パリでの5日間のフリータイム。
とうとう最後の一日になった。
足は疲労の極みだけれど、気持ちはまだまだ遊びたい。
ここのところのギャップが、このごろの私の旅行の課題。
でも、今日も頑張る~!
朝早くから、ホテルを飛び出した。
向かったのは、モンマルトル方面。
サクレクール寺院なら、朝早くても見学できるでしょ、というのがその理由。
地下鉄から降りると、ホラ見えてきた!
美しい白い教会。
かなりの高台なので、上り坂をフウフウ良いながら登る。
この日も少し霞が出ていて、遠くまではっきりは見えないけれど、これがパリの街。
良い眺めです。
同じように朝早くから勤勉な観光客が大勢いて、賑わっている。
この界隈は、朝早くから夜遅くまで、一日賑わっているんでしょうね。
寺院前の階段で、バイオリンを奏でるおじさん。
ボエームを弾いて欲しかったけど、なんと伝えていいかわからず、残念。
でも、素敵な雰囲気。
この彫像は生きてます。
ホラね、次の瞬間には、座っておしゃべりしてる。
白塗りにして、白い手袋、シーツのような白い生地をまとって、ポーズをとっているんです。
白い生地のしたにはジーンズをはいてました。
この木馬も有名。
と、ここまでは、モンマルトルの観光案内にのっている風景ですよね?
ところが、ここから地下鉄の駅に下る道沿いは、なんと生地屋さんが軒を並べている場所なんです。
こんな感じ!
えっ~!ここって、日暮里じゃない~?
パリにもこんなところあったんだ~!
日暮里ファンの私は、思わずお店に飛び込みましたよ。
いろんなお店があるようだけど、私の入ったところは、主に木綿の生地を売っていた。
2mとか、3mをくらいに裁断してあって、布端にそれぞれ10~30ユーロの値札が付けてある。
値札の付け方も、日暮里みたい~!
娘に呆れられながらも、2枚ほどプリント地を購入。
ここで一日過ごしても良いくらい楽しそうな生地屋さん街。
駆け足での通過だったけれど、モンマルトル、なかなかおもしろい場所でした。
翌日だったか、モンマルトル、サクレクール寺院に参詣。堂内に帽子を忘れたことも気付かず、例の大階段を降りた処に、あの、ヴァイオリン小父さんが奏でていました。そのとき、わたしは何も楽器をもっていませんだしたが、千載一遇の好機とばかり吹きたがる厚かましく共演 (? ) を申込み。
快諾 ( ニコニコ してくれたので、勝手にOKだと 解釈して ) 途中で転調のサインを出して呉れたりして、口笛で「 巴里の空の下 」「 題名を思い出せないーメロディは知っている」をうたいました。巴里旅行で一番の収穫だったかもしれません。沢山の方が、彼の動画や写真を撮っていて、名物小父さんのようですね。フランス文化庁 ( ? )あたりから、抗議が来はしないかと、少し気にかかりましたが、ま、いいか。50年目に、背中に羽根が生えてしまった家内と一緒に行けなかったのが 残念なことでした。
コメント、ありがとうございました。
あのバイオリンのおじさんと共演ですか~?ステキですね。
名所や旧跡を訪ねる旅行も楽しいですが、いろんな人と関わった思い出は、旅の一番の収穫のような気がします。
ステキな思い出を聞かせて下さって、ありがとうございました。
合わせて、奥様のご冥福もお祈りいたします。
きっと、空の上から、微笑ましくご覧になっていたことでしょう。