心を繋ぐ教育目標

【心を繋ぐ教育】が重点目標の中学校で、【思春期の心と体】のお話をしていて、なんだか私の心も繋がったような気になってきました。

前に出てくれた生徒さんが、さまざまな表現力を出してくれましたので、全校生徒さんに、私の思いがしみこんでいくようで、久しぶりに充実感あふれる思春期講座でした。
みんな真剣で、私が会場からいっぱいエネルギーと若さをいただいた感じでした。

表現力をつけてもらいたいと、いろいろ掛け合いましたが、予想を上回る表現をしてくれて、無理なく多くの子どもが自分の将来を見つめてくれたように感じ、終了後にも個人的に私に声がけしてくれた生徒さんがいました。

「先生、僕が最初に前に出て行って発表してあげたから、後からみんなが前にすぐに出てくれてよかったね」
と、私のマネージャーのような気分で話してくれる少年がいました。
「君はコミュニケーション能力が備わっているから、将来成功しそうだね。すごいねえ～」
って言ってあげたら、将来の夢を教えてくれて職業も決めたって言っていました。「成れると思う？」って、人懐っこく話してくれました。
「だいじょうぶよ、あの最初に手をあげた勇気と話しぶりから、きっと、なれるね」
「ありがとう。それじゃがんばるよ」
「君の事一生覚えているから、がんばってね」笑顔で別れました。
初対面でしたけどそこまで私と心が繋がっているのは、校長先生が推し進めてくださった、「心を繋ぐ教育」の賜物です。校長先生ありがとう。
ここの学校で前に出てくれた10名弱の代表生徒さんたちやみんなと、一緒にここで学校生活をしたいと私は心からそう感じました。
そういう気持ちになれたのは、この会が盛り上がった証拠です。
学校側のセットが素晴らしく、養護教員の影の努力があってのことです。先生方やPTAの保護者の方々のおかげでもあります。感謝感謝感謝です。

♪みんな光ってみんないい♪

　　　　　滝井なみき