Eの有志で本物の子ども時代考察のために、
映画宝箱で『世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方』を観てきました。
中村所員から感想が、届いたのでご紹介します。
【中村です。シネギャラリーにて、映画「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」を観てきました。
あらすじは、何もかもが平均的なドイツのある村で、大好きなおじいちゃんおばあちゃんたちが老人ホームに入れられてしまいます。なんとか助けたいと、4歳児の6人が、列車を運転したり、クレーン車を操作したりと、奇想天外な方法で次々と行動を起こします。結果、村中が大変なことに…でもおじいちゃんおばあちゃんが老人パワーで活躍し、村を蘇らせます。
とにかく、可愛い4歳児に驚かされっぱなしでした。いろんなことが出来るんです!
運転しているトラクターが海に落ちても、難なく海からあがってきたり、列車が横倒しになっても、その後すぐに元気よく走り回ったり、えっ!と突っ込みどころ満載なんですが。
そもそもそれが大人の感覚ですよね(笑)
今回の映画は、絵本や児童書にはなっていませんが、読んで想像したほうがいいのかなと思いました。
映画宝箱には、本当の子ども時代を考察するという目的がありましたが、今回はファンタジーが多過ぎて、考察が難しい映画だったかもしれません。
幼稚園児や小学校低学年の子どものほうが先入観なく、単純に楽しめる映画かもしれません。実際に、3/5(日)には、シネギャラリーで親子映画の特別上映がありました。
映画の評価も高かったので映画宝箱としてオススメしましたが、次回はもっと吟味が必要だと、私の反省です。
ご参加下さった皆様ありがとうございました。
また、これから観に行く予定の方は、少しネタバレになり、申し訳ありません。】
以上です。中村さんありがとうございました。
今 まで回数を重ねてきた【本物の子ども時代考察】のために選んだ
映画は、基本的に絵本が原作だった ように思います。
なぜ、私たちが絵本を研究しているかというと、
絵本には、必ず【子どもの心を育てる】
という大前提があります。
「やかまし村の子どもたちシリーズ」
など、とても参考になり、深い考察ができました。
今回の映画は
エンターテイメントの要素が大きかったようで、4歳児の6人が
不死身すぎて、不気味に感じたからではないでしょうか。
普通の子どもが、主人公の時に、視聴者や読者は、ストーリーに入り込み、登場人物に同化しやすくなります。
私には、その部分で残念な思いが 感じられました。
後日、 他のEの所員との、
感想座談会が楽しみです。
♬世界の子 理解深める 絵本なり♬
♪みんな光ってみんなE♪
滝井なみき