先日のブルノでのオフィシャルテストでドゥカティがホンダやヤマハの1000CCと比較する
ためにも、何故1000ccGP12を持ち込まなかったのか、疑問が残るところですが
最近になり、ロッシのみが発言するようになった「茂木問題」についての彼の発言。
今まではホルヘを始めストーナー等が相当、強い口調で発言していたのが、
先日のブルノでの週末「ドルナ社の説明」以降、口を閉ざすように。。。
ロッシ曰く:「選手の中には強いプレッシャー受けている者が何人かいます。
特に日本メーカーのマシンに乗ってる選手達です。」
来季のワークスライダーはドビを除き今季と同じメンバーであることはほぼ間違い
ないにしても今の時期、来季の契約交渉と重なるため選手達にとっては
デリケートな時期。
続けてロッシ:「原子力発電所がまだきちんとしたコントロール下に置かれていない
場所へ、これからも大地震が来かねないような場所へ行ってレースをするなんて
ことがグッドアイデアとは思えません。」
ボイコットと言う表現は適当ではない。誰も日本に対し遺恨などなく、日本に対し
ての嫌がらせでもない。
ロッシ:「僕は日本遠征には反対していません。例えば、鈴鹿じゃ駄目なんでしょうか?」
日本メーカーと絡む選手達はノーコメントを貫き、現在日本メーカーとさほど絡みが無い
ロッシに追随したいと思ってる。
最後にロッシはこうも言ってる「メカニックのように身の安全について配慮してもらえず、
契約更新を心配しなければならない人達も居る」と。。。
かねてから言ってる「鈴鹿開催」について。
今の時期、ここまで来てしまった以上、もし鈴鹿に移った場合「やはり茂木は危険」と
いうことになってしまう。
もっと早い時期であれば「茂木は危険ではないけれど施設の修復に問題があるため」
とか、何とでも理由付けは出来たはず。
時既に遅し。。。
開催される場合、「行くとなれば水、食料は持参する」という選手まで現れ、正に
風評被害を招く結果になってしまうであろう茂木。
何故出なかったんでしょうね、鈴鹿案。
帰って来て欲しいです、鈴鹿へ。。。
鈴鹿のF1開催日にも近いですし、運営面でも少し無理があるかもです。
しかし、例の最終シケインやエスケープゾーンを国際連盟が
認めないという話も耳にしますが、「んじゃ~?8耐は?」
って、ことになりますよねぇ。
何故なら「鈴鹿8耐」はれっきとした「FIM世界耐久選手権シリーズ」の一つ。
おかしな話です・・・。