にとっては画期的。
節水型で、お風呂の残り湯を簡単に汲み上げて使ってくれる。
スイッチが入ると、歌を歌う!(メロディが鳴るだけなんだけどネ)
脱水が終わって、蓋を開けても、洗濯物が洗濯槽にびったりと張り付いていない。
そして、乾燥機もついてる~!

近年では、わりあい普通のことばかりらしいけれど、私にとっては、もうもう驚きです。

大昔、乾燥機の購入を検討した時(子どもたちが幼児で、洗濯物が多かった頃)、窓のない浴室・洗面所で乾燥機を使うと、湯気で湿って大変なことになるというので、泣く泣く断念したことがあった。
でも、技術は進んでいるらしい!
ぜんぜん湯気なんて出ないし、少々洗濯機本体がほんわかと暖かくなる程度。
日本の家電メーカーさんて、なんてすごいんでしょ!

気持ちよ~く洗濯ができてます。
もっとも、乾燥機の方は、一度お試し運転をしてみただけだけど。

紅梅忌

2009年01月20日 | 家族の話題
今日は、父の命日。
もう、15年が経ったことになる。

先日、実家の庭から切ってきた紅梅は、つぼみがしっかり開いて、今が見頃。
水仙も、甘い香りを放っている。

父は、写真の中で楽しそうな明るい顔で笑っている。

「紅梅忌」というのは、私の命名。
無骨な父には、ちょっと色っぽすぎるけれど、父が最期に眺めた花にちなんだ。

ふりかけ各種

2009年01月18日 | 母のこと
OT園の母の部屋は、ベッド、洗面所、トイレとタンスが置いてある個室。
そこに、テレビを持ち込んで、写真をたくさん飾り、車椅子とシルバーカーがあって、お客さん用の折りたたみ椅子も一つ置いてある。

コンパクトにまとまった、悪く言えば、病院の個室のような部屋。
でも、そこに、母は、寝間着やカーディガンなどを何着も吊して、枕元には何組かの下着を必ず置いている。
「取りに行くのめんどうでしょ!」だそう。
(私の「片付けベタ」は、母からの遺伝らしい…)

そうそう、ベッドサイドには、テーブルも置いてあって、お菓子の入った缶を常備している。
私が行く時には、必ずその缶の中に、幾種類かのお菓子を見繕って置いてくる。
母の好きなものを、甘いの(クッキーやチョコ)と、辛いの(お煎餅、スナック菓子)と。

時々、缶(大小3つくらい置いてある!)を整理すると、こんなものがいっぱい出てくる。



ふりかけ。

朝ご飯に、必ずついてくるらしいが、母は食べずに部屋へ持ち帰るらしい。
「これ食べると、塩分が多すぎるでしょ!」と言うけれど、ただ単に好きではないのだと思う。
だって、おせんべなら、いくらでも平気で食べちゃうもの。

母のところに置いておいても、決して減らないようなので、見つけ次第全部掠って持って帰る。
娘のお弁当や、私の朝ご飯のお供に、とても重宝。
今回は、隅々まで片付けたので、こんなにたまって出てきました。

孫の守り

2009年01月17日 | 家族の話題
朝、朝食もそこそこに、じゃがいもを湯がいて、コロッケを作る。
14コできたので、7コずつに二等分。
残った挽肉で、メンチも3コ。
これは、2コを家に残し、1つを持参することにした。

長男夫婦に頼まれて、今日は孫の守り。
コロッケは、我が家とあちらのうちの夕飯用。

11時過ぎに長男の家に着くと、ricoちゃんは授乳が終わって、満面の笑みで迎えてくれた。
「これが、泣き顔になっちゃうんだろうなぁ…」と、不安がよぎるけれど、引き継ぎもそこそこに若夫婦を送り出す。
2人は、たまプラーザでお寿司を食べて、デパートをぶらつく予定なんだとか。
なんにせよ、「楽しくね~!」

ricoちゃんの人見知りは、一段落したらしい。
小一時間は、私と2人、おもちゃで楽しく遊んだ。(私も楽し~!)
で、そろそろ眠くなって、グズリ始める。
でも、ベランダに出たり、お外の日だまりで気分転換をすれば、なんとか泣かずに我慢できるらしい。
「かぜをひかないように」と注意しながら、しばらく外に立ってました。

でも、来るものは来る。
やっぱり、眠くなって、泣きたくなってきた。
思いっきり、「ウェ~ン」が始まったので、背中へくくりつけて、家の中で歩き回った。
おんぶは、動けないし、適度に揺さぶられるし、暖かいしで、とうとう陥落。
規則正しい寝息が聞こえてきた。(ホッ!)

ソファで寝かせて、しばしの休憩。
持参のお弁当でランチタイム。

このままずう~っと寝てくれるかなぁと思ったけれど、さすがにそこまで甘くはない。
30分ほどで起きて、またぐずり出す。
仕方がないから、またおんぶ。
今度は、眠りも浅いようなので、ricoちゃんを背中に置いたまま、私がソファに伏せて休憩をしていたら、いつのまにか、寝てしまったみたい(私が!)。
15分くらいだけど、私がスッキリ目覚めたら、しばらくして、ricoちゃんもすっきりと目が覚めたらしい、私の後ろ髪を引っ張って、「起きたよ~!」と合図があった。

おやっ、お顔がスッキリしてる!
これなら、降ろしても大丈夫と、しばらく抱っこで遊んでみた。
そうこうするうち、ママから「もう帰ります」というメール。
よ~し! 帰ってくるまで、泣かせずにがんばるぞ~!

パパとママが帰ってきたとたん、ricoちゃんは声を上げて、愛想笑いをする。
ママは、「アラ、こんなに声挙げて笑うなんて初めてだ~!」と、喜んでいる。
新しい経験をすると、子どもはいろいろ覚えるもの。
気分転換をした上に、我が子の最高の笑顔がもらえて良かったね!
私も、大泣きをしているところを見られなくて、良かったわぁ~。



これは、私の稼いだ子守代、息子達が私に買ってきてくれたお土産です。
ベルグの四月のラムボール。
チョコレートコーティングした中には、チョコの生地にナッツやレーズンが練り合わせてある。
お酒の利いた大人の味。
お値段が安い割りには、とってもおいしい、我が家では人気のケーキです。

「また、来月にもお留守番するよ!」
来月は、もう少し時間を延ばして、バギーにのっけてお散歩もしてみたい。
新米ばあちゃんの修行(?)は、続きます。

下丸子カフェ、ゲストは宮本益光さん!

2009年01月16日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
去年の12月、「ニューイヤーコンサートの予定がな~い!何かいいものないかなぁ~」と、探していた時に見つけたのが、「下丸子カフェ」。
ゲストがバリトンの宮本益光だったし、金曜の午後というわりあい外出しやすい時間だったので、「行く!」と即決した。

但し、新年になって、だんだん後悔が募る…。
カレンダーに、次々と予定がビッシリ入っていく。
一日くらいは、うちでぼぉっ~としていた方が良かったんじゃあないのかなぁ。

今朝は、寒いけれど、良いお天気。
少々疲れ気味で、エンジンのかかりは遅いけれど、なんとかがんばっって10時半までに家事を済ませ(手抜きでね!)、OT園の母のところへ。
母は、まだ足が痛そうだけれど、その他は元気。
(足が痛くなった原因は忘れてしまったらしく、かなりとんちんかんなことをいろいろ話してくれた)
お昼まで母と過ごして、その後、あわててコンサートへ向かった。

今日のコンサート、私は、絶対蒲田駅前のアプリコが会場だと思っていた。
で、アプリコに行ったところ、妙に静か。
なんと、会場は、下丸子駅前大田区民プラザだった…。
あわてて、下丸子へ向かう。

「もう、こんな事までして、つまんないコンサートだったら、ほんとにがっかりだ~!」
なんとか、開演時間には間に合ったものの、かなり気分を害しての(自分が悪いんだけどね!)始まりだった。
でもね、ホントに楽しかった~!
いや、いや、行って良かったです。



舞台は、こんな感じ。
カフェのマスターは、ピアニストの山田武彦さん。
常連マダムが頼近美津子さんという設定でコンサートが始まる。(このお二人はレギュラーで、毎回いろんなゲストを迎えてのコンサートらしい)
そして、宮本益光さん、今日は素敵な濃紫(たぶん)のおリボンネクタイを結んでの登場。
頼近さんとのおしゃべりを交えながらのコンサートが始まった。
(舞台端にあるテーブルに座って、カフェオレをすすりながらのおしゃべりがはさまる)

プログラムは前半が、日本の歌。
頼近さんは、しっかり宮本さんのブログを読み込んでいらしたらしく、かなり突っ込んだおしゃべりも聴けて、とても楽しい。

金子みすゞ/中田喜直「わたしとことりとすずと」
中原中也/石渡日出夫「汚れっちまった悲しみに」
中原中也/清水脩「サーカス」
高田敏子/加藤昌則「旅のこころ」
宮本益光/加藤昌則「魔女の住む街」
宮本益光  「パパとママのうた」

始めて聞くものも、二度目のものも、とてもよかった。
宮本さんは、おしゃべりしている時は、ただの愉快なお兄さんだけど、歌い始めると輝き出す!

二部は、洋物。
まず、ピアノソロ。ベートーベン「無くした小銭への怒り」
続いて、宮本さんの歌。
モーツァルト「俺は鳥刺し」(オペラ魔笛より)
シューベルトが三曲
「魔王」、「野ばら」、「楽に寄す」
ラストが、ビゼー「闘牛士の歌」(歌劇カルメンより)

宮本さんのオペラアリアを聴くのって、もしかして初めてかなぁ…。
すご~くよかった。
宮本さんの歌を通しての演技力ってすごい。
そして、宮本さんの訳詩で歌われたパパゲーノのアリア、とっても現代的で、感じが出ていて、場内からの笑いを誘う。

闘牛士のアリアは、中西さんのお得意な曲。
中西さんで繰り返し繰り返し聞いて、大好きな曲だが、宮本闘牛士も大健闘。
中西闘牛士の方が、戦闘的で力強く頼もしい、宮本闘牛士は力強さには欠けるけれど、色っぽい。
そう、魔王の中でも、子どもとお父さん、語りの声は普通だったけれど、少年を誘う魔王の声はドキッとするほど色気があった。

アンコールは、「冬の朝」(みんなで)と「小さな空」(作詞・作曲:武満徹)
「小さな空」は、私の愛聴歌なので、とても嬉しく、美しいメロディーに思わず涙が出た。
最後のハーモニカまで、宮本ワールドに包み込まれた感じ。
よかったわ~!

いまいち「???」と思いながら出かけたものの、この「下丸子カフェ」、なかなか素敵でした。
楽しませてももらったし、コンサートを作っている人の誠実さも感じた。



そうそう、このコンサートおまけがいっぱいつくんです。
プログラムの上に置いてみたのは、今日のもらい物。
まず、入った時にロビーで小さなチョコレート。
休憩時間には、お茶とお菓子(今回は、日本茶と地元の和菓子屋さんの海苔大福)
そして、帰りには出口で、コーヒーを頂きました。

また、日にちが合えば、是非出かけてみたい企画でした。(たとえ、声楽がゲストでなくてもね!)

朝から、シャンパン???

2009年01月15日 | 家族の話題
朝から、優雅にシャンパンブレイクファスト?



素敵なシャンパングラスですが、中身は、健康ドリンク梅味。

昨日実家から持ってきた母のグラスコレクションを使ってみた。
と言っても、アルコールは飲めないので、「さらら生活」という健康サポートのドリンク。
でも、普通母コップで飲むよりも、グラスの口当たりはなかなかのもの。

昨日は、実家から持ってきたサイドボードに、中身の食器類を納めるべく奮闘した。
段ボール7箱の食器類。
ず~っと使っていないものばかりなので、一度洗った方が良いだろうと、全て洗って、拭いて、そして納めた。
午後1時過ぎから始めて、6時前まで働きましたよ~!



サイドボードの上には、こんな人形も飾った。
これは、父が海外出張にに行く度に、祖母へのお土産に一つずつ持ち帰ったもの。
祖母が気に入って、「かわいいねぇ」と、大事にしていたのを良く覚えている。

私が結婚前からの、古いおなじみの人形たちなので、私がまとめてひきとることにした。
見慣れた子達ばかりなので、私の家にもすぐに馴染んでくれたような気がする。

財布落とした…!

2009年01月14日 | 家族の話題
朝、7時半に家を飛び出して、車で実家に向かう。
今日は、引っ越し屋さんを頼んで、荷物の運び出しを行う予定。
とにかく気持ちがせいていた。

いつものコインパーキングに車を止め、実家で引っ越し屋さんを待つ。
その間も、あっちを片付けたり、チェックしたり。

「洗濯機をひきとってもらえますか?」
「じゃあ、郵便局へ行って、リサイクル券を購入して下さい」
引っ越し屋さんとそんな会話をした後、郵便局へ向かった。

で、リサイクル券を買おうとするも、財布がな~い!
バッグをひっくり返したり、実家で探してみたり、でも、ない!
車のところまで戻って、座席のあたりを調べてみる。
でも、ない!

どうしよう…!
財布の中には、カードも、免許証も入っている!
カードを止めなくちゃ!
でも、どこに電話かけたらいいのかも、混乱していてわからない。

とりあえず、近くの交番を訪ねてみることにした。
「スミマセン、まさかと思うんですけど、財布って届いてませんよね?」
言い終わるか、終わらない時点で、お巡りさんの手元の財布に気がついた。

「それです!」
「そうらしいねぇ、免許証の写真と同じ顔してるもの、本人確認OKだな」
「スミマセン、とりあえず座っても良いですか~?腰抜けちゃって」

親切な方が、拾って届けて下さったのだとか。
連絡先などは置いて行かれなかったそうで、お礼はできなかったけれど、ホントにありがたい。

その後、無事に荷出しを終え、車で家に向かうことにした。
パーキングまで帰って、車のフロントを見ると、小さなメモが止めてある。



なんと親切な人だったのだろう。
ホントに、ホントに、感謝!
私も、親切で正直な人になろう…と、真剣に決心したのでした。

それにしても、あぁ、よかった~!