先日のミザノのレースにおいて、トップのロレンソとのギャップ5秒でチェッカーを受けたGP12。
レースウィーク中、FP3のみであまり走行出来なかった中、GP12だけは事前のテストでのデーター
蓄積があったとは言え、あまりにも安定している走りを披露したGP12。
レースの翌日、居残りで予定されていたプライベートテスト。元はヘイデンが受け持つ予定が
やはり右手首の具合が悪く急遽、ロッシが受け持つことに。
テスト内容はシャーシ。ジオメトリーは同じの堅さのみが違うシャーシとスウイングアームを試す。
僅か14ラップを走ったヘイデンは好印象を受けたとコメント。
一方の代役ロッシはヘイデンほどの好印象は感じず、次戦アラゴンで試してみないと分からない
とコメントする。
しかし、テスト風景の写真を観る限り、明らかに今までのものとは違う印象を受ける。
「GP12は何故速くなったのか・・・」
ロッシ自身がレースを振り返る:「ボケ老人としてはかなり良い出来だった」
「ダニがあんなことになったので実質は3位だったのかも知れないけど走っていて表彰台は
確信していた。。。」と。
速くなった理由。。。ロッシが離脱を決めたから?いやっ。ただ単にGP12が熟成されただけ?
確かなのは、やっと熟したマシンとそれを待てなかったライダーが居ただけのこと・・・。
(ロッシは秀吉や家康にはなれず、信長であったということ。。。笑)
あれだけ嘆いて訴えても改善せず、違うところをいじりながら。。。一説にはYの古沢氏に助言をもらったからとか言われてますが。。。
とにもかくにも新フレームは気持ちいいようですね。
たら、ればは禁句ですがあと数ヵ月早かったらどうなっていたか。。。
というわけで残りレースがやっと。。ついに。。面白くなりそう?
知れませんが、久しぶりに見るGP12は激変しているようにも見えましたねぃ。
結局はアルミじゃなくてカーボンフレームっていう噂もありますが
実際のところは分かりません。
でも、フィリッポと古沢の立ち話が「助言」とまで言われるのには
少し違和感もあり、先ずそれは無いと思いますねぃ。
まっ、待てなかったロッシと待つことの出来たヘイデン。
多分、ヘイデンはもう何年もドゥカティと付き合っているわけで
彼なりに理解していたんでしょう。「諦めずに・・・」
後、残すところ5レース。
二人揃って表彰台に立つことを期待するのみです。