OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

秋の作品

2010年10月31日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
この秋はたくさんの洋服を作った。
といっても、着られるサイズのものはほとんどなく、お人形のものばかり。
少しは、私のワードローブも補充しなくてはと、試みたのがこれ。



日暮里のおなじみの店でふと手に取った格子柄の生地。
何とも手触りがいい。
生地にツヤもあるし…。
シャツなんて、買っても作らないかなぁと思ったが、あまりにいい生地だったので連れて帰ってしまった。

珍しく間を置かず完成しましたよ。
つまりそれくらい惚れ込んだ生地だったということです。
(イタリア製、先染めの木綿格子柄、小豆色に白のチェックです)

木綿の生地は、縫っていてもきちっと決まって縫いやすい。
アイロンもぱしっとかかるしね。

気に入った長さ、体にあったサイズ(太くて気に入らないけど!)に出来上がりました。

ランチ!@パンパシフィックホテル横浜

2010年10月29日 | お友達
友人とのおしゃべり会。
この頃、こういう女同士の会食を女子会っていうらしいですね。
私たちって最先端?

居心地のいいパンパシフィックホテル横浜で。

まず、和食の大志満で白帆弁当。



お弁当の蓋の上に小さなお花。
サッと霧が吹いてあります。
こういう心配りって嬉しいですね。





食前酒(山桃酒)とお浸し、治部煮。
それに、二段のお弁当。
ご飯、お吸い物、香の物、それにデザートが付きました。

いろいろ盛り合わせてあるお弁当の和食、目も口も楽しくて、大好き。

ゆっくりお昼ご飯を食べたあとは、迷わずティールームへ。



ケーキセットはこんなに豪華。
ケーキプレートの中から好きなケーキを2種、アイスクリームの中から好きなフレーバーを1つ選びます。
そして、コーヒー・紅茶の中から1種を選ぶ。
コーヒー・紅茶は、何度もお代わりを運んできてくれます。

12時半に待ち合わせをして、7時まで。
まあよくしゃべりました。
ホント、楽しい仲間達です。

〈追記〉
母は今日、秋の遠足に出かけた。
ここ二日ほど、ものすごく寒いので、厚手の服装を選んで、「これを着せて下さい」とお願いしておく。

行き先は、府中の森美術館だとか。
「楽しく過ごされました」と、OT園から電話で報告があった。

お人形のお布団

2010年10月28日 | 家族の話題
ricoちゃんへのプレゼント、着せ替え人形のお布団をしげしげと見ていた娘。
こんなことを言いました。

「フ~ン、人形ごっこには、こんな布団も使うんだ~」



「ほお~、タオルケットもあるんだねぇ」



ちょっと妬いているかのような、呆れているかのようなその一言。
聞き捨てなりませんね。

「何妬いてるのよ?あなたが小さい時にも作ってあげたじゃない」
「エッ~!なんも覚えてないんだけど~」

娘は小さい時、リカちゃんやバービーなどのお人形を嫌った。
目が怖いのだという。
サンタさんからもらったリカちゃんは、引き出しの中にしまい込まれて、お友達が来て遊ぶ時以外、出されることはなかった。そして、寝る時には、決して見えないようにしっかりとしまい込まれる。

おばあちゃんがくれた市松人形の顔をした姫だるまもダメ。
お兄ちゃんがサッカーオールを蹴飛ばす時をまねて、姫だるまを蹴飛ばそうとしていたのを、あわてて救い出したこともある。

で、遊ぶお人形はもっぱら縫いぐるみ。
布製の赤ちゃんの縫いぐるみは、なぜか「やましろさん」と名付けられて、けっこう可愛がられていた。
他にも、いくつかの動物の小さな縫いぐるみを可愛がっていて、お母さんごっこする時の子ども役をさせていた。

その縫いぐるみたちを寝かせるお布団が欲しいというので、私がはぎれで縫ってやったのだ。
小さなお布団はけっこう人気があって、娘のお友達がやってきた時には引っ張りだこで活躍していた。

なのに、覚えてないなんて~!
ま、子どもなんてそんなもんでしょ。
一人で大きくなったみたいに思っているんだから。

自分もままごとのお布団を持っていたことを知って、娘はかなり驚いた様子。
「私がお人形で遊んだなんて、ぜんぜん覚えてないわ~」
「やましろさんだけは覚えているけど」なんだそうな。

ricoちゃんだけじゃないのよ。
私は、ちゃんと娘も可愛がって育てましたとも。
それをちゃんと証明できて、ちょっとうれしかった夜でした。


Happy Wedding!

2010年10月27日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
大学時代から親しく付き合っている友人の娘が結婚するという。
赤ちゃんの時から知っている子の結婚というのは、なんとなく嬉しいもの。

お祝いといっても、よそのオバチャンからのささやかなものなので、まあ何にでも使えるのし袋が一番いいのだろう。
でも、それだけではちょっと気が済まなくて、こんなの作ってみました。



これは、このところごひいきのホビーラ・ホビーレで展示してあったコパンという縫いぐるみ。
パターンのみを購入。(315円)
ウサギとイヌとクマの3パターンのうち、今回は花嫁をウサギ、花婿をイヌにして、ベールやネックレス、蝶ネクタイを着けてそれっぽく仕上げてみた。

写真ではよく見えないでしょうが、左手には指輪代わりのビーズが光っています。
花嫁は豪華にビーズ3つ、花婿は1つ。

はてさて、若い花嫁は気に入ってこれるだろうか。

こんな工夫をしていると、私自身は楽しくて仕方がない。
機嫌良く遊べます。

出来上がったところを写メして、何人かの友人に送り付け、ほめてもらってもう大満足
今日も楽しく過ごしましたとさ…。

パン屋さん巡り 第一弾?

2010年10月25日 | 料理
先日、舅姑と一緒に、舅の携帯電話を買いに行った。
買った電話に息子や孫の電話番号やメルアドを入れ、初歩の使い方を教えるのは私の仕事。

コーヒーショップの一角で、携帯電話を両手に持って、四苦八苦していた間に、手持ちぶさたな姑はあちこちをふらふら。
我が家へのお土産用に、パンをいくつか買ってきてくれた。

そう言えば、ちゃんとしたパン屋さんのパンて久しぶり。
買って帰っても、食べる人もいないし、私が一人でジャンジャン食べるのはどうなんだろう…と、ここのところおいしいパンを書くのを控えていた。(娘は忙しくて、家でほとんど米・パンを食べない、夫もあまりパンを喜ばないし)
でも、久しぶりに食べたらおいしいの。
嬉しくって、パクパク食べちゃった!

さて、今日は月に2回のハンガリー語。
大岡山までのお出かけ。

大岡山っていう駅は、まあ小さな駅だし、住宅街であまり大きな商店はない。
でもね、都内の古くからの住宅街っておいしいパン屋さんがあったりするんじゃないかなぁ…。
そう思いついて、食べログなんぞを調べてみた。
うむ、良さそうなお店が何軒かあるみたい。

というわけで、15分ほど早めに付くように家を出て、授業の前にパン屋さんへ。

訪ねたのは、ベッカライ ヒンメル
駅から3分、すぐに着きます。
思ったよりも小さなパン屋さんだったけれど、ドイツ風の地味なパンも置いてあって、おいしそう。
たくさん買っても食べきれないので、小さなパンを3つばかり購入した。

ここで写真を添付したいところなんですが…。
うっかり食べちゃいました。(ごめんなさい

ブドウとくるみのハード系のパンは香辛料が利いていておいしく、白胡麻の付いた小さなライ麦パンは香ばしく、ついつい誘惑に負けて買ったココナッツとバナナのパンはみごとに私好み(甘さもちょうどいい!)。

やはり大岡山、古くからの住宅街の底力でしょうか。
来月のハンガリー語が、今から楽しみです!(って、何を目的に大岡山に行くんだか、本末転倒にならないようにしなければね!)

おばあちゃんは、dress maker! part2

2010年10月23日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
先週は針仕事するまもなく、バタバタと過ごしていたけれど、11月初めには七五三が迫っている。
のんびりしている暇はない。
少し焦って、Doll Ninaのドレス作りの続き。



カジュアルウェアは以前作ったのだけれど、その時に作りかけて仕上げていなかったパーカーをまず片付けた。(以前の作品はここ

そして、いよいよ着せ替え人形の神髄、ヒラヒラドレス作りに取りかかる。



白いお嬢様ドレス。
ricoちゃん好みのメロン色でベストも合わせてみました。



黄色のプリントワンピ。



赤いドレス。
チェックと無地との組み合わせがかわいいでしょ!



幸いなことに(?)、七五三の時期には、ハロウィンは終わっている。(でなきゃ、オレンジ地に黒いコウモリやカボチャの付いたハロウィンドレスも作ったと思う)
でも、クリスマスは目の前なので、サンタさんドレスも作ってみた。

お店(ホビーラ・ホビーレ)で見たら、キットが3000円以上、出来上がりは1万円を越えていた。
余りに高価なので、発奮して、うちにあった百円ショップの赤いフェルトや残り毛糸でなんとか工夫。
製図もないので、適当に生地を切って縫い、リボンやボタン代わりのビーズをつける。
白い縁取りは、毛糸で編んだもの。
こんなことしていれば、るんるん気分で機嫌のよい私です。

最後にお人形さんごっこの必需品。



「さあ、ねんねですよ」の時に、ぜひとも必要なお布団セット。
お布団を作ったクジラ模様の生地は、ricoちゃんが保育園で使っているお昼寝布団のカバーの残り布。
枕には、枕カバーもつけてみました。(どんだけ、遊んでるんだか!)



もちろん寝る時には、パジャマに着替えますよね。
そこのところに抜かりはありませんとも!

ところで、お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、この子、まだ裸足です。
そう、靴と靴下、そしてバッグの製作がまだなんです。
来週は、dressmakerから、shoemaker、bagmakerになる必要がありそうです。

モンブランは秋の味!

2010年10月22日 | 季節の話題
夕方、ワンコのご飯を買いに出かけた。
どうしても、今日じゃあなくっちゃいけない理由があって。

うちのくうちゃんは、けっこう病気が多い。
尿道結石の持病もあるので、特別な療養食を食べているのだが、これがなかなか高価な代物。
でも、他のに替えるとてきめんに調子が悪くなる。
ま、ささやかな倹約ではあるのだが、スタンプが倍押してもらえるワンワンとニャンニャンの日(11日、22日)に購入するよう心がけている。

努力の甲斐(?)あって、今回スタンプカードが一杯になって、次回1500円割引いてもらえることになった。
そのお祝い…というわけではないけれど、帰りにケーキやさんに寄ってみた。

アン・プティ・パケ

目的は、モンブランを買うこと。
だって、秋はやっぱりモンブランでしょ!



これが、アン・プティ・パケのモンブラン。
ちょっと変わった形です。
もちろんおいしくいただきましたが、横に貼り付けてある柔らかめの焼いたメレンゲクッキーを食べるタイミングがわからない。
普通の形がいいかなぁ…とも思ってしまった。

嬉しいことに、この日はこのお店の創業祭に当たったらしく、全品二割引。
思わずニンマリでした。

お店の中は、ハロウィンの飾り付けで賑やか。



座りのいいカボチャよりも、細長いこのカボチャの方が不気味な感じが強いと思いませんか?

お昼の名曲サロン@王子ホール

2010年10月20日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
銀座王子ホールでのアフタヌーンコンサート。
珍しく声楽ではなくて、室内楽。



お昼の名曲サロン~モーツァルト イン オータム~

演奏者は、長原幸太(ヴァイオリン)、鈴木康浩(ヴィオラ) 、上森祥平(チェロ)、一戸 敦(フルート)というメンバー。
なかなかフレッシュで、明るい方達でした。

まず、バイオリンとビオラのデュオで二重奏曲 第1番 ト長調 K.423より 第1楽章と二重奏曲 第2番 変ロ長調 K.424より 第2楽章。
その後に、サプライズでヘンデル/ハルヴォルセン:パッサカリア

チェロを加えて、三重奏でディヴェルティメント 変ホ長調 K.563より 第1楽章、第4楽章。
そして、サプライズでドホナーニ:弦楽三重奏曲 Op.10 より 第1楽章。
このサプライズは、チェロ奏者にとってもサプライズだったらしく、舞台上で楽譜を渡され、「エッ、弾いたことないよ」みたいな反応のあと、みごとなアンサンブルを聴かせてくれた。(やっぱりプロってすごいわ~!)

最後に、フルートを加えての四重奏。
フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K.298とフルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285。
アンコールがモーツァルト:「魔笛」 より なんと強力な魔法の音が

このところ、某局朝の連続ドラマのテーマ曲のバイオリンにいらついていた。
私って、もしかしたらバイオリンの音が合わないのかも…と。
でもね、今日のバイオリンの音はきれい。
とはいえ、ビオラやチェロの低音の方がやはり落ち着くんだけど。

銀座でのコーヒー付き(ヨックモックのクッキーも付く!)のコンサート。
美しい調べ。
満足しないはずもありませんね。

ところで、今日隣の席のおば様が、ライト付きのルーペで、プログラムを読んでいらした。
あれ、いいわ~!
早速探して、手に入れなくては



パスタ 続編

2010年10月19日 | 料理
先日、料理教室の時に、余ったパスタの生地をもらって帰った。
冷蔵庫に入れて保管していたけれど、いつまでも置いておくわけにもいかない、無駄にするのもイヤだったので、とにかく伸してしまうことにした。

朝一番から、麺棒で力任せに生地を伸すのは、けっこうつかれますねぇ~。
ビクトル曰く、「伸ばす時に汗をかいたら、おいしいパスタが出来上がるよ」
汗かかないで、手延べパスタができる人は、力持ちだと思います。

さて、出来上がりを乾燥させる。



こうやってよく乾燥させておけば、けっこう長持ちするそう。

でも、やっぱり食べてみたかったので、夕食は手作りパスタに。



ゴメンね、ビクトル!
ハンガリアンというよりも、イタリアンになってしまった…。

フェットチーネ風。
茹でた平打ち麺に、ほうれん草、生クリームを和え、塩胡椒で味付け。
最後にチーズをのせました。

パスタの生地は、小麦粉250gに卵2個と塩と少々の水を混ぜて作ります。
伸す作業はちょっと骨だけど、おいしいので、時間に余裕のある時は手作りもいいかもしれません。

ハンガリー料理教室 パスタの巻

2010年10月17日 | 料理
10月のハンガリー料理教室。
今月のテーマは、パスタでした。

ビクトルの指導の下、小麦粉を混ぜて伸すところから始めて、4種類のパスタを作ります。





パスタの形は二種類。
正方形のものと、細長い形。
合わせる材料によって、形が違うらしい。





手の込んだパスタソースはじゃがいものパスタのソースだけ。



タマネギ、ピーマン、トマト、ニンニクをみじん切りにして炒め、パプリカパウダーとペーストを加えてさらに炒め、水を加えてゆっくり煮たところに、じゃがいもを入れて煮込んで出来上がり。
「野菜だけでこんな味が出るの?」というくらいリッチな味わいです。



これが、ビクトルの作ったじゃがいものパスタ。
正方形のパスタを茹でて、上記のソースと絡めています。

他の三種類はいたって簡単。



カッテージチーズパスタ。

ハンガリー産の塩辛い燻製の効いたベーコンを賽の目に切って炒め、細長いパスタと和え、カッテージチーズとサワークリームを好みでかけていただく。
ハンガリーのベーコンの味が生きている。
日本のベーコンで、この味を出すには一工夫必要のようです。



キャベツのパスタ。

キャベツをすり下ろし器で細かくカット。
大量のキャベツを鍋で、炒め蒸して、水分を飛ばす。
味付けは、塩と胡椒。
正方形のパスタと混ぜる。
かなり、胡椒を利かせた味、キャベツの凝縮した味が特徴でした。

お土産に持って帰ったこのパスタを、夫に食べてもらったら、「これはすごいキャベツの味だね、ぎゅうっと詰まっている感じがする」との感想。
私にとっても初めての調理法、味で、興味深いものでした。



最後に、くるみのパスタ。
甘い味のパスタです。

くるみのパウダー3に、パウダーシュガー1を合わせたものを、細長いパスタにまぶすだけ。
食べてみるまでは、口に合うのかちょっと心配だった…。
だって、パスタが甘いのよ。
でも、普通においしい。
くず餅にきな粉をかけたものに似ている感じ。
「黒蜜かけてもいいかもね」と、みんなも同じ感想を持ったようでした。



これが私たちのテーブルが実習した作品。
パスタが、ビクトルの作ったものよりも少し厚めでもっさりしていましたが、おいしく食べました。

今日は、1kgの薄力粉を使っての実習で、捏ねるのに大汗をかきたいへんだったけれど、その1/4くらいの量ならまあ家庭でも作れそう。
ぜひまた作ってみたいと思います。