感謝

ゼェゼェしながら坂道を上るボクの横を爽やかに、「おはようございます」と言いながらスタイルの良い女性が追いこしていきます。
言葉にならない朝の挨拶を返しながら、高分子の気持ちがわかったような気がします。

今日が誕生日の生化学者ウィルヘルムティセリウスの有名な功績の1つが電気泳動法。担体（荷電粒子や分子）が電場を移動する現象を利用した解析手法とか。
担体は荷電と反対の極に向かいますが、酸性アルカリ性（水素イオン濃度指数、PH）の勾配があると荷電０の点で停止します。
高分子（分子量の大きい）ものほど移動しにくくなるそうで、まあ、取り残されたボクの様なもんかと。

電気泳動はDNAやタンパク質の解析等に利用され、医療の発展にも大きく貢献したようです。

一月ほど前、郵送ではなく保健センターのスタッフが直接手渡しに来た「要支援」と書かれた健診結果の、文字通りのトリプル（それ以上？）レッドカード。
昨日の検査でHba1cの値はやや下がったものの未だにレッドゾーンですが、その他は全てほぼ正常値に戻りました。。

これも保健センターの方が出向いてくださったインパクトとお医者さん、そして朝食後1錠づつ服用するテネリアとアムロジピンのお蔭でしょう。
医療に携われている方々すべてに感謝します。