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OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

三日目 大阪巡り

2011年04月15日 | 母娘関西旅行

順番からいうと、二条城のライトアップについて書きたいところだけれど、私のカメラでは夜景が撮れない。

娘から画像をもらうまで、二条城の記事は後回しにしますね。

 

というわけで、二泊三日の最終日、大阪観光。

娘の観光のしかたは、「るるぶ」の写真に載っているところを巡って、写真に出ているお土産物を購入するというもの。

「大阪」と言われても、どこを見て良いかわからない私は、娘の流儀に合わせて、「大阪城」、「通天閣」、「道頓堀」という典型的な観光地をピックアップ、順繰りに回ることにした。

 

まず、大阪城。

大阪城公園という環状線の駅から下りて、さっと大阪城を見るつもりでいた。

でも、外堀から、天守閣までの遠いこと。

 

だいたい、姫路城のすぐそばの学校で6年間を過ごした私にとっては、お城と行ったら姫路城。

熊本城も、松江城も、岡山城も、小田原城も、姫路のお城に比べたらホントおもちゃみたいなもの、姫路のお城が一番と思っていた。

だいたい大阪城って、エレベーターがあるって言うじゃない。

そんお城って、見る必要あるかしら?

そんな不遜な考えでいた私の、大阪城初体験。

 

イヤイヤ、百聞は一見にしかずですね。

さすが豊臣秀吉が絶頂の権力で築城したお城、スケールの大きさに圧倒された。

歩いても歩いても、天守閣に着かない。

石垣の石の大きさ、半端じゃない。

昨年、姫路城観光した娘も、「姫路のお城が一番立派って言ってたけど、大阪城の方がすごくない?」と、尋ねてくる。

そう、その通り、好き好きはあるだろうが、造るに当たってのエネルギーの大きさは大阪城に軍配が上がる。

「やっぱりすごいわ~」というのが正直な感想だった。

 

 

ハイ、やっと天守閣に辿り着いた!

ここまで来たら、天守閣に登らなくっちゃあね。

軽蔑していたエレベーターだけれど、疲れた足にはありがたい。

淀君気分で、天守からの桜を眺めおろした。

 

満開です。根元のブルーシートがちょっと興醒めだけど。

 

登ったものは下りなきゃならん、そして、またかなり距離のある駅までテクテク。

足は疲れているけれど、どこをみても美しい桜が目に入るのは楽しい。

 

さあ、次は通天閣。

環状線新今宮駅で下車をした。

娘は、金曜日に仕事で岸和田に行っていたらしい。

「新今宮で南海線に乗り換えた」という。

そこで、ふらふらと南海線乗り換え口の方の改札に向かい、その横にある寂しい西出口から通りに出た。

 

通りに出たとたん、目が点!

真ん前に見えたのは、「あいりん地区職業安定所」の大きな看板だった。

観光地とはほど遠い雰囲気の街並み。

こういう大阪もあるのよねとは思うものの、関東に居てさえ、山谷や寿町などに足を踏み入れたことがない私は、その存在感に圧倒されてしまった。

 

大きい通りを速足でサッサと歩いて、無事、串カツ屋さんの並ぶとおりにたどり着けた。

ここは、西出口とは全く雰囲気が違って、賑やかないかにも大阪という通り。

そして、良く写真で見るタワーも見えてきた。

 

ちょっと古めかしいけど、まあ展望台まで上がりましょう。

エレベーターを乗り継いで、展望台へ。

やっとこの方に会えました。

ビリケンさん。

かわいいんだか、かわいくないんだか、ちょっと不明のキャラだけど、よく見ているとなかなか味がある。

足の裏をなぜると幸運に恵まれるというので、足の裏のくぼみに指を入れて、しっかりなぜてきた。

平和な展望台でも、胸のどきどきはまだ止まらない。

展望台から眺める周囲の街並みも、この辺りがかなりディープなところだと示している。

もう二度と観光に来ることもないだろうと思い、展望台5階限定のビリケンさんストラップを購入した。

 

帰り道はちょっと余裕が出て、商店街で、いろんなビリケンさんと記念撮影。

 

 

色も、大きさも、いろんな子達が、店の前に飾られています。

共通するのは、「きもかわいい」かな?

 

さあ、最後は道頓堀。

これを見て、蟹の大きな看板も確かめた。

そして、堀の濁った水を見て、「これに飛び込む人がいるなんて信じられないね」と娘と顔を見合わせる。

法善寺では、水掛不動の苔むしたお不動様にしっかり水をかけてお参り。

 

最後に、道頓堀の見えるお店でこれを食べた。

そう、お好み焼き。

粉の具合も、ソースの味も、やっぱり本場。おいしかったわ~!

 

これで、母娘の大阪観光は終わりです。

 

 

 

 

 

 

 

 


2日目 京都はおいしい!

2011年04月14日 | 母娘関西旅行

土曜日は、7時に起床。

8時半にホテルを飛び出して、大阪駅地下の喫茶店で、モーニングの朝食を済ませた。

東京では喫茶店でモーニングってあまり聞かないけれど、関西のモーニングって安くてボリュームがある。(名古屋ほどではないけれど)

関西を知らない娘は、500円でタマゴサンドがしっかり付いたコーヒーのモーニングセットに驚き、満足げだった。

 

さあ、お腹が一杯になったら、京都へ。

 

京都駅前で、500円の一日乗り放題のバスチケットを購入。

娘のリクエストで、清水寺へ向かった。

朝起きた時に降っていた雨も、京都に着く頃にはすっかり上がったので、傘は必要なし(ラッキー!)。

さすがにベストシーズンなので、観光客は大勢、そのシッポについて歩くのは、我々母娘の流儀に合わない。

バス停から、五条坂を速歩でずんずん登った。

 

桜に囲まれた清水の舞台、晴れてきたので京都タワーもしっかり見えています。

 

縁結びの地主神社では、娘が良い縁に恵まれるようにしっかりお祈りし、清水では家内安全と今回の地震・原発事故の復興が一日も早く行われるようにと願った。

たくさんの観光客がいるけれど、境内も広いので、それほど行列しているふうにも感じられない。

桜の満開を鑑賞しながら、ゆっくりと清水を楽しんだ。

 

ハッと気がつくと、もう11時。

「たいへんだ!お昼の予約が11時半。祇園に急がなくっちゃ!」

今度は三寧坂を、速歩でずんずん下る。

 

今回の京都の目玉は、東京から予約しておいた祇園花見小路「豆寅」でのランチ。

観光案内の写真の中から、娘が「これが良い!」と指差した豆鮨会席を目指して急いだ。

 

 

ここです!ここです!

 

ここでいただいたのがこれ。

鰆の湯葉包み、桜あんかけ。

鯛のあらい。

 

竹の子の付け焼き

豆鮨(上段左から、小鯛、鯖、竹の子、マグロ、鮭、中段左から、稲荷、エビ、蕗、玉子、菜の花、下段左から、昆布、穴子、、ミョウガ、いか、生姜)

わらび餅。

 

ねっ、おいしそうでしょう?

おいしかったんです!

とくに竹の子の付け焼き、手で持って、カジカジするのが楽しかった。

それに、豆鮨、かわいいだけじゃなくて、ホントに良いお味。

あれもこれも、お代わりしたいおいしさでした。

 

昼食後は、

建仁寺

円山公園

知恩院などを回り、祇園界隈の観光は終わり。

次は、二条城の夜桜ライトアップに出かけます。

 

 

 

 

 


初日は一人で

2011年04月12日 | 母娘関西旅行

 

娘の自由になる日は土・日。

フルに遊べるように、私は金曜の夕方から合流することにした。

でも、宿に直接行くのはもったいない。

途中でちょっと寄り道して、観光しなくっちゃ!

 

どこに行こうかと考えた時に、すぐに思い浮かんだのが醍醐寺。

2年程前に夫といったお寺だが、その時の印象がとてもよかった。

モミジにの錦に彩られた境内。

時代の重みを感じさせる建物や庭の佇まいも美しかった。

 

そして、この二泊三日の週末はお花見最適日。

秀吉にあやかって、ぜひぜひ醍醐の花見を楽しみたいと京都での途中下車を決めた。

ウ~ン、あいにくの雨。

でも、その分観光客も少ないのかもしれない。

一人で意気揚々と醍醐寺へ向かった。

 

きれいでしたよ~!桜に彩られた醍醐寺。

私の拙い写真ですが、その美しさが伝わればいいな~と思いながら、載せてみますね。

 

しも醍醐 山門。

三宝院脇のしだれ桜。

弁天堂の池。

秋にはこんな感じ。

全く違う景色です。

霊宝館脇の、屋根より高いしだれ桜。

ここは参道。両脇の桜が満開で、ここを歩いているだけでも十分なお花見です。

この日は、4月8日。

灌仏会だったので、美しく花で飾られた花御堂が作られていました。

私ももちろん、仏様に甘茶をかけ、お振る舞いの甘茶をいただきました。

 

なかなか見応えのある醍醐寺。

本当は上醍醐まで足をのばしたかったのだけれど、片道(山道で)1時間と聞いて諦め、しも醍醐だけをゆっくり見学。

それでも見所たくさんで、2時間余りをこのお寺で過ごした。

 

大満足で見学を終え、娘と宿泊する大阪のホテルへ。

ここからが楽しい母娘旅行の始まりです。

 

おまけ

これ、最初に日の夕飯。

美々卯のかやくうどんです。

「かやくうどん」って、関東にはないから、娘は「何が入ってるの?」と興味津々で覗いてました。


母娘関西旅行 言い訳?

2011年04月11日 | 母娘関西旅行

三日にわたって、携帯から写真だけを送っていましたが、今日からしばらくは母娘関西旅行のご報告を。

母娘での旅行は、ハンガリー、シンガポール、ラスベガスと毎年一回ずつ、今年で四度目。

今回は二泊三日の短い旅行なので、あまり多くのことはしていませんが、母娘での旅行も娘が結婚するまで(今のところ、予定はないようですが!)の事なので、思い出に残るようできるだけ形として残しておきたいと思います。

 

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さて、こんな時期に、なぜ旅行?と思われたかも…。

実は急に決めたんです。

 

娘は仕事の関係で、先週の水曜日から一週間の関西滞在。

週末も予定があるのだろうと、あまり詳しいことも聞かずにいたら、「土・日は一人でどこを見ようかな~?」なんてつぶやいてる。

「えぇっ~!ひとりなの~?」

「ウン、お母さん来る?」

「行っていいの~? 行く!」

出発の前々日、こんなふうに旅行の実施が決まった。

 

娘の出張に付いていくなんて、過保護ママみたいだけど、金曜日に出発し、土日だけ一緒に遊んで、私は一足先に帰宅するというプランなので、まあ過保護と言うこともないでしょう。

なんとしても、娘と旅行できるチャンスは逃したくない!

決断は早い私。

 

新幹線で二時間余りで行けるし、ホテルもインターネットから簡単に予約できるし。

「さあっ!」と決まったら、あっという間に手配は出来上がり、早寝した夫には事後承諾。

「クウちゃん、男同士一緒に留守番しような」っていうのが夫の言葉だった。

きっと呆れていたんでしょうね!

 

 

 


醍醐の花見

2011年04月08日 | 母娘関西旅行


豊臣秀吉の最盛期、1598年に行われた醍醐の花見。
確かこの花見の後直ぐに、大地震が起こったと記憶している。

大地震の後(昨晩も大きな予震があったけど)、今日は京都まで遠征して、醍醐寺でお花見をした。
満開の桜が見事。
さすが醍醐だと、雨に濡れてしっとりした桜を鑑賞しました。
週末は、娘と関西で過ごします。