E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

世界の中の日本教育談義

2012-06-24 00:37:49 | Education

【世界の中の日本教育談義】

今日は本当に面白い一日でした。
    

ある小学校でオープンスクールの特別授業をさせていただきました。
空気の美味しい校庭の「さるすべり」さんにもこんにちは!
       (本当にすべすべで猿はすべるわ)

対象は1年生から6年生までの全員と、保護者と教員。

テーマは「おやこのきずな」
ひらがなで書くと難しいですが、漢字で書くと「親子の絆」で
パッと見て簡単に理解できます。

一年生は「ひらがな族」ですから、演題をひらがなにしていただきました。

ひらがながまだ大して良く分かっていない一年生に、こういう難しいことを理解してもらうのはトホホで至難の技です。

集中力が5分と持たない一年生相手に一時間半の講義ですから、私の講演の中でも神経の疲れる仕事です。

飽きられると、よそ見するし、あくびがでますから、準備の段階から、私は仕事のバージョンを「ひらがな」で進行します。

一方、6年生には「ひらがなバージョン」では、簡単すぎて飽きが来るので、一歩間違うと、冷たい視線を容赦なく投げかけてくるでしょう。

それに加え仕事を休んでまで参加くださっている保護者の方々に教育的配慮と示唆を示さなければいけないので本当に難しいことです。

しかしこれをやり遂げたら最高の仕事と自負しています。
しかも、体育館に珍客「ヒヨドリ」が飛んできて、タイムリーにウンチやおしっこをしたから子どもたちは大騒ぎ。
ウンチをまき散らすので、かかりそうになって、子どもたちには全員舞台に上がって頂き避難しました。


命の話に脱線したり、性教育もできて、大喜びで拍手喝さい。

終わった後の快感は最高です。
雰囲気にのまれた保護者からの質問はすごいです。
後から個人的質問も根深いものばかりでした。


性教育クリエーターの分野でも今回対象でない中学3年生のお子さんの相談まで幅が広いです。
深刻な悩みが解決し、お母さんのほっとした顔を観て、私は一期一会に感謝。

今日はO校長先生と美味しいお弁当をいただきながら、「世界の中の日本教育談義」
に花が咲きました。
講演会終了後もたっぷり教育談義でき、久しぶりに、生きてるって実感できました。

【子どもたちが変わる・保護者が変わる・ついでに先生も変わる】
世界のあちこちを教育視察された経験がある校長先生でしたので、日本の子どもたちの現状や将来を危惧されています。


何か行動を起こさなくては・・・と、きょう、お尻に火がついたとおっしゃっていましたから、次のステップに移行されるのは、すぐでしょう。

学校が活性化され、地域が活性化されますね。
こういう取り組みを政府が後押ししてくれて嬉しい。
予算をくださった政府に感謝です。
日本が生き生きする近道ですからね。
きょうは校長先生と二人で世界会議をした気分。

ありがとうございました

 ♪伝授には ひらがな族が 難しい♪

♪みんな光ってみんなE♪

       ナキ 滝井なみき