E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

折り鶴

2014-11-13 21:03:55 | エッセイ

ふと折り紙で鶴を折ってみようと思った。

引き出しから、娘たちが小さいときに使っていた折り紙を取り出した。

先日、片づけをしていたら、あちこちから折り紙の残りが見つかって、

それをまとめておいたもの。

私が小さいときには、いろんな色の中から金色と銀色が宝物で、

好きなピンクとか赤、水色や黄緑色や黄色は使うのに、

黒とか茶色とか地味な色ばかりが残ってたな。

娘たちの使いかけの折り紙も、地味な色ばかり。

その他に、グラデーションや模様のついたものもあって、

折り紙をして遊んだことを思い出した。

グラデーションの折り紙を一枚手にすると、ノスタルジックなにおいがした。

昔からしていたように、折って、こうやって、そうして・・・・・・。

あれ、何か変だと思って手を止めた。

どうやって折るんだっけ?

わからなくなったことに愕然とした。

そういえば、E表現のYOさん。折り紙の名手だ。

最近、若々しくなって元気に活躍しているのは、

手先を使って、細かいところまで気を配り、美しい作品を作り続けているおかげ?



折り紙とペーパークイリングで、素敵になっていく理由がわかった気がする。

それでも、無事に折り鶴ができて一安心。



引き出しの中に残ったたくさんの折り紙は、私の頭の体操のためということか。


               (M.H)