食いしんぼの母娘です。
だから、さあパリ旅行!と決まった後、すぐに調べ始めたのは、どこにどんなおいしい物があるかということばかり。
ガイドブックで,史跡や名所などの見学についてを調べるよりも,数倍の熱心さでスウィーツやフレンチ、ショコラティエについて、せっせとメモをとっておりました。
その結果、さあ、どんなおいしい物に巡り会ったか…。
日を追って順にご紹介しますね。
まず、行動日1日目のお昼。
サンジェルマンのル・ボン・マルシェの食品館奥にある(たぶん)ピクニックというイートインスタンドで食べたもの。
ここは、見本がガラスケースにあるので、「これ」と指差せばいいので、注文は簡単です。
私はこれを注文。
大きなパンの上にローストビーフと何か付け合わせのサラダっぽい物がのっているオープンサンド。
大きいです!
そして、ローストビーフも山盛り。
でも、小さなパンも付いてくる(左上の四角い物)
添えてある野菜はベビーリーフで、これも山盛り。
おいしくて食べでがありました。
娘はこれをチョイス。
私のお皿に添えてあるのと同じ量のベビーリーフの上に、なにやらカップに入ったものをさかさまにしてエイっと載っけて渡してくれた。
何かのサラダだろう、ちょっと変わったものが食べてみたいと娘が選んだもの。
一口食べて、「ウソ!」と大きな声を上げ、「お母さん、これ食べてみて」と、自分が口に入れた物の半分を私の口に突っ込んだ。
写真中央のちょっとオレンジ色した四角い固まり、これどんな味だと思います?
甘いんです,すごく!
ちょっと羊羹みたいな感じ。
他の物も、2人であれこれつつき回して味わったところ、これはどうやらフルーツとナッツのサラダのよう。
パイナップル、マンゴー、栗、くるみ等々、いろんな果実が入っていた。
美味しいんですけどね、ちょっと想像もしない味から始まったので、2人でびっくりでした。
ふたつのお皿を2人で攻略するも、食べても食べても、食べても食べても,ちっとも減らない。
それでも頑張って、ちゃんと平らげました。
私たちのチョイスはこんな感じでしたが、ここのお店は温かいスープやお肉、お魚などの料理もあって、地元の人で賑わっていました。
赤ちゃん連れのママとおばあちゃんが食事をしながら、赤ちゃんに離乳食を食べさせていたり、老夫婦が楽しそうにランチをしていたり、サラリーマンがちょっと一息入れながらランチをしていたり。
いかにもの観光客は私たちだけ。
大きなテーブルやスタンドで相席だけれど、みんなとても温かく接してくれたので、気持ちよくランチを取ることができました。
そして、夕食。
一度ホテルに山ほど買った食料品(お土産用の)を置きに帰り、夕飯のためだけにメトロで外出。
目的地は、「タルタルステーキがおいしいらしい」というカフェ。
事前の予習、インターネットの検索で私が見つけたお店「Cafe de Musee」です。
ノートには、お店の名前の他に、住所と、最寄りの地下鉄の線と駅(8番Chemin Vert)、青マップ(ミシュランの地図のこと)46ページ、開店時間、タルタルステーキとメモってある。
そして、青マップの当該ページには付箋で矢印が付けておき、すぐにお店の場所がわかるようになっているという、努力の賜なんです。
このCafe de Museeには、予約なしで、でも開店時間(7時半)直後に行きました。
日本人の店員さんもいて、「予約で満席だけど、9時までに食事が終わるようならどうぞ」と、通されました。
パリの方達はとても食事時間が遅くて、早めの時間ならだいたい予約なしで食べられるよう。
どこのお店も、私たちが食事を終える頃には満席になるといった塩梅。
ではでは、私たちが食べたもの。
私は、これ。
前菜はフォアグラ。
メインはヴェジタリアン用の野菜のココット。
「鉄の胃」を誇る私だけれど、お昼をいっぱい食べすぎたので、メインをお野菜に。
娘はこれ。
クレソンのスープ。
見た目にはぽてっとした感じですが、意外とシャバシャバとさっぱり系。
そして、これがお目当てのタルタルステーキ。
牛の生肉です。
ソースを付けて食べると、美味しい!
でも、このセルクルで固めたお肉、食べても食べても減らない!
これも、一生懸命2人で攻略しました。
そして、タルタルステーキには必ずこれが添えられる。
山盛りのフレンチフライ。
じゃがいも好きの娘も持て余すほどの大盛り。
テーブルには、これらの料理の他に、1本分のバケットがカゴに盛られて運ばれてきましたけどね、せいぜい1人1きれくらいしか食べられない。
ホントにたっぷりの夕食でした。