OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

お花見 5分咲?

2009年03月31日 | 季節の話題
一日おきにお花見?
友達に誘われれば、ついついフラフラと出かけてしまう。

それにしても、今日も寒い!
お天気も期待していたほどでもなかったが、でもやっぱりウキウキと出かけてしまう。

今日の目的地は、椿山荘。
江戸川公園付近の桜を眺めに。





桜の開花状況は、こんな感じ。
満開ではないけれど、とってもきれい。
我が家の回りでは、まだまだ開いていないので、やはり都内は暖かいのかなぁ。
椿山荘の裏手の江戸川べりを、しばらくお散歩。
団体さんも来ていて、けっこうな人出。

たくさん歩いたら、お腹が空いた!
前から「ぜひ行こう!」と計画していた、フォーシーズンズホテルのロビーラウンジへ。

お目当ては、「ル・ジャルダン」桜アフタヌーンティー
スペースもゆったり、椅子も優雅なソファ、三段重ねの優雅なアフタヌーンティーセットと、おいしい紅茶をポットで三杯も!

お昼抜きだけど、たっぷりのお茶と桜にちなんだお菓子やサンドイッチなどで、お腹いっぱい。
とくに、たっぷりのクロテッドクリームといただく、あったかいスコーンが二種、おいしかった~!
ホント、幸せだ~。

まだ満開にはほど遠い、今年の桜。
開花から足踏み状態が長いと、何度もお花見に行けて、それはそれで良いかもしれない。
あと何回お花見に行けるかなぁ~!

お菓子作り

2009年03月30日 | 料理
暮れに買ったサツマイモが、ちっともはけない。
何とかしなくちゃと、芋羊羹を作ってみた。



「どう?」と、娘に見せたら、「それ、ricoの食べ物?」だと。
裏ごしして、寒天混ぜて、ちゃんと作ったのに。
ま、味はそこそこ。
そのうち、食べてもらえるだろう。

そして、9時過ぎに帰ってきた娘が、いそいそと始めたお菓子作り。
急に食べたくなったんだとか。



ココナッツメレンゲのクッキー。
昨日、卵黄だけを夕飯に使ったので、その残りの卵白でササッと作ってた。
130℃のオーブンで、25分。
「新しいオーブンはさすがだね!」と、出来映えに満足そう。

確かに、お味見したら、サクサクして、おいしかったわ。(ココナッツ好きなんです、我が家は!)
普段は、「横のものを縦にもしない」娘だけれど、「食べたい」という動機付けがあれば、身体は動くらしい。
似たもの母娘だ。

お花見 3分咲き~!

2009年03月29日 | 季節の話題
夫に誘われて、地元の定番お花見スポットへ。

でも、寒い!
しっかり厚着して出かけたけれど、北風が吹いてる。
ポケットに手を突っ込んで、少々背中を丸めてのお散歩。

私鉄の駅~駅、一区間分の線路沿い、川の両側に続く桜並木は、ようやく三分咲きといったところ。
満開が待ちきれないお花見客が、多く歩いているけれど、イマイチぱっとしない。

もちろん、の下には、シートを拡げて宴会をやっているグループもあったけど、寒そうであまりうらやましくはない。
(もともとお花見で飲み食いするのは、あんまり好きじゃないし)
ただ、横目でチェックしてたら、定番の焼き肉やおでんの他に、春巻きの皮にチーズを載せたピザ風や、スープ春雨、ホットケーキなんかを供しているグループもあって、ずいぶんバラエティに富んでいるものだと感心してしまった。

このエリアのお花見は、年々人が多くなり、出店もいろいろ見られるようになった。
焼鳥や、お団子以外にも、かわいいビニールのおもちゃや綿菓子なんかもあって、「来年は、ricoちゃんと一緒に来て、ああいうおもちゃなんかねだられてみたいかも」と発言して、夫の失笑を買った。
でも、よちよち歩きの孫とのお花見で、何かねだられるなんて、「おばばの幸せ」だと思うんだけど…

「お花見本番は、来週末だね~!」
来週もに誘われて、夫と二人、どこかをふらつきそうな感じ。
早く暖かくなるといいなぁ



望月哲也Wanderer vol.1@王子ホール

2009年03月28日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
昨晩行ったコンサートのご報告
望月哲也Wanderer vol.1 シューベルト「美しき水車小屋の娘」

王子ホールでシューベルトのリートと聞いたら、行くしかないと思ってチケットを手に入れた。
ただ、歌い手がテノールというのが少しひっかかった。
バリトンがいいよ~!

ところが、この「望月哲也」というテノールさん、気を付けてみていると、けっこう色んな所に取り上げられていて、とても評判が良い。
だんだん楽しみの度合いが深まってきた。



演目のシューベルト「美しき水車小屋の娘」、シューベルト三大歌曲集の一つだけど、3つのうち一つを選べと言われたら、私は間違いなく「冬の旅」を選ぶ。
事実、去年の王子ホールでの、ゲルハーヘルの連続コンサートでも、迷わず「冬の旅」を聞いた。(ゲルハーヘル自身は、「水車小屋」が一番好きだと言っていたにもかかわらず)

で、望月哲也さんの「水車小屋…」、とってもよかった!
声が、明るくて、とても端正。(表現力に乏しいので、なんて書いて良いかわからない…、清潔というか、情感は豊かだけれど、その情感に溺れたりしない感じ。思い入れが強すぎないところが良い!)
粉ひき職人の若者と一緒に、恋に落ちた気分で、甘やかな夢を見た…。

「冬の旅」も、「水車小屋…」も、一旦始まると、途中休みなく、拍手もなく、最後の曲が終わるまで集中して歌い続けられる。
その分、聴き手もしっかりその世界に引き込まれてしまう。
うまく入り込めないと、飽きちゃったりするんだけど、昨日は一気呵成に最後まで。
あんまり絶望すること無しに、小川に引き込まれた感じで、失恋の痛手と言うよりも、失恋してもまだ、甘い恋の夢を見ながら死に至ったという感じ。
終曲が終わるのが、とても残念だった。

そして、昨日のコンサート、拍手の間合いがよかった~!
弱音のピアノの音が消えるのを待って、歌い手が緊張を解く、その一瞬あとに拍手。
余韻が邪魔されずに済んで、とっても気分が良い。
(早すぎる拍手、ぜひご遠慮下さい!)

アンコールはすごかった~!
「水車小屋…」や「冬の旅」は、拍手に応えて何回かお辞儀をするだけで終わるコンサートが普通(たぶん!)だけど、昨日はナンと四曲も!

シューベルト:月に寄せて Op.57-3
ブラームス:おまえの青い瞳よ Op.59-8
R.シュトラウス:夜の散歩 Op.29-3
シューマン:「ミルテの花」 より 君は花のごとく Op.25-24

大サービスでした。

帰りの電車で、もらったプログラムをあらためてチェック。
「水車小屋…」の歌詞が訳詩付きで掲載されている。
わかりやすい、いい訳だなぁと思ったら、望月さんご本人の訳。
お勉強家でもいらっしゃるらしい。
また聞きに行きたい歌手が、また一人増えてしまった。(マズイ…!)

〈附記〉



これ、昨日、コンサートに行く前に撮った近所の桜。
寒の戻りの、あまりの寒さに縮こまったのか、開花がちっとも進まない。
まだ一分咲きと言ったところでしょうか?

蕗の薹のペペロンチーノ

2009年03月27日 | 料理
昨日、友人から教わった料理。
早春の味のスパゲッティ。



オリーブオイルでゆっくりしっかりベーコンを炒め、上がり際に刻んだ蕗の薹をさっと炒める。
茹で上がったスパッゲッティを、このソースに絡めて出来上がり。
辛い物好きの我が家では、ベーコンを炒める時に、唐辛子も一緒にじっくり炒めて、ピリ辛い味に。
塩味は好みで。
私の作ったのが少し塩気が足りなかったので、食卓でお醤油を足したら、これが蕗の薹の香りを引き立ててとてもおいしかった。

蕗の薹好きの夫も、大喜びで、大量に平らげた。
ちょっとほろにがい、早春の味でした。

お花見 一分咲き~!

2009年03月26日 | お友達
大学時代の友人と、ちょっと気の早いお花見。
桜の開花には少し早そうなので、お花見以外の要素も少し付け加えることにして、外濠公園へ。

飯田橋から、四ッ谷を目指して歩いた。
ここは、私たちが大学時代を友に過ごした場所。
懐かしい景色の中を、おしゃべりしながら、ゆっくり歩いた。
お花もチラホラ咲き始め、ピンクに膨らんだつぼみが、初々しい。

目指す四ッ谷では、大学のキャンパスと、弁慶堀からの景色を眺めた。
イグナチオ教会も、見学。
変わらないものと、すっかり変わってしまったもの。
両方を眺めながら、ゆっくりと昔話。

お昼は、一度入ってみたかった「マヌエル カーザ デ ファド」で。(いつも通っているハンガリー語の教室のすぐ隣)
1200円のランチ。
蜂の巣と白インゲンの煮込みが、とてもおいしかった。

その後、新宿通りを内堀目指して歩き、千鳥ヶ淵あたりの散策。
そして、国立近代美術館 工芸館の所蔵作品展ー花と題する展覧会を鑑賞。
値段を言うのはちょっとだけど、入館料200円とは思えない充実の展示、日本の工芸のすばらしさを堪能した。

その後、「ちょっとお茶をしよう」ということになり、コーヒー屋さんへ。
入った時はまだ明るかったんだけど、窓のないお店に入ったのがいけなかった~!
すっかり話し込んで、気がついたら8時を過ぎていた。
コーヒー一杯で、何時間話していたのやら…。

良い友人がいるというのは、幸せなことですね!


あ~、買っちゃった~!

2009年03月25日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
ここのところ、なかなか映画館に足を運ぶ余裕がなくって。
でも、そういう時って、ちょっと危険!

新聞広告で、10年以上前に好きだったイギリスのテレビドラマのDVDを見つけて、Amazon.co.jpでチェック。



「ジェーン・エア」
大昔、原作にも夢中になったけれど、このドラマもわりあい原作に忠実で、ずいぶん前にNHKが放送した時に、夢中になって見た。
なつかしいなぁと見ているうちに、ついクリック。

そうそう、イギリス物と言えば、もう一本大好きなのがあった。



「いつか晴れた日に」
これもあるかしらと、ついチェック。
いいや、ついでに買おうと、こちらもクリックしてしまった。

というわけで、今日、無事2本のDVDが手元に届いた。
久しぶりに見る、ティモシー・ダルトン(「ジェーン・エア」のローチェスター役)も、お気に入りのヒュー・グランド(「いつか晴れた日に」のエドワード役)も、ほんとうに素敵。
熟知している話しとはいえ、見応えもある。

よい買い物だった…とはいえ、けっこう大きな買い物。
「映画に行けない」という、小さな不満が、こういう結果を生んだりもするんですよね。
(う~ん、良いんだか、悪いんだか…)

三月お楽しみ会

2009年03月24日 | お友達
今月は、友人宅でちょこっと手作り。
友人が買っておいてくれた生地を使って、春物のマフラー作り。
縦に六等分して、端を少しほどいてフリンジにし、長いほうの端はロックミシンで始末。
あっという間に、マフラー六本が出来上がり。



生地を買ってくれた友人は、「ちょう安い生地だったから、一人分が100円以下だよ~」と笑う。
でも、それぞれ首に巻いたところは、なかなか素敵で、とてもそんな風には見えない。(と、お互い、自画自賛?)

その後、ランチに出かけたり、家具屋さんを2軒はしごで冷やかしたり。
おしゃべりにも花が咲いて、ほんとに楽しい時間。
夕方まで、リラックスして、「お楽しみ会」を満喫した。

少し遅くなって帰宅したら、夫が台所で格闘していて、ビックリ
対戦相手は、大きな鯛のアラ。
帰りに、駅前のスーパーの鮮魚売り場で、つい買ってしまったんだそう。

もちろん、すぐバトンタッチ。
三人では食べきれないほどの鯛のアラの、カブトのところと、中落ちのところを薄口醤油であっさり煮て澄まし仕立てに。
(大きなカマの部分は、明日の夕飯に回すことにした…、ホント、大きな鯛だこと
さっと青ネギ(これも夫の丹精で、ベランダのポットに育っている物)を散らして、お夕飯
おかげで、おいしく頂きました。

そうそう、嬉しいびっくりがもう一つ。



(恥ずかしながら)福山雅治のファンクラブから、こんな物が届いていた。
デビュー20周年イヤーを記念してのプレゼントらしい。
新しい会員証と、ギターのピック、それにピックホールダーだって。
ギターを弾かない私には、ピックなんていらないものだけど、でも、でも、嬉しいのがファン心理。
この間申し込んだツアーのチケット、当たるといいなぁ~

女三代ランチ

2009年03月23日 | 母のこと
先週末は、三連休。
でも、娘は、有給の消化のため今日もお休みで、四連休。
休み四日目の今日は、さすがに遊び相手もいないし、疲れもとれたし、退屈そうにしているのでランチに誘ってみた。

「カレーが食べたい!」という。
そこで、行き先は、たまプラーザのアクバルに決定。
ついでなら、おばあちゃんも一緒に連れて行こうということになった。

数日前まで咳が出ていたという母は、今日はもう咳も軽くなったらしく、外出のお許しが出た。
少々風は強いけれど、まあいいお天気。
「あ~、うれしい!」と、大はしゃぎの外出となった。

母と娘は、タンドリーチキンのついたカレーのセット。
私は、チキンのないセットを注文して、おしゃべりしながらの楽しいランチ。

この店には、子どもたちが小さかった頃、父や母と一緒に来たことがあるのだけれど、母は全く覚えていないという。
「男の子たちが、カレーもチキンも辛い~って大騒ぎするから、じゃあ他の物食べればって言ったら、辛くてもおいしいから食べる~って、泣きながら食べてたのよ」
そんな昔話を聞いて、母は大笑いしている。
父も、インドふうの本格カレーやチキンが気に入って、旺盛な食欲だったと記憶している。

今日の私たちも、大いにおいしく食べた。
さすがに、少し量が多いので、ナン2枚を分けて食べ、残った一枚はお土産に包んでもらった。
飲み物のラッシーも含め、母も全て完食。

食後は、デパ地下を一回りして、母のお持ち帰りを物色。
おせんべいと、源吉兆庵の和菓子を購入した。

娘は、「チーズがほしい」というので、チーズ売り場「チーズ王国」へ。
「どれがいいかなぁ」と迷っていると、売り場のお兄さんは、次々と試食のチーズを渡してくれる。
「これは、ラクレット」、「これは、羊のチーズ」、「こちらは…」と、それぞれに渡されたチーズを食べていたら、いよいよお腹いっぱいに。
母も、全部のチーズを試食して、「おいしい~!」を連発していた。
結局、無難に、お兄さんお薦めのブルーチーズとコンテチーズというのを買うことにした。

思いもかけない、母・娘・孫の女三代で過ごした時間。
楽しかったゎ~

「来週はお花見に行こうね」と、母と約束をした。

ロンドンへの手紙

2009年03月21日 | お友達
火曜日のお昼前、郵便局に行って、航空便を出した。
ロンドンに戻った友人に、壮行会での記念写真を送りたかったので。
料金は110円。
こんなに安かったっけ…。

そして、木曜日の深夜、メールの着信音が。
こんな時間に誰からだろうと、開けてみると、ロンドンの友人から。
写真が付いたことの報告と、お礼が書いてあった。

ビックリ
中一日しか経ってない
ずいぶん早く着くのだなあと、感心してしまった。

ロンドンに戻ったyuccoは、元気に暮らしているらしい。
「ロンドンの水が合っているみたい」と書いてある。
仕事探しの方は、まだ目的を達していないけれど、快適に暮らしているよう。

むしろ、去年の私のあれこれについて、いたわりと励ましの言葉までもらってしまった。
こうやって、互いにおもいやる事ができるのも、長い友情の賜物だろう。
これからも、時々はみんなで撮った写真を送ろうかなぁ…。


それにしても、航空便といい、メールといい、便利な世の中になったもんだ。
私としては、のろしの火が尾根伝いに急を知らせる(映画「ロード オブ ザ リング」の中で、視覚的にそれを見た時には胸が躍った~)という、古いやり方(古すぎ?)も好みなんだけど、でも、極東の国からロンドンに2日で手紙が届くというシステムには、感動してしまう。