OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

押し詰まる

2009年12月28日 | 季節の話題
いよいよ今週末は、新しい年がやってくる。
あと数日、しっかり働かなくっちゃ!

この時期になると思い出すことばがある。
「怠け者の節季働き」
まるで今の私を言い表しているようだと、思い出しては苦笑いしてしまう。
(きっと私みたいな人が、昔にもいたんだろうなぁ…)

とりあえず年賀状は、早々と出し終えた。(夫が家にいるので、そういうことはささっと仕上げてくれて、助かります!)
年末の買い出しも、ほぼ終わり。
冷蔵庫を整理して、数の子やら、ローストビーフ用の肉塊やらを無事納めた。
ベランダには、芋や野菜類、果物等が出番を待っている。

黒豆は、今日水に漬けた。
明日の朝から、とろとろと黒豆を煮る。
今年の豆も、丹波の「飛び切り」!
大きくてふっくらとつやつやのお豆が出来上がるといいな。

今年のおせち第一号は、田作り。
今日、夕食作りの前に完成させたら、早速夫の酒のつまみになっていた。
夜には、オレンジのパウンド4本を焼き、シュウマイを40コくらい丸めて冷凍。

苦手の掃除と片付けも、夫の無言のプレッシャーを受けて、少しずつこなしている。
窓ふきも、障子張りも無事終了。
懸案だった納戸部屋の段ボールの山も何とか片付いた。

明日は、とりあえず作業を中断する予定。
長男夫婦が、昼食に来るらしい。
(忙しくて買い出しに行けないものを買ってきてくれるように頼んだら、明日届けてくれるらしい。せっかくだから、家族全員できて、ごはんも食べていくんだって。自分で行った方が手間なしだったかも…)

私がどんなに忙しくしていても、涼しい顔で横で眺めている娘。
「家族が生き甲斐なんでしょ!仕方がないじゃん」と言う。
まあ、その通りなので、これからしばらくがんばって働きます。

しばらく更新を怠りますが、皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

最後におまけ。
 


サンタさんが持ってきたアンパンマン三輪車に乗って、得意げなricoちゃん。
今年最後のバババカ、お許しください。

クリスマスな一日

2009年12月23日 | お友達
高校時代の友人の家で、12月定例のお楽しみ会。
クリスマス飾りに囲まれて、楽しくランチ&おしゃべり。

「クリスマスグッズを出して、飾るの何年ぶりだろう」
「子どもが大きくなっても、たまにはこうやってきれいにするのっていいわね」と、招いてくれた友人が言う。
おいしい昼食を用意してもらって、クリスマスの楽しい雰囲気の中でいただけるのだから、私たちはもっと楽しい!

夫には、「これが、今年最後のお出かけで、この後は年末まで、片付けやら掃除やらするからね~!」と言ってきたけれど、夫にも、早く地域などで仲間を作って、楽しい時間を過ごしてほしいなぁと思う。
お留守番ばかりじゃなくってね。

これが、友人宅のかわいいクリスマスグッズ達。







そして、これは北極のゴマフアザラシではなくて、友人の愛娘(?)のましろちゃん。



かわいいでしょ!

続テレビ

2009年12月21日 | 母のこと
母の部屋へ行き、テレビをチェックしたら、やっぱりコンセントが抜いてある。
ウ~ン、やっぱりダメかぁ。

一緒に「水戸黄門」を見ながら、コマーシャルのたびに、「ちょっと消してみて」、「つけてみて」を繰り返して、リモコンの使い方を教えたけど…。
やっぱり無理かなぁ。

今日の水戸黄門(再放送)は、箱根の関所に巣くう悪代官とその一味をやっつけるという話し。
私とのおしゃべりも上の空で、母は夢中になって、画面を眺めている。
関所役人に若い女が痛めつけられるが、風車の弥七に助けられて、何とか逃げ出す。
でも、追っ手がかかり、危機一髪のところ、黄門様に助けられ…、という場面で、母は、「あぁ、やっぱり水戸黄門を見てたのね」「何かそんな気がしてたんだけど」という。

最初に、黄門様が出てきたのを一緒に見たし、「この番組も長いわねぇ」と言っていたのに、しばらく画面に黄門さんが現れなかったので、もう何を見ていたのかわかんなくなっちゃったんだ~!

この様子では、コンセントでテレビを消すのも仕方がないかなぁ…。

OT園の掲示板には、お習字の作品が貼ってあって、母の「頌春」の文字はなかなかの出来。
「すごい上手だねぇ」と褒めると、「昔取った杵柄だからね」と答える。

こういう問答と、コンセントを引っこ抜くというような行動が、何の矛盾もなく母の中に存在する。
ホント、不思議だなぁ。

プレ・クリスマス

2009年12月20日 | 家族の話題
長男のところへ届け物があったので、誘われるままに、一家三人で大挙押しかけた。

届け物は、柚子などのささやかなもの。
でも、まさかそれだけというわけにもいかないので、クリスマスケーキを作って、そしてricoちゃんへのクリスマスプレゼントを携えて。

去年、息子に言われた言葉が忘れられない。
まだ乳児だし、クリスマスに何かあわてて買わなくてもいいかなぁと思って、「今年は忙しいから、クリスマスにはプレゼント間に合わないけど、いいよね?」と聞いた。
息子は、「ricoちゃん、今年はサンタさん来ないらしいよ」だと!
もちろん、あわてて買いに行きましたとも。

なので、今年は早めに用意をしておいた。
ままごとセット。
この頃のままごとセットは、ガス台に調理台が付いて、やかんや鍋・包丁・食器にカトラリー類が揃っている。
物によっては、ハンバーグやケーキ、ニンジンなどの食物も付いていて、マジックテープで半分にちょん切れるという仕掛けも付いている。
なんか、もっと素朴なのがほしいなぁ…。

赤い包装紙に包まれた大きな箱に、目を輝かせるricoちゃん。
これを見るためなら、多少の出費は惜しくない。
「おじいちゃんと、おばあちゃんにありがとうしなさい」と、長男から言われて、ricoちゃんは夫の前にトコトコと歩いて行き
、優雅に頭を傾ける。
その時の夫の顔ったら!
「相好を崩す」というのは、あんな顔のことをいうのだろう…。

ままごとセットは、たいへんお気に召したらしく、お鍋をかき回したり、みんなの口にスプーンを運んだり、もういっちょまえにままごと遊びをして楽しそう。
この間生まれたばかりだと思ったのに、もうこんなに社会性が生まれているんだと思うと、子どもの成長の早さに驚かされる。

持参のクリスマスケーキは、持ち運びに便利なように、キャセロールに入れてデコレーションをした。



生クリームで飾った苺のケーキ。
このところで生クリームのおいしさに目覚めたというricoちゃんのために、アルコール類は一切使わずに作る。
飾りのサンタクロースがお気に召したらしい。

嫁さんによれば、クリスマス当日には、サンタがアンパンマンの三輪車を持ってくるらしい。
子どもには、楽しみの多い季節だわね!

納めのコンサート

2009年12月19日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
どうしようかな…と、さんざん迷ったが、やはり今年も中西さんの声で納めたいと思って、出かけることに決めた。
板橋でのバリトン歌手 中西勝之さんのコンサート。

池袋から東武東上線で「大山」駅。
行き慣れない街でも、中西さんの声を聞くためなら、ついつい出かけてしまう。

公民館の大きめの部屋に、パイプ椅子を並べてという感じのコンサートだが、歌い手とは近い。
音響も決していいとは言えないけれど、生声を聴けるのはやっぱりうれしい。

内容は、いつもおなじみの曲。
どれも耳慣れたものだけれど、でもあの美声で聴けば、これ以上の物はない。
トークも楽しく、2時間ゆっくりとコンサートを楽しんだ。

今年も、声楽を中心にたくさんのコンサートに足を運ぶことができた。
ミュージカルも数回鑑賞したし。
恵まれた環境に感謝しなければ。

そして何より、今年も中西さんの声で、一年を締めくくることができた。
ウン、いい一年でした。


テレビ

2009年12月18日 | 母のこと
OT園入居の時に購入したテレビが壊れたらしい。

5年…。
まだ壊れるには早いような気がするが、壊れた物は仕方がない。
修理も可能らしいが、けっこうな高額。
「地デジ」対応ではなかったので、新しい物と取り替えることにした。

近所の電気店で手配。
設置と古いものの引き取りも頼んだ。

母のところを訪ねてみると、「きれいに写るのよ」とご機嫌である。
「ほら、見て。リモコンだって、なんだかスタイリッシュよね」

まあ、新しいテレビだから、きれいに写るのは当然。
リモコンには、いろいろな機能がついているらしいが、母には使いこなせそうもないので、あんまり関係ないかな…。

とにかく、新しいテレビを大喜びしているのだから、何よりだ。

前のテレビが壊れた理由に、思い当たることがある。
うまくリモコンを使いこなせない母が、電源を切る時に、「エイ」とコンセントを引っこ抜くのである。
「おかあさん、ここの赤いボタンを押せば切れるのよ」と言っても、その場では「わかった」というのだが、「じゃあ、消してみて」というと、コンセントのところへまっしぐら。
ブチッと切れるテレビを見て、「ちょっとまずいんじゃない」と思っていた。

新しいテレビとリモコンに喜んでいる母に、「じゃあ、テレビ消してお昼ご飯に行こうか」と水を向けてみた。
案の定、コンセントのところへ行こうとする。
「おかあさん、リモコンで切ってみようよ」とリモコンを渡すが、「どれ?」と押すところがわからない模様。
スタイリッシュじゃなくてもいいから、単純なリモコンがいいな。
昔なら、テレビの正面に付いていたメインスイッチも、今は端の方に目立たなくなっているので、これもむずかしい。

この分では、新しいテレビの寿命も短そうだ。
「ま、仕方がないよ。また壊れて、新しいの買えば、また喜ぶからいいじゃん」と娘。
まあ、そうなんですけどね。
ちょっと複雑…。

今年最後のハンガリアンクッキング

2009年12月17日 | 料理
今週は、料理の話題ばかりになってしまったけど、今日も続けてカテゴリーが料理。

今週の日曜日におこなわれたハンガリアンクッキング。
献立は、ロールキャベツとチーズスコーン(一般的に言うと!)。

今回のクッキングでの一番の出来事は、このブログを見て下さった方と、ちゃんとお話しできて、一緒のテーブルで料理ができたこと。
ブログを通じて知り合った方とお会いするのは、この方が初めてで、恥ずかしい半分、不思議半分の気持ち。
本当は、10月に声をかけて下さっていたのに、私がちゃんと応答できずにいたのだが、今回ちゃんとお話しできて、うれしかったです。
これからもどうぞよろしく。

実習は、若いお嬢さん2人を交えて、4人で楽しく進めた。
今回は、英語の通訳の方がいなかったので、ビクトルがハンガリー語を説明し、コーディネーターのアニコさんが通訳。
ビクトルのハンガリー語は早いし、相変わらす私の聞き取りはダメダメなので、ちっともわからないけれど、料理に関しては基礎知識があるので、なんとなくわかるから不思議。

作ったのは、こんな感じ。


(ビクトルの美しい盛りつけです!)

ロールキャベツ。
小さめのサイズ、中の挽肉には大麦の粒を混ぜて、パプリカで風味付け。
煮込む時に、酢漬けのキャベツをたっぷり加えるので、さっぱりした味。
サワークリームを添えて食べると、おいしいです。



こちらは、チーズスコーン(ハンガリー風に言うとポガーチャ)。
栃木県産の中力粉「イワイノダイチ」にゴーダチーズをたっぷりと練り込んだ。

このポガーチャ、焼きたてのおいしさは比べる物がないくらい。
オーブンから出して、熱々のポガーチャをみんなでお味見する時の幸福感ったら!
「これとビールさえあれば、他の料理なんていらない!」と言い切っている方もいましたよ。


出来上がったロールキャベツとポガーチャを、ワインと一緒に、お腹いっぱい詰め込んだ。



これが実際に盛りつけたロールキャベツ。
(たっぷりの酢キャベツが添えてあるのがおわかりでしょうか?)

たくさん食べても、まだお鍋にたっぷりとお土産用が残っている。
これもみんなで分けて、大事に持ち帰る。

家で待つ夫の夕飯に、それでもまだまだたくさんあって、次の日のランチにもおいしく頂く。
ポガーチャは、夫にも大好評。
韓国旅行で不在だった娘には、ほんの端っこしか残らず、残念がっていた。

ハンガリアンクッキングの魅力は、このたっぷり感によるところも多いと思う。
今回も大満足、お腹いっぱいのビクトルのクラスでした。


クリスマスケーキ

2009年12月16日 | 料理
ここのところ、クリスマスにケーキを用意しなくなった。
子どもたちが小さい頃は、必需品だったけれど、末っ子が大学生くらいになってからは、クリスマスには皆出払ってしまうので、クリスマスのご馳走は不要になった。
それでも、五人家族が顔を揃える日に、「忘年会」と称して丸鶏を焼いたり、ケーキを作ったりしていたが、付き合いのいい娘は、忘年会シーズンで、不在が多く、夫婦二人でのクリスマスにケーキはいらない。

お誕生日のケーキも、ほとんど作らなくなってしまった。
丸スポンジを焼き、ホイップクリームを絞って飾り付けをする…なんて、しばらく縁がなかったなぁ。

でもね、孫ができたでしょ。
だから、そろそろケーキ作りを復活してもいいかなぁ…と。

前に、インターネットで見つけて、申し込んでおいたナカザワ乳業の「ケーキのデコレーション講座」が当選したので、孫娘ricoちゃんのケーキを作るための参考にと、いさんで参加した。

12cmくらいの小さなケーキを、一人一台仕上げて持ち帰るという講座。
ナカザワのフレッシュクリーム36%を、一人1パック泡立てて、泡立て方のコツ、ケーキへの塗り方などなど、パティシェがていねいに教えて下さった。

そして出来上がったのは、こんなケーキ。





どちらが先生のお手本で、どちらが私の実習作品か…、わかりますよね?
もちろん上が先生の作品。
説明しながら、すいすいと手を動かして、あれよという間にきれいなデコレーションが仕上がる。
「まあ、数こなさなくっちゃね」と、先生。

ricoちゃん、おばあちゃんがんばるからね!



最後に、ナカザワのいろいろなタイプの生クリームの味比べ。
軽いタイプから、どっしりと思いタイプまで、どんな時にどんなクリームを使うといいのかを説明していただいた。
(生クリームだけなめるのは、おいしいけど、ちょっと物足りない。コーヒーを持参すればよかったかな…)

鬼ゆず始末記 その1

2009年12月15日 | 料理
巨大な鬼ゆず10個が手元にある。

いくつかは息子に持って帰ってもらおう。
いくつかはお風呂に浮かべて…。

そして、今年はマーマレードに挑戦してみることにした。

鬼ゆずって、とても果肉が小さい。
皮の下にあるのは、厚い白いワタ。
ふかふかの部分が、甘く煮るととてもおいしいんだって。

レシピをあれこれ検索して、ワタをそのまま使っている方の作り方を参考に作ってみた。

材料は、
鬼ゆず2個;皮の部分と、果肉(薄皮は除去)で、1.3kg
グラニュー糖:500g
蜂蜜:100g

余り苦いのは好きじゃないので、皮の部分は、二度茹でこぼした(一回目は、重曹を入れて、二度目はお湯のみで)
そして、大鍋でグツグツ。



そう時間がかからず、水がとんで出来上がり。



余り甘くしなかったので、持ちは悪いかもしれない。
でも、お正月用のオレンジケーキを焼く時には、どさっと入れられて便利だと思う。
夫も、マーマレード好きなので、パンにのっけて食べてくれる…かな?

さて、今日は先日焼いた「蜂蜜のキス」に、再度挑戦。



今回は、少し小さめに作った。
(最初は心して小さく丸めたが、だんだんめんどうになって、少しずつ形が大きくなってきた。だから、とても不揃い)
娘が(バリバリと)試食して言うのには、「大きいのより、小さい方がさくさくしておいしいよ」とのこと。

鬼ゆず

2009年12月14日 | 季節の話題
先日、夫の実家でゆずを摘んできた。
その時、ふと思い出したのが、実家の鬼ゆず。
去年は、大きいのが10個採れた。
今年は、どうなっているだろう。

今日、実家の近所まで出かけたので、ちょっと寄ってみた。
人の住まなくなった家でも、植物は季節を忘れない。

水仙は薫り高い花をつけ、白玉椿もつぼみを大きくふくらませている。
そして、鬼ゆず。
今年も昨年に負けず、大豊作らしく、大きな実を14個もつけていた。

全部収穫して、義妹のところへ少し分けた。

さあ、大量のゆずを何にしようか?

まずは、記念撮影。



かなり大きめのミニチュアダックスフント、くうちゃんと比べるとこんな感じ。



先日もらってきた花ゆずと比べると、こんな感じ。

大きいでしょ!