ふと折り紙で鶴を折ってみようと思った。
引き出しから、娘たちが小さいときに使っていた折り紙を取り出した。
先日、片づけをしていたら、あちこちから折り紙の残りが見つかって、
それをまとめておいたもの。
私が小さいときには、いろんな色の中から金色と銀色が宝物で、
好きなピンクとか赤、水色や黄緑色や黄色は使うのに、
黒とか茶色とか地味な色ばかりが残ってたな。
娘たちの使いかけの折り紙も、地味な色ばかり。
その他に、グラデーションや模様のついたものもあって、
折り紙をして遊んだことを思い出した。
グラデーションの折り紙を一枚手にすると、ノスタルジックなにおいがした。
昔からしていたように、折って、こうやって、そうして・・・・・・。
あれ、何か変だと思って手を止めた。
どうやって折るんだっけ?
わからなくなったことに愕然とした。
そういえば、E表現のYOさん。折り紙の名手だ。
最近、若々しくなって元気に活躍しているのは、
手先を使って、細かいところまで気を配り、美しい作品を作り続けているおかげ?
折り紙とペーパークイリングで、素敵になっていく理由がわかった気がする。
それでも、無事に折り鶴ができて一安心。
引き出しの中に残ったたくさんの折り紙は、私の頭の体操のためということか。
(M.H)